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新ルール後の【恐竜】について(2020年4月1日レギュレーション振り返りと2020年7月1日レギュレーションに向けて)

こんにちは、ハサです。

先日は2019年10月から2020年2月までの
【恐竜】についてまとめました。

《ドラゴニックD》の解禁、
《珠玉獣―アルゴサウルス》や
《超魔導竜騎士―ドラグーン
・オブ・レッドアイズ》
の登場など、【恐竜】に影響する
レギュレーションの改訂や
新規カードの登場がありました。

本日はタイトルにもあるように
2020年4月1日からの新ルール及び
リミットレギュレーションに対応した
【恐竜】について振り返ります。

その後、2020年7月1日からの
リミットレギュレーションに向けて
どうするのかを考えていきます。


1.新ルールによる影響

(1)ある条件で効果を使えない《ベビケラサウルス》

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新ルールにより《ベビケラサウルス》の
効果を使う場合に注意しないと
いけないことがあります。

それは、《魂喰いオヴィラプター》で
フィールド上の《ベビケラサウルス》を破壊して、
破壊された《ベビケラサウルス》を
特殊召喚すると、その破壊された
《ベビケラサウルス》は
効果を発動することができません。

3月までのルールでは可能でしたが、
発動するタイミングに墓地に存在しないと
発動しなくなるようにルールが改訂されました。

他にも影響を受けたカードもあり、
《源竜星―ボウテンコウ》がフィールドから
離れた場合に発動する効果で、
エクストラデッキに戻った場合は発動しません。

墓地へ送られたり、表側で除外された場合は
今まで通り発動可能です。

【恐竜】を使う上では
このくらいは覚えておきましょう。

(2)EXモンスターゾーンを気にせず展開できる

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これは、融合、シンクロ、エクシーズを使う
他のテーマにも言えることだと思います。

【恐竜】もその恩恵を受けており、
特にシンクロモンスターを展開する際に
リンクマーカーを下に向けなくても
展開できるようになったことは大きいです。

よく展開デッキで使用される
《武力の軍奏》や《虹色の宣告者》、
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》が
あげられます。

エクシーズモンスターに関しては、
《原始生命体ニビル》をケアした動きとして、
《エヴォルカイザー・ドルカ》を
使用することがあります。

《幻創のミセラサウルス》と
《ベビケラサウルス》を使った展開で
主に使用します。

展開方法は以下の動画を参考にして下さい。


手札:
《幻創のミセラサウルス》+《ベビケラサウルス》

展開後:
《究極伝導恐獣》+
《超竜魔導騎士ードラグーン
・オブ・レッドアイズ》+
《エヴォルカイザー・ドルカ》

手札1枚あれば、
《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の
効果を《究極伝導恐獣》または
《エヴォルカイザー・ドルカ》を対象に発動し、
《超竜魔導騎士ードラグーン
・オブ・レッドアイズ》の
効果で《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の
効果を無効にし破壊すれば、
《超融合》を受けにくくなります。


2.リミットレギュレーションによる影響

(1)《ベビケラサウルス》が無制限に

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《ベビケラサウルス》について、
ルール変更によって影響があることは
先に述べました。

それと同時に無制限にもなりました。

結論から言うと、無制限になったことで
動きやすくなりました。

《ベビケラサウルス》を
《珠玉獣ーアルゴサウルス》で破壊して
展開するときに《ベビケラサウルス》を
3枚フルに使って展開することができます。

【恐竜真竜皇竜星】の展開例ですが、
以下の動画で3枚使っています。



(2)ドラグーンパーツ、制限に

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他のデッキにも言えますが、
ドラグーンを採用していたデッキにとって
《真紅眼融合》が制限になるのは、
素引きすると《捕食植物ヴェルテアナコンダ》
の効果で出すことができなくなるのは
ご承知のことでしょう。

そうした場合は、初動の1枚として、
《真紅眼融合》でドラグーンを出しに行く
ことはたまにあることだと思います。

3.純恐竜の構築

(1)デッキレシピ

私が2020年4月1日レギュレーション時に
使用していた【恐竜】のデッキです。

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基本動作は、《珠玉獣ーアルゴサウルス》で
《プチラノドン》や《ベビケラサウル》を
破壊して展開していきます。

理想は《幻創のミセラサウルス》で
《珠玉獣ーアルゴサウルス》を
デッキから特殊召喚して動きたいです。

《幻創のミセラサウルス》の効果で
様々な手札誘発をケアして展開できます。

また、《水晶機巧ーハリファイバー》しか
出せない場合には、
《幻獣機オライオン》や
《リンクロス》などを使い、
《超竜魔導騎士ードラグーン
・オブ・レッドアイズ》と
《シューティング・ライザー・ドラゴン》、
《妖精伝姫ーシラユキ》を構えます。


(2)展開方法

展開方法は以下の通りになります。


4.真竜皇採用について

(1)真竜皇を採用するメリット

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《ベビケラサウルス》や
《プチラノドン》を破壊するための
カードが増えます。

《珠玉獣ーアルゴサウルス》の効果が
通らなかった場合に「真竜」カードで
《プチラノドン》や《ベビケラサウルス》を
破壊し展開を進められます。

また、《真竜皇リトスアジムD》で
地属性モンスターを破壊すれば、
《超融合》をケアすることもできます。

更に、《真竜皇 V.F.D.》を
採用することができます。

《増殖するG》を無視して
《真竜皇 V.F.D.》を出した方が
いい場合もなくはないです。

(2)真竜皇を採用するデメリット

《ドラゴニックD》を使えば手札消費を
抑えることはできます。

しかし、《真竜皇リトスアジムD》で
展開する場合はモンスターを
2体破壊することになります。

そうすると、
《超竜魔導騎士-ドラグーン
・オブ・レッドアイズ》の
コストを確保しにくくなります。

それを懸念して、
「真竜皇」を採用する場合は
《超竜魔導騎士-ドラグーン・
オブ・レッドアイズ》を
採用しない場合もあります。

また、《抹殺の指名者》を
採用する枠がなくなると
《増殖するG》に弱くなります。

先に述べたように、
《増殖するG》を無視する場合も
なくはないですが、
相手によるので注意しましょう。

5.2020年7月1日リミットレギュレーションに向けて

(1) リンクロスが禁止になる

《リンクロス》が禁止になることにより
様々な展開デッキに影響があります。

【恐竜】もその一つです。

《水晶機巧ーハリファイバー》での
展開プランを変えたり《幻獣機アウローラドン》を
採用すれば今までのように動くことができます。

《幻獣機アウローラドン》を使わなくても
《水晶機巧ーハリファイバー》さえ展開に絡めば、
今までのような展開も可能になります。

今回のレギュレーション変更を受けて、
《水晶機巧ーハリファイバー》に関するカードを
採用しないで構築する人もいます。

その場合は、「真竜皇」を採用します。

素引きしたくないチューナーを
デッキに入れなくなる分、
安定性が増すと考えられます。

最近では、《禁じられた一滴》が
流行っているので「竜星」を採用して、
《竜星の九支》を使う人もいます。

「竜星」カードを採用すると
素引きしたくないカードが増えるので、
引いた場合のケアプランも
考える必要があります。

(2)2020年7月1日からレギュレーションに対応した【恐竜】

来期からの恐竜をどのように組めばいいか
迷っている人もいるでしょう。

2020年7月1日からレギュレーションに対
応した【恐竜】のレシピを紹介します。

デッキレシピはこちらです。

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メインデッキを
殆ど変える必要がありません。

デッキ内のカードについて説明します。

まずはモンスターから。

《究極伝導恐獣》
今でも何気に強いカードです。
素引きしても出せなくはないですが、
《珠玉獣ーアルゴサウルス》の効果で
《究極進化薬》をサーチして、
《究極進化薬》で出すことが多いので1枚です。
安定性を高めるなら1枚、
処理されて後続を考えるなら2枚です。

《ダイナレスラー・パンクラトプス》
いまだに準制限ですね。
【恐竜】ならメインから1枚は入れられます。
2枚は多いので、1枚はサイドに入れます。

《魂喰いオヴィラプター》
未だに制限カードですね。
準制限になれば、
《プチラノドン》や《ベビケラサウルス》を
サーチしやすくなるので「真竜皇」が
使いやすくなります。
しばらく使っていなかった破壊効果も、
《珠玉獣-アルゴサウルス》の登場により
よく使うようになりました。

《幻創のミセラサウルス》
このカードで《珠玉獣ーアルゴサウルス》を
出して展開を始める動きが
一番強いと思っています。
誘発チェックとしても機能します。

《ベビケラサウルス》
ルール変更とともに無制限になったカードですね。
破壊されるとデッキからレベル4以下の
恐竜族モンスター1体を特殊召喚できます。
名称ターン1制限がないので
使えるだけ使いましょう。

《プチラノドン》
こちらは破壊されるとデッキからレベル4以上の
恐竜族モンスター1体を特殊召喚できます。
《ダイナレスラー・パンクラトプス》を
特殊召喚できます。
《プチラノドン》の効果で
特殊召喚したモンスターは
そのターン攻撃できないので注意しましょう。

《珠玉獣ーアルゴサウルス》
【恐竜】がまた戦えるようになったのは
このカードのお陰です。
冒頭でも述べたように、《プチラノドン》や
《ベビケラサウルス》を破壊して展開します。
破壊するだけで満足してしまい、
《究極進化薬》をサーチし
忘れないようにしましょう。
「進化薬」魔法カードではなく、
爬虫類族・海竜族・鳥獣族1体を
サーチすることもできるので、
覚えておくといつか役に立つかもしれません。

《ジュラック・アウロ》
素引きしたくないけど、
《幻創のミセラサウルス》で
特殊召喚できるモンスターが
増えたので1枚にしています。
素引きしたらコストにするか、
通常召喚してチューナーとして使いましょう。

《妖精伝姫-シラユキ》
基本的には
《シューティング・ライザー・ドラゴン》で
デッキから墓地へ送ります。
手札に来た場合は、手札コストや
リンク素材にして墓地へ送ります。
召喚・特殊召喚できれば
相手のモンスターを裏側にできます。
シンクロ召喚やリンク召喚を防ぎましょう。

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《幻獣機オライオン》
トークンを生成するチューナーですね。
《リンクロス》があったときは
《武力の軍奏》にアクセスしやすかったです。
恐竜にはレベル1の非チューナーとして
《珠玉獣ーアルゴサウルス》がいるので
うまく使いましょう。

《ジェット・シンクロン》
《水晶機巧ーハリファイバー》で
デッキから特殊召喚して、
《幻獣機アウローラドン》に繋ぎます。
素引きしたら、最低でも
《水晶機巧ーハリファイバー》には繋げられます。

《真紅眼の黒竜》《ブラック・マジシャン》
言わずもがな、
《超竜魔導騎士ードラグーン
・オブ・レッドアイズ》の融合素材です。
素引きは避けたいですね。

《エフェクト・ヴェーラー》
《抹殺の指名者》用に入れてあります。
素引きしても妨害札として
使えるのでいいと思います。

《増殖するG》
先攻を取るデッキなので2枚にしています。
後攻になったときや相手に
よって枚数を調整しましょう。

《灰流うらら》
《増殖するG》は止めたいので3枚です。

《幽鬼うさぎ》
【ヌメロン】が流行るであろうことを
考えて1枚採用しました。
《水晶機巧ーハリファイバー》でも
特殊召喚できるのでいいと思います。

続いて、魔法・罠カード。

《究極進化薬》
【恐竜】におけるパワーカードです。
《究極伝導恐獣》や
《ダイナレスラー・パンクラトプス》
を特殊召喚しましょう。

《化石調査》
レベル6以下の恐竜族モンスター1体を
サーチします、以上。

《真紅眼融合》
《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果で
墓地へ送って効果を適用します。
素引きしたら、他の手札と見比べて
そのまま使います。

《墓穴の指名者》
様々なモンスター効果を止めます。
基本的には《灰流うらら》や
《増殖するG》が多いです。
墓地を利用するデッキにはセットして構えます。

《抹殺の指名者》
《増殖するG》は止めたいので3枚採用しています。
その他、手札誘発を止めたいので採用しています。
たまに、《墓穴の指名者》など汎用カードを
止めるためにも使うことがあります。

《ワン・フォー・ワン》
《幻創のミセラサウルス》で
《珠玉獣ーアルゴサウルス》を
出せなかった場合に使えるといいです。
初動パーツですが、手札コストがかかるので
注意して使いましょう。

《無限泡影》
考え方は《エフェクト・ヴェーラー》と同様です。

最後にエクストラデッキ。

《リンクリボー》
《珠玉獣ーアルゴサウルス》を召喚して
《ベビケラサウルス》などを破壊して
展開する場合に使います。

《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》
《真紅眼融合》をデッキから墓地へ送って
《超竜魔導騎士ードラグーン
・オブ・レッドアイズ》
を召喚するためのカードですね。

《水晶機巧ーハリファイバー》
チューナーをデッキから特殊召喚して
展開するために使います。
今回の構築では、除外してシンクロチューナーを
特殊召喚することも考えてあります。

《トロイメア・フェニックス》
メインギミックから魔法・罠を破壊するギミックは
入れておきたいです。

《トロイメア・ユニコーン》
このカードはなくてもいいけど、
使えたら強いです。
使ったら、《アクセスコード・トーカー》に
繋ぎましょう。

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《幻獣機アウローラドン》
基本的には2体リリースしてデッキから
《幻獣機オライオン》を特殊召喚します。
1体リリースならフィールドのカードを破壊、
3体なら罠カードを回収できます。

《アクセスコード・トーカー》
《ヴァレルソード・ドラゴン》の
ほぼ上位互換です。
破壊効果が使えるのでいいですね。
リンク3のモンスターを素材にして相手の場を
更地にして《究極伝導恐獣》と並べて
一気にライフを削りましょう。

《エヴォルカイザー・ドルカ》
展開例でも紹介したように誘発ケアができたり、
単純にモンスター効果を
2回無効にできるので強いです。
枠があれば《エヴォルカイザー・ラギア》も
採用しましょう。

《武力の軍奏》
《リンクロス》が禁止になっても
【恐竜】なら使えます。
《水晶機巧ーハリファイバー》を出す前に、
《虹光の宣告者》を出したり普通に
展開札としてまだまだ使えます。

《TG ワンダー・マジシャン》
《水晶機巧ーハリファイバー》から
特殊召喚するためのカードです。
【ヌメロン】を考えて採用しました。
なくても良さそうなら、抜きます。自由枠です。

《月華竜 ブラック・ローズ》
《シューティング・ライザー・ドラゴン》の効果で
前のターンに墓地へ送った
《妖精伝姫ーシラユキ》を
使って相手のターンに出します。
7月1日からは少し使いにくいかもしれませんが、
ギミックとしては強いです。

《シューティング・ライザー・ドラゴン》
詳しくは《月華竜 ブラック・ローズ》の
ところに書いてあります。
《氷結界の龍 トリシューラ》を
出すこともできます。

《ヴァレルロード・S・ドラゴン》
妨害を増やしつつ、
高打点のモンスターとして使えます。
効果の発動は無効にしますが、破壊はしません。

《超竜魔導騎士ードラグーン
・オブ・レッドアイズ》
1妨害、対象にならず効果で
破壊されない超強いカードですね。
《三戦の才》には注意しましょう。

(3)2020年7月1日からも可能な【恐竜】の展開プラン

【恐竜】の展開プランにはいくつかありますが、
今回は《幻獣機アウローラドン》を使用した
展開方法を紹介します。


初手:
《ベビケラサウルス》+《幻創のミセラサウルス》

展開後:
《究極伝導恐獣》+
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》+
《シューティング・ライザー・ドラゴン》
(墓地に《妖精伝姫ーシラユキ》)

《水晶機巧ーハリファイバー》を出す前に、
《虹光の宣告者》を出すことにより、
《水晶機巧ーハリファイバー》の効果を
通す確率を上げます。

《虹光の宣告者》の効果を使うと
《シューティング・ライザー・ドラゴン》か
《ヴァレルロード・S・ドラゴン》の
どちらかが出せなくなります。

6.最後に

今レギュレーションでは
3月下旬のオフ会で10人程度と
人数は少ないながらも【恐竜】を使い、
マッチ戦で全勝させていただきました。

ADSの大会にも参加させていただきましたが、
その際には別のデッキを試していました。

緊急事態宣言が解除され、
公認大会が再開されました。

先日の大会では【恐竜】を使用し、
思うような成果は出せませんでした。

しかし、その反省を元にデッキ構築や
プレイの見直すところが
分かったのがよかったです。

今後も【恐竜】はメインで使っていきたいです。

【恐竜】を使いつつも、
遊戯王の知識の幅を増やすために
新旧問わず様々なデッキに
チャレンジしたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

機会があれば【恐竜】の記事を書くつもりです。

その他のテーマも動画以外に
ブログで書いたほうがよさそうなことは
文字で書いていくことにします。

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