恋はミステリ胃
2021年4月5日 亥の刻、アストロ温泉さんの新作発明品がお披露目された。
『痛胃』(読み方はそのまま・・・「いたい」)
まずは、作品紹介動画をみて思う存分笑いましょう・・・。
「痛いものは痛い」ってかなりのパワーワード。
細かいことを気にしすぎて胃に負担をかけてしまいがちな人間にとって、その割り切りの精神が〝一番の薬〟なのかもしれない。
アストロさんご自身は「今まで1度も胃が痛くなったことがないので胃痛の人の苦しみはわからない」とのことですが、いや、アストロさんめちゃくちゃ繊細で細かいことを気にする性格なのに・・・!?ホント!?(笑)
で、毎度思うけれど、アストロ温泉ムービーは(いい意味で)昭和くさい(笑)
余談ですが、わかりやすく胃が赤くなったりする胃薬のCMが登場したのって最近で、昔は、居酒屋でおっちゃんたちがどんちゃん騒ぎする感じのが多かったように感じる。
酒豪も喫煙者もだいぶ減ったよね・・・。
亡くなられた橋田壽賀子先生の作品『渡る世間は鬼ばかり』(特に初期のシリーズ)をみていて思ったのは、とにかく飲酒喫煙のシーンが多い。
仕事終わりの瓶ビール、めでたいときの瓶ビール、父ちゃんはタバコをふかして瓶ビール。
角野卓造さん、植草克秀さんをはじめとする俳優さんほぼ全員が一流の酔っ払いを演じていて、目を見張るものがある。
ご冥福をお祈りします・・・。
さて、『痛胃』に話を戻します。
『痛胃』を服に装着したら、それこそウルトラマンみたいだ。
「(胃の)活動限界を『痛胃』でお知らせ♪」
正義感の強い人ほど胃にも負担がかかっているかもしれない。正義感の強い人ほど「痛い」の一言が言えないかもしれない。
なるほど、頑張るあなたを守ってくれるのが『痛胃』なのですね♪
それに、世の中には「話を聞いて分かってもらうだけでいい。解決策なんて求めていない。」という治癒方法も存在するわけで、誰もが「解決策」を求めているわけではない。
「痛い」という事実を分かってもらえることが一番の治癒になるという場合もあるかもしれない。
なるほど、そんなあなたを癒してくれるのが『痛胃』なのですね♪
最後に、『痛胃』の成分を(勝手に)解説して、本日のオタク日記を締めたいと思います。
『痛胃』の成分のほとんどは、ソフトで優しい、お財布にも優しいスポンジマットです。(おそらく)
そして、アストロさんの優しい愛がたっぷり詰まっています。(おそらく)
そういえば私は、アストロさんを目の前にすると胃がチクチクすることが結構よくある・・・。幸せなはずなのに、不思議だね。
「恋はミステリ胃」