ディフェクトは何故弱いと言われるのか考えてみた

ディフェクトはサイレントと並びよく最弱候補に挙げられます。

実際僕はディフェクトのシステムが大好きでディフェクトだけずっと使っていますが、ぶっちゃけ強いとは思わないです。
というかそもそも勝ちたいだけなら正直ウォッチャー以外使う意味無いです。

というわけでそもそもなんでディフェクトが弱いのか考えてみる。

1.コンボ前提の基本システム

多分ディフェクトを弱いと考えている人が多い一番の理由がこれ。

ディフェクトは他のキャラと違い、オーブが無いと何もできません。
しかし、オーブだけでも何もできません。
このオーブを生まないといけないのにオーブ単体で解決しないのが最大の問題点だと思っています。

例えばウォッチャーは基本的に1枚に何かしらの付属効果があるので、余分なカードを取らなければスタンスを切り替えているだけで手札補充とマナリソースと打点とブロックを自然に確保できます。

しかしディフェクトは
1.オーブを生むカード
2.集中力を上げるカード
3.ループ反響化コンデンサのような全体バリューを上げるカード
4.手札を補充するカード
5.レリックやカードでマナを補充する手段
6.無防備から始まる初動を通す手段

この6つを求められます。

僕は6番が一番のネックだと考えていて、例えば守りが欲しくて氷河を取ってもそのままならたかが2マナ11ブロックでしかなく集中力が必須で、デフラグ+と氷河でも15ブロックしかないので2層以降はほぼ確実に無視出来ないダメージを受けることになります。
ノーダメでターン経過させるためにはマナブーストかコストを踏み倒す手段が必須です。

だからディフェクトの勝率を安定させるには1つの動きの強さよりも複数の工程を1手でいくつも行えるのが大事だと思っています。（例、フロスト+ドローの冷静沈着やマナ+ドロー+防御のug核分裂）

僕が前々から寒気+を最強の防御札と考えている最大の理由はここで、
1.オーブを生む
4.カードを引く
5.マナを補充する
6.無防備を防ぐ

この4つの工程をたった1枚で解決します。
確定で防御札を引き込めるならドロー運に左右されませんし、0マナでフロストを発動出来るなら他のカードにマナを割けますし、素早くスロットを埋めるので核分裂や集中力と非常に強いシナジーがあります。

よく最強候補と言われるパワーで反響化や電気力学がありますが、反響化も電気力学も強いですがマナコストの割に立ち上がりの弱さが何も解決しないので、最強札とは程遠いと思います。
一通りセットアップが終わったあとならオーブが勝手に打点とブロックを確保するから反響化が強いのは当たり前の話で、セットアップを完了するまでの工程を無視してたら上振れ待ちゲーになるので一生上達しないと思います。

ディフェクトは上振れ強いカードより下振れ減らせるカードが圧倒的に偉い。

2.初期レリの弱さ

個人的にディフェクトが弱い理由はカードよりこっちだと思っている。

他クラスでいうとアイクラは多少のダメージはレリックで誤魔化せますしサイレントも7枚スタートのおかげで初動は比較的安定しますし、ウォッチャーは実質強化ランタンなので初動最強ですが、ディフェクトの初期レリは最大の問題であるディフェクトの弱さを全くカバーしません。
たかが3点（8）が強いのもせいぜい1層の雑魚相手くらいで、2層からはコンパイルドライバのカウント要因にしかならないです。

1層では無視出来ないダメージを出すのでこれ自体は役に立たないゴミレリとは全く思わないですが、ディフェクトが大好きでどれだけ贔屓目に見ても頭3つ分くらい抜けて初期レリが弱いです。
というかネオボのレリ交換はディフェクトのためにあるんじゃないかと思っている。

ディフェクトはスケーリングは山ほどあるのでセットアップさえ終われば3歳児が引いたカードを適当に使っても勝てますが、他キャラより被害を少なくセットアップを終わらせるのが困難で、そのセットアップ完了に貢献しないレリックはどうなんだ…

結論

コモンレリ貰うネオボでバックパックを貰えば異常な安定感があるので、サイレントから初期レリックを強奪しろ