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自立した子供を育てる5つの考え

こんにちは。皆さんは、自分の人生を設計してますか?
僕は、40歳ぐらいになるまで自分の人生を設計するということを考えたことがありませんでした。
とにかく、目の前のことで精一杯で自分のやりたいこと、挑戦していたいことに蓋をして来たように思えます。
どこかに就職して、毎月決まった給与をもらうのがいいのか、それとも起業して自分が頑張った分たけ報酬を得るのか。
たいていの親は、自分の子供に苦労をさせたくないのか、安定した職業を望みます。
でも、それって本当にその子供のためになっているのでしょうか。

現に、若い子に起業してみたら?っていうと、「私には無理です」と返って来ます。
将来、どうしたいの?と聞くと、「何がいいんですかね?」と返ってくる。

今日は、自立した子供を育てるための、私の幼少期のことをふまえながら、私の思う子供を育てる5つを上げていきたいと思います。

子ども扱いしない

私は、小学校の頃から中学生まで野球をしていました。当然、その頃の夢はプロ野球選手でした。そして、中学の時に肩を痛めてしまいボールを投げれなくなり、高校からは、サッカー部に所属しながらゴルフ場にアルバイトをしながら研修生に混じって練習をする日々でした。
そのころは、本当にプロゴルファーになりたかったですね。私の親父は、フロゴルファーになりたいと言ったら、「一回は挑戦させてやる」と言いました。そして、才能があるかみてもらえと言って、親父の知り合いのちょっとゴルフのうまい建設会社の社長とラウンドすることになりました。
その、BMWを乗り回していた社長がまたクソみたいなやつで、そのラウンドした日の四六時中、上からものを言われ、けなされ、すごく嫌な思いをしたことを覚えています。

後で知りましたが、当時親父が建てた会社の施工を、そのクソ社長が請け負ったみたいで、建物は欠陥だらけ、設計図と誤差がありまくり、地盤沈下するわで、2000万ぐらい修繕費にかかるという結果でした。
しかも、そのクソ社長はそんな工事ばかりしていたんでしょう。自己破産して夜逃げしていて、請求もできない結果です。
よく、そんな奴にゴルフのセンスを見極めさせたなと思います。

挑戦なんて、一回でうまく行くことなんてありません。何度も失敗して、失敗から学んで成功するもんです。

挑戦したいものがあれば、気が済むまで挑戦したらいいと思います。
やるときも、止めるときも子供自身の決断で決めればいいと思います。
子どもだって、自分の人生なんだと理解します。
子供の人生に、介入しすぎるといつまで経っても自立しないと思います。

経験したふうに言わない

例えば、子供が「将来、〇〇になりたい」と言ったとき、「そんなのは、あなたには、無理だからやめておきなさい」と親は言います。
こう言うことを言う親のほとんどが、挑戦したことのない親だと思います。

親自身が、起業もしたこともない、夢に向かって挑戦したこともないのに、どうして「無理」と言えるのでしょう。

それは、親自身も無理だと思ってるから。

はっきり言って、経験したこともないことを押し付けるのは、経営もしたこともない、支払いに追われて資金を調達することに頭を悩ませたことのない、大学の経営学の教授です。
説得力のかけらもない。
分からないなら、分からないと言えばいい。
挑戦したことがないなら、挑戦したことがないから分からないと言えばいい。

子供に見栄を張る人多くないですか。すぐにそのメッキ剥げますよ。

褒めて育てる??????

最近、よく言うじゃないですか。「褒めたら伸びる」
完全に否定はしませんよ。そりゃ、たまに褒めることも大切だとは思います。でも、何をやっても褒めるって、子供を馬鹿にしてません??
ヘタクソでも褒める。
出来なくても、「頑張ったね」と褒める。


私の兄弟は、姉が二人います。学校の勉強もそこそこ出来る姉二人です。そして、勉強より体を動かすことが好きな私は、姉二人より成績が悪いので、結託して馬鹿にしてきます。
親も、私と姉二人を比べます。通知簿を見せると、ため息をつかれました。

しかし、その度に私の中で、「通知簿の数字なんかで俺の点数をつけられてたまるか。今に見とけよ!」とメラメラと反骨心が芽生えてきたのを覚えています。

あのとき、通知簿を見せて、「頑張ったね」なんて言われていたら、これでいいんだと錯覚していたかも知れません。
可もなく不可もなく人間になっていたのかな。

1から10まで教えない

会社でいませんか。1から10まで聞いてくる人。
別に、人に聞くことが悪いとは言ってません。
考えてから、聞くならいいです。
でも、最初から「これはどうしたらいいですか?」と全てにおいて、聞いてくる人。
もう、こう言う人は自分で考えることを忘れています。親に1から10まで聞いて、親はそれに答えてきたんだろうなと思います。

こう言う社員といると、はっきり言ってストレスです。
私も、いつも社員に対してウェルカムな状態ではありません。自分の仕事に集中している時に、手を止められて指示を仰がれることほどしんどいことはありません。何がしんどいかと言うと、自分の意見がはいっていない「どうしたらいいですか」がほとんどです。

「私は、こう思いますが社長はどう思いますか?」と聞かれると、問いに答えることができますが、いきなり白紙の紙を出されると、判断に大変困るし、時に間違った判断をしてしまいます。

子供が、「どうしたらいい?」と言ってきたら「どうすればいいと思う?」と、考えることを習慣化させることを強く進めます。
そうすることで、自分の考えを持ち、自分と言うものを確立していけるものだと思います。

こけること怖がらない

何でもかんでも与えることが、いいとは思いません。

以前いた社員は、真面目で大人しい青年でした。
その社員に任せたのは、営業でした。初めは、良かったのですが日に日に覇気がなくなり、1ヶ月もしないうちに来なくなってしまいました。
電話をして、「どうした?」と聞くと、その社員の親がその子の机の中から今までの名刺を調べて、合いそうなところに親が電話して次の就職先を勝手に決めていました。
これには、かなり怒りましたね。
まだ、辞めてもないのに親が次の就職先を見つけて、話を進めてるんですよ。
親が、子供がこけないようにきれいに道を掃除してるんですよ。
こけたことがないから、ちょっとの段差でもビビってしまう。
ちょっとでも、つまずくようなことがあれば、過保護の親が助ける。

これでは、自立しません。
こけても、すぐに手を出ささない。自分で起き上がるのを待つべきです。
精神的にこけるのと、実際こけるのは同じだと思っています。

実際に転んで、怪我をしても、親や周りが過剰に「大丈夫??大変!血が出てる」なんて言おうものなら、こけた本人は大変な怪我をしたと思ってしまいます。

一時を争うようなことでなければ、出来るだけ過剰に構うのは、その子のためにも絶対に良いことではありません。

時には、わざとこけさせる。大事なのは、起き上がること。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

今日も、良い1日を!

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