
人類への警告! SDGs
今、注目のワードSDGs
国連が発表したこのプロジェクトですが、
実はこれはあなたにも関係があるんですよ?
今は実感がないと思いますが、SDGsじわじわとは世界を取り込んでいくでしょう。
SDGs
SDGs=Sustainable Development Goals
日本語訳すると「持続可能な開発目標」ですね。
これは、2015年国際連合サミットにて採択された2030年までに世界が目指す開発目標です。
参加国は190の国や地域。
「世界中誰一人取り残さない」
という理念の元に、17の目標がかかげられました。
そして、それを達成するために169個のターゲット(より具体的な目標)が定められました。
この目標のキーワードは
「世界中誰一人取り残さない」
つまり、世界中の誰もが世界全員のためにやらなければいけないということ。
あなたもSDGsのために、行動しなければならないんですよ?
17の目標
では、僕たちは具体的に何をすればいいのでしょうか?
それを知るために、SDGsがかかげる17の目標や価値観を見ていきましょう。
①貧困をなくす
②飢餓をゼロに
③すべての人に健康と福祉を
④質の高い教育をみんなに
⑤ジェンダー平等を実現しよう
⑥安全な水とトイレを世界中に
⑦エネルギーをみんなに そしてクリーンに
⑧働きがいも、経済成長も
⑨産業と技術革新の基盤をつくろう
⑩人や国の不平等をなくそう
⑪住み続けられるまちづくりを
⑫つくる責任 つかう責任
⑬気候変動に具体的な対策を
⑭海の豊かさを守ろう
⑮陸の豊かさも守ろう
⑯平和と公正をすべての人に
⑰パートナーシップで目標を達成しよう
継続可能な開発目標とは
SDGsは将来の子供たちと、現代に住む僕たちのニーズを両方かなえようしています。
今の経済活動をを犠牲にして将来のために、とか、
将来を犠牲にして今の経済のために。
といった、考えではないんですね。
求められる3つの調和
17の目標をざっくり3つに分け、その調和を求めています。
その3つとは、
①経済開発
経済開発を通じて富や価値を生み出していくこと
②社会的包摂
社会的に弱い立場の人も含め、一人ひとりの人権を尊重すること
③環境保護
環境を守っていくこと
マルチベネフィット
SDGsは17の目標の同時解決(マルチベネフィット)を目指しています。
各目標の背景には複雑な要因があり、相互に影響し合っています。
つまり世界の現状はこんな感じで連鎖しています。
貧困があるから飢餓になり、水やトイレも不衛生なまま。
教育も貧困のせいで受けられず。
教育が行き届かないから、経済活動も鈍化する。
また心に余裕がなくなると他人を差別し、争いになる。
などなど…
こうした負の連鎖を見て、SDGsは気づきました。
「この連鎖反応を逆向きにすれば全て解決される!」と。
つまり、
飢餓を解決すれば、心に余裕ができ、他者に感謝でき、学びや労働に意欲が湧く。
すると経済も良くなり、技術革新が進み、環境に配慮した技術が開発される。
などなど…
これを目指しているわけですね。
なぜやらなきゃいけないのか?
では、なぜ国連は多額の資金を投じてこんなプロジェクトを設定したのか?
一番の答えは
「プラネタリー・バウンダリー」
これは、地球の限界。
今の地球は明らかにおかしい。
2019年からオーストラリアでは森林火災が続いています。
森林火災はカリフォルニアやブラジルのアマゾンでも起こり深刻な被害をもたらしています。
なお、アマゾンの森林はは地球上の二酸化炭素を大量に吸収し、大量の酸素を放出しているので、地球の肺とも呼ばれている重要な地域です。
火災だけじゃなく、新型コロナウイルスも世界中に蔓延しています。
日本でも大型台風で重大な被害を受けてしまいました。
地球上で人類が安全に活動できる範囲を科学的に定義し、定量化したのが、
「プラネタリー・バウンダリー」です。
この限界値を超えると、自然資源に対して回復不可能な変化が起こるとされています。
そして、すでに地球は一部の領域(分野)で限界に達してしまいました。
自然環境の変化はもちろん経済活動にも影響します。
このまま放っておけば、燃料が高騰し電気代も高騰。
全ての経済活動はマイナスに進み始めるでしょう。
こうやって、どんどん負の連鎖が続き世界中が不幸になってしまうのです。
そう考えるとSDGsは僕たちに発せられた【警告】なのかもしれないですね。
なぜあなたも参加しなければならないのか?
「地球が危ないのは分かるけど、自分にはどうしようもないじゃん」
たぶん多くの人がそう思うでしょうね。
今まで、世界中の様々な専門家や有識者がこういった問題に挑戦してきました。
でも、一向に止まらないのです。
やはり経済を優先すれば環境破壊につながってしまうし、
経済活動を止めれば多くの人が貧困にあえぎます。
「向こうが立つとこちらが立たず」の状況をトレードオフと言います。
トレードオフを捻じ曲げることは難しいですが、世界中の人が知恵を絞っていけば解決策が見つかる。
専門家でもう手に負えません。
SDGsは世界中の一般人の力を借りることにしたのです。
みんなの意見は案外正しい
専門家というのは立場上、または学習経験上、
どうしても思考にバイアスがかかってしまいます。
科学的なことでも学派の違いで対立するのは、そのためですね。
時に、ズブの素人の方が専門家よりも正しい答えを答えを出すことがあります。
素人でも、大勢でその問題に挑戦するとなんとなく正しい値が出ちゃうんですよね。
ある人は、とんでもなく片寄った意見を出しますが、
そういった奇妙な意見はやがてみんなの常識に適さず除外され、
話し合っていくうちに平均的な意見が力を持ってきます。
正しい答えとそれをマッチすさせると当たっている確率がけっこう高いんですよ。
国連がが一般を対象にSDGsをかかげたのは、これが狙いです。
様々な人や企業が独自にSDGsを進めてもらうと、やがてみんなが同じようなことをやりだします。
もし、経済だけ優先して環境破壊をしていたら、みんなから叩かれて排除されるでしょう。
こうやってみんなで試行錯誤をかさねていけば、経済・人権・環境保護のバランスが取れた位置に落ち着いていきます。
これが、あたなも参加させられる意味なんですね。
全員がこの問題に取り組めば、早くこの問題が解決されます。
でも、参加者が少なければそれだけ計画は鈍化してて地球は手遅れになってしまうでしょう。
せて、あなたはSDGsのために何をしますか?
SDGs18番目の項目
さてここからは、SDGsの目標に隠された都市伝説的なお話になります。
「SDGs18番目の項目」が何なのか?
SDGsの目標は17でしたが、それを表にしてみると最後の1カ所だけ空白になってしまうんですよね。
奇数なので2つずつ並べれば当然そうなるのですが。
都市伝説によれば、そこにはもう1つ項目が入ると言われています。
それは2030年に明らかになるそうですが、もうその答えとされているものが出回っています。
それが、
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