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ハロプロからのセカンドステージ

6月8日から10日にかけて、ハロプロOGの現場をはしごして、最後に新沼希空の卒コンまで駆け抜けた。OG現場で感じたことを残しておきたい。


カンナギマロ(福田花音)

〜卒業してからもう2周分くらい紆余曲折を経て、新たな気持ちでの活動に臨む〜

ハロプロエッグから加入し、スマイレージのオリジナルメンバーとしてデビューして、アンジュルムメンバーとして卒業という、ハロプロアイドルとしての道程をたどった。この当時は私はヲタクではなかったので、語れることは特にないが、朝のテレビ番組で天の声(山里亮太)とからむ4スマの姿は記憶に残っている。

卒業後は作詞家(優秀アルバイト)時代から大森靖子率いるZOCに巫まろとして加入した。個人的にはメジャーデビュー当時の大森靖子のライブ、まろ加入前のZOCのライブにも行ったことがあるが、その後のZOCの崩壊も意外というほどでもなかった。大森靖子はそういう尖った人である。しかしまろ加入後のZOCのライブに行くことはついになかった。

このような紆余曲折ありセカンドステージどころかフォースステージくらいとしてのソロの音楽活動をスタートした。6月8日の和田彩花とオムニバスとの対バンがソロの初ステージとなった。いきなりソロになり曲準備等苦労したようだ。

以下セットリストである。"ピンクのネモフィラ"は提供曲として作詞した曲で自身には似合わないと言っていたが、未だキュートなマロにしっかりフィットしていた。"スキちゃん"披露してヲタクにしっかりサービスしてくれた。また行きたいなと思わせられるライブだった。

1 Piece of Trash
2 わたし
3 無限抱擁
4 ピンクのネモフィラ
5 前髪
6 僕は頑張るよっ
7 私の心
8 スキちゃん
9 今から帰るよ

和田彩花とオムニバス(和田彩花)

〜留学を経て、自らの思うところのアートへ邁進する〜

フランス留学でアートの道を修め、活動家として自身の考えることを語る和田彩花だが、音楽家としてはバンド"和田彩花とオムニバス"を率いる。

ライブはMCはほぼなく進行した。正直音楽的にはついて行くことが難しかった。

"和田彩花とオムニバス"のライブ前の和田彩花、カンナギマロ、山田社長の3人のトークで、和田彩花が一緒に活動していたときは花音と正反対の性格と言われていたが、時がたって考えかたが似てきたと言っていたのが印象的である。

岸本ゆめの

〜ソロシンガーとしてイチ、ミマンからのスタート〜

記念すべきソロデビューの初ステージである。デビューで新宿LOFTとは、これから上を目指すって大変だと思うが、家庭を背負ってハロプロ研修生になったハングリー精神を持った今どき稀有な存在のシンガーとして大成してほしいものである。

ブルース、ソウルを感じさせる歌唱はつばきファクトリーのデビュー当時からの彼女の武器である。これからの活動、無理をせずに登って行ってほしい。

太陽とシスコムーン

〜25周年にしてフリーランススタイルで明るく活動するレジェンド〜

とてつもないパワーを受け取った。ハロプロ初期を1年半という短期で解散したものの、アップフロント所属でなくなっても25周年にしてライブをしているのは素晴らしいことである。

老眼とか言っているが、バキバキにダンスして、もちろん歌唱力は言うまでもない。現役当時のライブはもちろん行っていないものの、曲は現役ハロメンのバースデーイベントなどでも馴染み深いものが多かった。

50歳くらいになってもマイペースに明るく活動しているのは理想的なセカンドステージである。(太シスはスタートからセカンドステージという特殊さはあるが)

ゲストの川名凜はケロヲタとして、彼女を選抜していただき感謝している。

1.ガタメキラ
2.月と太陽
3.Be cool down(昼)Versus(夜)
4.Hey you!(昼)Be My Love(夜)
5.Everyday,Everywhere
川名凜登場
6.朝晩、ギャラクシー劇場で(川名凜ソロ)
7.もう一歩(川名凜ソロ→途中から太シス登場)
8.丸い太陽-winter ver-(太シス&川名凜)
9.DON'T STOP恋愛中(太シス&川名凜)
10.ディスコ・クレオパトラ
11.Hey!真昼の蜃気楼
12.ズルい女
13.ENDLESS LOVE〜I Love You More〜
アンコール
14.YES! しあわせ
15.宇宙でLa Ta Ta(太シス&川名凜)
16.Magic of Love

山岸理子

〜新人舞台役者としての道を歩み始めた元リーダー〜

10代の共演者もいるなか、25歳山岸理子、"くちびるに歌を"の合唱部中学生役がしっかりはまっていた。このあと新沼希空の卒コンだったのに、その前にずいぶん泣かされてしまった。

山岸理子の出演舞台は大人の麦茶のラスト公演"ネムレナイト"にも行ったが着実に役者として歩みを進めているのが頼もしい。確実にはまり役だった"ブラックジャック"のピノコを見逃したのは大失敗だった。(DVDは予約した)


これだけのはしごをしてから、新沼希空の卒コンへと向かった。希空は卒業後は芸能界引退するとのことだが、もうステージで見られないのは辛い。太陽とシスコムーンはフリーランスでも、オバさん(失礼)になっても時を経てステージに立っているので、そのうち姿が見られたらなと祈るばかりである。


げんぱく

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