リーダーシップがないと、永遠に環境ガチャに苦しむ
僕は大学3回生まで所属していた学生団体で代表を務めていたのですが、それが人生で初めてリーダーになった経験でした。この年齢になってそういった経験ができたのは本当に大きくて、自分なりに「リーダーシップを身に着けるべき理由」が分かりました。
ちなみにその学生団体についての詳しい説明は以下からご覧ください。
1.リーダーの裁量権と影響力の大きさ
リーダーになって気づいたのは、圧倒的に裁量権と影響力が大きいということです。そのため、元々いたメンバーの特性や全員の雰囲気などもありますが、ある程度リーダーが作りたい組織を作ることが出来ます。
もちろん自分が作りたい価値観にメンバーが共感しているのか、リーダーしか得をしない独裁的な仕組みになっていないか、そもそもリーダーに組織運営力があるのか、といった様々な要因はありますが、裁量権を持っており、影響力を与えやすいというのは間違いないと思います。
大学生になってリーダーという役職についた時に、高校生までの自分の悩みの解決策が分かった気がしました。
2.環境ガチャに悩まされる学生時代
僕の中学校~大学までについて、かなり簡単に説明します。
中学校→陰キャばっかりの仲良いクラスになることが多くて、学校が本当に楽しかった。
高校→狂った陽キャしかいない居場所のないクラスになる事が多くて、学校が本当に嫌いだった。
大学→代表になって、1つの組織の環境を作れるようになった。もちろん楽しかった。
こんな感じの学生時代で、高校の時は環境ガチャ(完全に運任せで良い環境か悪い環境に所属すること)で外れくじを引き続けました。その時は、環境が悪いから自分は上手くいっていない、周りが悪いから学校が楽しくないと自分に言い聞かせるばかりで、根本的には何も解決していませんでした。
ただ大学生になって、たまたまリーダーを務めることになったので、そこでは自分のように苦しむ人がいない組織、簡単に言うと陰キャという概念がない組織を作ることを心がけていました。
そういった環境は自分が最も作りたかったものだったので、そこにいる時は本当に楽しくて、一番居心地が良い組織でした。ただその環境に所属していて思ったのは、
環境を作れるようなリーダーシップを持っていれば、どこに行ったって楽しいのではないか
ということです。もちろん組織の規模や、元々所属している人の性格などにより、ある程度限界はあると思いますが、それでも環境ガチャに賭けるよりは確率が高いと思います。
3.リーダーではなく、リーダーシップ
今回リーダーになれ!ではなくリーダーシップが必要だと書かせて頂いたのは、単純にクラスのようにただのコミュニティだと、リーダーという立場がなく、各個人がリーダーシップを発揮するしかないからです。
また新卒として企業に入社する場合など既にリーダーが決まっている場合は、リーダーになることが出来ないので、起業するしかありません。それだけの理由で起業するのはリスクが高すぎます。
そのため、自分の可能な範囲で、自分に合ったリーダーシップを発揮できるようになるべきだと考えています。
それができるようになれば、就職活動などにおいて人間関係の不安がある程度は軽減されると思います。なぜならそういったことは、入社してからしか分からないことだし、「入ってから自分に合った環境に変えてやろう!」という自信が持てるからです。
4.最後に
今回書かせて頂いたように、簡単にはいかないと思います。ただ離職率の大きな要因が人間関係だったり、アドラー心理学でも人の悩みは全て対人関係に帰する。とあるように、少しでも余計な衝突を減らせるように、リーダーシップを身に着けることは手段として良いと考えました。
そのリーダーシップを身に着けるためには、実際に組織を動かすことが一番ですが、本を読むというのもいい方法だと考えています。今回表紙に選んだ写真は、僕が特に影響を受けた本である『宇宙兄弟 「完璧なリーダー」は、もういらない。』です。
優秀でなくても誰でもリーダーになれるということを宇宙兄弟のムッタから学べる本でかなり面白いです。今までリーダーをやったことがない人は、絶対に読むべきだと思います。
僕が読書メーターというアプリに載せたレビューを、添付しておきますのでよければご覧ください!
おまけ
noteを初めて一週間ぐらいになるのですが、高校時代の友達から「毎日楽しみに見てるよ」とLINEがきました。こんなに細々と発信していても、誰かに届くんだと分かって嬉しいです。
今日も高校時代の話について書いていたように、僕は陰キャで友達が全然いなかったので、数少ない友達に届いて良かったです。いつまで毎日投稿できるか分かりませんが、ネタが切れるまで続けていきたいと思います。
今回も読んでくださりありがとうございました!よければいいねしてください!また次回もよろしくお願いいたします!