VRChatを散策して学ぶ「表現・発表・生きるということ」
日付が変わり12月24日になったばかりの0時半
友人のディスコードサーバーがピコピコ鳴り始めたのでなにかと思ったら
今からVRChatに遊びに行くというのだ。
ちょうどポケモン新作「スカーレット」レジェンドルートのバトルで負けてむしゃくしゃしていたので気分転換に参加しました!
スカーレットできる事多すぎて逆に何したら良いかわからなくなる!(笑)
なんかすげぇワールドが公開されたぞ!
と話題になったツイートはこちら
こちらのワールドはVRChatをやっている人なら一度は名前を聞いたことがあるであろうORGANISMの続編なんだそうです。
実はわっちちゃん本編ORGANISM未通過!
だけどこんなに楽しんじゃいました
※以下本編の模様が出ますのでネタバレされたくない方はまた遊んでから来てね!
写真撮影:おむらいす食堂おむ
この体験を通して改めて感じたのは
「作品を発表するというのは作品が自分の手から離れて自分の知らない所で誰かの思い出になっている」
ということ。
こういう風に見られたいと思ってもそれはコントロールできるものではないので、逆にもう自分の思い通りにはならないことを内包した上で作品を作って出していった方が良いんだよなという、つい忘れてしまうことを思い出せた。
だからこそ、作るモチベーションは他者評価にゆだね過ぎず
「自分が作りたいから作る」っていうのを主な燃料に出来たら良いよね。
ただ最近のクリエイターが半ば強制的に参加させられてしまうSNSの仕組みとはここがとても相性が悪くて、
無料で使えるSNSは基本的には広告屋さんであることが多いので、どうしても色んなリアクションを数値化してユーザーを競わせがち。
競わせるとユーザーそれぞれが工夫して数字が増えるので、その数字をクライアントに売るのが広告屋さんのお仕事です。
でもこれはクリエイターにとって悪い事ばかりではなくて、こうやって得た売り上げでサービスを維持してユーザーを増やし、波にのったクリエイターが世界に羽ばたくお手伝いをしてくれています。
そんなことをぽろぽろと書いたのがこちらのツイート
Twitterでclusterの宣伝を多くしているのは、由宇霧のTwitterを見ている人の多くがまだゲーミングPCやVRゴーグルを持っていないTwitterユーザーだからです。
VRChatよりclusterの方が言語や機材のハードルが低いのでまずはclusterをおススメしています。
プラットフォームの違いって、優劣があるというより「地域差」みたいなものだと思うのでとにかく低いハードルで体験してみて肌にあえばそのままそこに定住するもよし、それをきっかけに他の地域をめぐってみるもよしって感じだと思うんですよね。
物理世界でお金と時間を使って旅行するのと同じように
メタバースもお金と時間の限り色んな地域に出向くことができる。
だけど、いろんなところに行くことが価値とは限らない。
一定の場所で暮らすことに価値を見出す人もいる。
価値なんかなくたって死ぬまでは粛々と続いていくのが人生。
数字が出ないから精神的に良いよと言いつつも、目の前に何人いるかという増減はもちろんあるのでメタバースイベンター、パフォーマー達の中にも
「〇〇さんのイベントみたいに集客ができない」っていう悩みがあるのも把握していて、やはりどこにいってもこういう悩みは尽きないものですねと感じます。
「自分が作りたいから作る」っていうのを主な燃料にできたら安定するかもしれないけど、時には「〇〇さんより少ない・・・」と落ち込んだって良い。
やりたくなくなったら、辞めたって良い。
友達と喧嘩する日があっても良い。
自分の思い通りにならないことがあるほうがリアルでしょ?
それが生きてるってことなんじゃないですかね。
最後にみんなのツイート紹介!
自分の思い通りにならない、自分の伝えたいことって100%は伝わらないって考えると「伝える」系の仕事って本当に大変だな。
どこまでもいばらの道を歩みたがるわっちちゃん。
でもそれがやりたい事なんだからしょうがないよな~。
色んな矛盾を解決しないまま生きてみたい、というか生きてる
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