孤独と自分と向き合う事(コラボ回)
はい…、
皆様こんにちは、Yugenです。
元バンドマンで、現在はDTM界隈で活動しています。
自身の活動は主にボカロでオリジナル曲を出したり、ギターカバー動画もあげています。
自身の活動と並行でボーカルMIX(主に歌ってみたMIX師)、楽曲インスト制作等、音楽の仕事をしています。
まだ道半ばな身ですが、皆様よろしくお願いします!
今回はnoteコラボ回です。
Sailling Before The Wind(以下SBTW)のベーシスト、Bitokuさんにお越しいただき、
孤独と自分と向き合う事、をテーマにお話していこうと思います!
自身のバンドであるSBTW以外にも、Alphoenixや、ソロプロジェクトNevrnessでの活動、レコーディングエンジニア等、多岐に渡る活動を展開をするBitokuさんに4つの質問をしてみました!
僕自身はバンドの道を挫折して、今現在は独り身で作曲をしたり、音楽関係の仕事をしています。
楽曲制作で行き詰まったり、SNS運用で迷ったり、何かに挫折して心が折れそうになった方、なりそうな方に共感できる内容かと。
それではBitokuさん、よろしくお願いします!
①楽曲制作やMixが行き詰まった時のストレスの対処法
Bitoku (以下B):そもそも、行き詰まるまで作業しません。曲作りやMixは、時間を決めてやります。例えば「昼12時まで」と決めたら、どれだけ進みが順調でも、12時で切り上げます。
もちろん、レコーディングや緊急の仕事などで、作業が長時間におよぶこともあります。が、そのときも「行き詰まってから云々」ではなく、事前に休憩までの尺を決めてます。「〇〇時になったら夕食へ出かけよう」みたいな。
言葉の綾かもしれませんが、「行き詰まったからXXする」という思考を避けるわけですね。シンプルに、「〇〇時になったらXXしよう」。わざわざ自分自身へ「行き詰まり自己暗示」をかけるメリットがないので。
仮に「行き詰まり前提主義」を取るのであれば、直接的な原因を取り除くだけです。例えば仮眠で行き詰まりが解消されたなら、原因は睡眠不足。行き詰まっていたわけではありません。外へ散歩に出て解消されたなら、運動不足だったのかも。疲れ目だったのかも。
”行き詰まり”は、それ自体が行き詰まりをもたらすことはないので、実は存在しない概念だと思っています。この思考が、対処法ですね。
②noteとブログの書き手目線、読み手目線での根本的な違い
B:書き手としては、noteの方が圧倒的に書きやすいです。僕はnoteに出会うまで、ブログ継続を何度も挫折してきたので。ブログ特有の「何でもできる」感が、自分には逆にマイナスでした。(フォントや背景画像など)全て設定できるし、全て設定したくなっちゃう。肝心の”書く”行為への到着が、どんどん遠ざかる。片やnoteは、細かいレイアウトを設定できない(し、する必要もない)。より直感的に、”書く”行為を始められて、続けやすいです。
読み手としても、noteの方が基本的には読みやすいです。ブログに比べると、視覚的な面での「最低限の読みやすさ」が担保されているので。ブログは全てを設定できる分、(執筆側が)気付かないうちに奇をてらったレイアウトになりがち。謎の読みにくいフォントや文字サイズ、変に凝った文字色など。「ブログレイアウトにおけるオリジナリティ」と「視覚的な読みやすさ」は、反比例関係にあると思います。
もちろん何でもいじれるのがブログの良いところだと思いますが、裏を返せば、意図せず読みにくくしてしまうリスクもあるわけで。(書き手にせよ読み手にせよ)noteの場合、「視覚的に読みにくくなるリスク」を自動的に回避できるのが、ブログとの違いですね。文章の外側(視覚性)にこだわりがない自分にとって、noteは文章の内側(中身)に集中できるから、楽です。
③複数のSNSを運用して方向性に迷った時の対処法
B:方向性に”迷える”時点で、更新ペースを決めてないorペースが緩い、のどちらかだと思います。辛辣な言い方になってしまいますが、そうなっている時点で、正直どんな方向性でも良いんですよ。
僕は、noteを毎月10回更新すると、決めています。TikTokなら毎日更新。ハイペースで更新していると、ネタ作りで迷う暇はなく、とにかく浮かんだアイデアを試すしかありません。
例えば今、TikTok運用で2つの方向性で悩んでいたとして。毎日更新するなら、まず今日と明日の2つ分、コンテンツが必要。迷っている間に締め切りが訪れる。となると、今日と明日に1方向性ずつ試して終わり。迷うというか、もうとにかく投稿して結果(数字)見て、次の更新に向かうしかないわけです。
言い方を変えると、「アイデアを思いつく能力」と「浮かんだアイデアから選ぶ能力」は別。僕の場合は、自分の後者の能力をあんまり信じていません。だから、浮かんだアイデアをどんどん試してます。noteのテーマも、直感的に浮かんだことを、次の更新ですぐ書いちゃいます。
(アイデア選びの段階で)めっちゃ良いアイデアを闇に葬り去っちゃうことに比べれば、全てのアイデアを試して、多少の空振りが起きるのは全然問題ないです。というか、真剣に選んだアイデアですら、数字の伴わないこと余裕でありますし。ありません? であれば、思いつくもの全部、やる方が良いかと。
④自分の底辺が見えたと思ったり、現実の厳しさに打ちのめされ絶望した時の乗り越え方
B:例えば、2014年12月12日に絶望を感じたとして。限界を感じたとして。けどそれは、「2014年12月12日の自分」の限界であって。翌年「2015年の自分の限界」とは違いますよね。
何が言いたいかというと、自分の限界とか底辺とか、僕は気にしたことないです。情報発信における共通言語として、そういうワードを使うことはありますけど。だって、2014年の自分のまま、その後10年20年、成長を止めたいわけ、ないじゃないですか。いや、そのまま現状維持で終わりたい人はそれで良いと思いますが…。
例で出した2014年12月12日は、僕のやっているバンドSailing Before The Windで、自分が1人だけになった日です。メンバー5人中4人が脱退して、1人残った日。
でもあれから7年が経ち、2023年11月、僕は新しいメンバーと共に、Sailing Before The Windを続けています。たくさん失敗して、地獄を見て、今でも失敗しますけど、その度に変わってきました。強くなってきました。いちいち限界とか考えたことないです。限界よりも他に、バンドを続けるために、考えなきゃいけないことだらけなので。
というか仮に考えたとしても、それは「”2023年の自分”が思う限界」であって、「”2024年の自分”が思う限界」とは違うでしょう。
仮に限界が見えたとしても、それ自体は問題ではなくて。じゃあ自分の行動をどう変えるか、が問題。限界が見えた結果、何が起きたのか。何が起きるのか。自分は何をすれば良いのか。何がしたいのか。
考える暇がある時点で恵まれていますし、そもそもその暇がある時点で、本当の限界にはまだ直面してないでしょうね。まだまだいける、やれるということです。
最後にYugenからメッセージ
Yugen:合理的かつストイックに進めていく姿勢に、ますます刺激を受けます。
そして丁寧に僕の質問に答えて頂いてくれて、本当に感謝しています。
作曲する時間帯を決め、どれだけ作業が順調に進んでも決めた時間に切り上げ、または休憩という姿勢が継続のコツなのと、
複数のSNSを更新する中で、ハイペースで更新していくのが重要なのを改めて理解しました。
確かに、何事もいきなり成功するとは限らない。
心が折れかけた時も、考える暇がある地点で恵まれているんだな、と。
まだまだ自分には未熟な所があったので、凄く勉強になりました…。
僕も何回か折れかけてますが、凄く学びになる。
個人的な話ではありますが、
僕自身、Bitokuさんのnote(ビトクの楽屋)を購読してから丸一年過ぎました。
2019年にSBTWの存在を知って、当時からBitokuさんのXも、SBTWの音源もチェックしていて、noteの記事内容に興味を持ち始めたのが2022年。
何気なくnoteの更新を再開したのが2022年後半で、同時期にBitokuさんのnoteに興味を持ち始めて購読を開始。
現在もインプットさせて頂いてます。
気付いたらnoteの執筆にもハマっていきました。
Bitokuさんの言う通り、ブログを書くよりもシンプルかつ書き手としても書きやすいし、読み手としても読みやすい。
ブログと違って無駄な自由度がないから、記事ネタを書くのに集中しやすかったり、シンプルなUIなのが逆にいいのかも知れない。
Bitokuさん、貴重な時間を頂き本当にありがとうございました!
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Bitokuさん参加のバンド、プロジェクト
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