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非色

色に非ず―。終戦直後黒人兵と結婚し、幼い子を連れニューヨークに渡った笑子だが、待っていたのは貧民街ハアレムでの半地下生活だった。人種差別と偏見にあいながらも、「差別とは何か?」を問い続け、逞しく生き方を模索する。一九六四年、著者がニューヨーク留学後にアメリカの人種問題を内面から描いた渾身の傑作長編。

非色

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僕自身久々(1年半ぶり)に海外で生活している中で、生きやすさを感じること、その反対もある。「人種差別」とまでは感じてはいないけど、癇に障ることや、ストレスに感じてしまう場面も勿論ある。

「当たり前が当たり前ではない」「文化を尊重する」「リスペクト精神」「郷に入っては郷に従え」「歴史を知る」「深い意味でのコミュニケーション」

ぱっと思いつくものだけ書きました

全体を理解する大切さ(自分、相手、状況、上記で書いたことなど)多くを含めたざっくりとした全体。「自分はこうだ」「こうあるべき」といった偏った価値観に人は陥りがちだし、僕もそう。分かっているから、同じ場所にいたくなくまた海外での生活を選択したのかな。

渡航1週間、サッカーレベルが低すぎ(プロフェッショナル、サッカーIQ、テクニック)全てにおいてひどい。そう感じています。その中で、チームメイトは優しく接してくてるが、どうにか心を開けない自分がいる。言葉の壁とかもあるけど、自分の価値観やプライドから上手くいかない。

今までは合わせてきていた

何が正解とか分からない。サッカーにおいて結果が全てで、人生においては結果だけでな無いはずだし。


でもこのチームで契約期間戦わなければいけない、ここが日本ではない、この事実は何も変わらない。「非色」を読んで感じた、結果僕は日本人だけど、選択した人生は少し日本人とは違う。だってここ日本じゃないし。

文化も肌の色も違う、だけど同じ

理解し受け入れるまではもう少し時間がかかるし、サッカーにおいて結果が出ないときは余計苦しい。だからこそ愚直に、リスペクトを忘れずに生活していきます。
そして、自分の行動や言動にも気にかけてみようと感じた1冊でした。

President cup 2戦目

【川畑悠吾】海外サッカー選手
1994年生まれ(27歳)/東京都出身/海外プロサッカー選手/メンタルアドバイザー資格保持/全米ヨガアライアンス(RYT200)保持/サッカーをメンタルやヨガ哲学から考える『哲学とサッカー』無料マガジン公開中

【Notoを書く理由】
僕自身が学んだ事や経験をより自分のものにするためのツールとしてnoteを使って発信。僕を含めたすべての人が元気になったり、幸せになれば嬉しいです。

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