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真面目にプレーするだけでは、評価されない

日本人は真面目で優しい。だが、プレーにおいても真面目にプレーするだけでは勝利は難しい。時には「賢い駆け引き」も必要なのでは?

主にブラジル人などの南米の選手や、ヨーロッパの選手にも「マリーシア」な選手が多いと思う。「マリーシア」にもたくさん方法があるが微妙なニュアンスの違いもある。まず、「マリーシア」と「害悪なプレー」の区別を理解する


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■サッカーの目的をまず理解する

「マリーシア」は楽をするためや、相手選手を傷つける手段ではない。

・見えないところで蹴る、殴る
・暴言を吐く

相手選手の人間性を否定、サッカー要素と関係ない部分での嫌がらせなどは、ただの悪だと思う。東南アジアでプレーしているが、わけわからんところで蹴られたり、嫌がらせなども多少ある。

世界のトップリーグでも「マリーシア」と「害悪なプレー」の判断が出来ていないシーンがあるし、真似するべきではない。

サッカーの目的を忘れてはいけない。勝つための手段として「マリーシア」があり、もっというと人々(サポーター、応援してくれる全ての人)を感動、喜ばせるためにサッカーがあることを忘れてはいけない。


■賢い駆け引きとは

「マリーシア」と聞いて思い浮かぶのは

・勝ってる時の「時間稼ぎ、タッチライン等で」
・交代時にゆっくりと出る
・ペナルティエリアでのギリギリのダイブ
・審判に見えない位置で相手選手を引っ張る

これらも全て「マリーシア」だと思う。実際このような事は「勝つための手段」としてJリーグでも使っている作戦の1つであり、「賢い駆け引き」である。

ですが、これだけではない。


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勝つための手段、そのために「賢い駆け引き」それが「マリーシア」

・相手の特徴を理解して、嫌がるプレーを選択する
・表情や視線を読み取り、的確な判断をする
・ファーストプレーでがっつりファールする(イエローが出にくい状況で)
・ラストプレーでピンチになったらレッドカードがでても止める

まだまだあるが、実際このようなことが本来「マリーシア」であってブラジル人とかはそれを、無意識レベルで行う。

日本人からしたら「真面目なプレーではない」「プロフェッショナルではない」と否定する意見もあるが、彼らはサッカーのルールの中で出来ることの最大限の努力をしている。それが「賢い駆け引き」だと僕は思うし、日本人にはまだまだ足りない要素である。


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僕自身、良く「マリーシア」を意識してプレーしているし、オフザピッチの時もいえる。

・外人選手としての振る舞い、立ち位置
・チームと僕がwin win になる関係は
・練習と試合の区別
・僕と監督、ボス、チームメイト1人1人との関係性

外人選手として、チームに僕は何を求められているのか。そして、僕の目標や願い、ニーズをはっきりする。そのうえでお互いや、チーム全体、勝つためにベストな状況を作ることも「マリーシア」ではないか



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