ハロー!プロジェクトのちょっとだけ隠れた名ヴォーカリスト
ハロー!プロジェクトのライブは生歌で行われるということで、歌唱には定評がある。特にメンバーの中でも、モーニング娘。の小田さくらさん、アンジュルムの上國料萌衣さん、Juice=Juiceの段原瑠々さん、つばきファクトリーの岸本ゆめのさん、BEYOOOOONDSの山崎夢羽さんは歌唱力を売りにしている。彼女たちの歌について述べるのは今更になってしまう。
しかし隠れた名ヴォーカリストがハロプロにはまだまだたくさんいると思う。ここでは実力や可能性の有る歌声のメンバーを挙げたい。隠れていないとしても、歌唱力のあるメンバーがハロプロには多すぎるのである。
Juice=Juice 江端妃咲
彼女の歌を含むパフォーマンスレベルは過小評価されていると私は考えている。江端さんの歌は既に完成度が高いと私は思っている。滑舌の良さが際立ち、聴き取りやすいしピッチも悪くない。これからの成長にももちろん期待しているが、悪ガキ扱いでパフォーマンスはまだまだみたいな意見には同意できない。
あ、悪ガキは好きですよ。もっとやれ。
宮本佳林との"愛のダイビング"は新旧エース共演だ。
OCHA NORMA 田代すみれ
田代さんをただのビジュアル担当みたいに思うと全然違う。先述の江端のストレートな歌声とは異なり、強烈な個性を持っていると思う。"素肌は熱帯夜"の、彼女のパートの"見た目じゃなくて中身で挑め けれどつま先まで褒められたい"は衝撃的だった。野生で育って、オーディションから加入からのいきなりデビューにしかない個性を大切にして欲しい。蛇足だが、ライブで見るとダンスも自分の魅せ方を完全に理解したダンスでハロプロには珍しいタイプであり、たまらない。
22:20〜 OCHA NORMA "素肌は熱帯夜"
アンジュルム 川名凜
近年のハロプロには音楽的素養の高いメンバーが結構多い。川名さんはヴァイオリンとトロンボーンの経験者ということで、自分の出したい音(音色、音程)、というイメージをしっかり持っているプレイヤーだろうか。彼女に関しては、同期の松本わかなさんが、加入当初から凄かったのと比較すると、どんどん成長していくタイプである。竹内朱莉FINAL LIVEでは安定感ある歌へと進化を遂げていた。
"Top!"のレコーディングではたいせいさんが完全に歌のうまいメンバーに対するディレクションをしている。
15:30〜
BEYOOOOONDS 西田汐里
ハロプロの各グループのなかで現在最も成熟したパフォーマンス集団であるBEYOOOOONDS の最高音域を支える西田さんを、忘れてはいけない。"求めよ…運命の旅人算"ではホイッスルボイスを披露して、さすがに見つかっただろうか。小さな身体に負けず嫌いオーラをまとい発する声は印象的である。
ハロプロには魅力的な歌を歌うメンバーがたくさんいるので、もっともっと見つけて行きたい。
げんぱく
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