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シティリーグ2025S2 優勝 宝石リザードン


#1 はじめに

はじめまして。東京で激務サラリーマンをしながら、ポケカを楽しんでいるごりくりと申します。これまで大きな大会での実績はありませんし、激務サラリーマンをしておりますので、ポケカに打ち込める時間は限られております。ポケカに関する知識は日々ポケカで遊んでいる皆様の方が十分にあられるかと思います。
一方で、今年の目標の1つとしていたシティリーグ優勝を叶えることができましたので、自己満足ではありますが、振り返りを兼ねまして投稿させていただきます。
初心者に毛が生えた程度の人の駄文だと思って読んでいただけますと幸甚でございます。

#2 デッキ選択

これまでは様々なデッキを楽しみながらも大会ではリザードン、レジドラゴ、ライコポンを選択しておりました。
 ※シティリーグ2025S1ではライコポンを握り、3-3でした😢
 現環境は様々なデッキが存在しており、バランスの取れた(なにかが突出して強いわけではない)環境と理解しております。
 ※Tier表などは日々ポケカに触れている方に対しては説明不要かと思います。
そのため、どのようなデッキに対してもある程度は柔軟に戦えるデッキを選択したいという想いがあったところ、10月末にヨネダタクヤさんの宝石リザードンのリストを拝見いたしました。このデッキは既存ピジョリザ構築よりも柔軟に、かつ速い展開にも対応できる可能性を見つけられるのではと感じ、微調整した上で選択いたしました。
複雑な環境なので、好きなリザードンを握りたいという想いもありました笑

#3 デッキリスト:宝石リザードン

リザードンex SARがかっこいいんだよなあ

A:ポケモン 21枚

・ヒトカゲ 2
・リザードンex 2
・テラパゴスex 2
・スピンロトム 2
・ホーホー 3
・ヨルノズク 3
ここまでは必須だと思います。
安定性の観点でヒトカゲやホーホーの枚数を増やす選択肢があります。

ポッポ 1 - ピジョット 1の採用

元リストはホーホー 4 - ヨルノズク 4 の採用で安定性は◎でした。
ただし、ピジョットの逃げエネ0を活かしてのアクション(プライムキャッチャーやかがリザ等)や後半のマッハサーチのありがたみを優先いたしました。
このデッキはハイパーボールでヨルノズクをサーチしたいのですが、ドローソース不足なため、2枚のコストがかなり重いです。手札干渉を受けて、宝石探しができず、そのまま負けてしまうこともあり、ビッパ - ビーダルの採用も検討しました。しかし、ピジョットの方が最大出力は上がる(ダブルターボエネルギーやヨルノズクのサーチ等)と考え、採用に至りました。宝石探しとマッハサーチで3枚のサーチが可能なため、シティリーグ当日も場面に応じた対応や理不尽な動きまで実現できました。
最終の詰め盤面でマッハサーチでヨノワール、宝石探しでふしぎなアメとブライア or ネジキなどで小さな勝ち筋を何度も拾うことができました。
体感ではありますが、既存のピジョリザよりもブライアは決めやすい気がします。

かがやくリザードンの採用

かなり悩んだ末の採用となりました。シティリーグでも予選+トナメの9戦中、使用は1回のみでした。
採用背景はタケルライコ対面などリザードンやテラパゴスのアタッカーを一撃で気絶させられるような場合、次のアタッカーが準備できず負けてしまわないように採用いたしました。
ピジョリザやドラパルト対面においてもカーストボムを組み合わせて、リザードンとテラパゴスを同時取られて次のアタッカーを準備できず負けるケースがあり、かがやくリザードンが無いと勝てない場面がありました。
元リストではメロコで復帰をカバーしていると理解しておりますが、かがやくリザードンがあれば十分ではと考えました。またかがやくリザードンを柔軟に利用するためにもピジョットが相性◎です。

ヨマワル 1 - ヨノワール 1の採用

このデッキを練習していく中でカーストボムは1回できれば十分と感じたので、1-1の採用となりました。ブライアを使うためやネジキで勝ち筋を見つけるためくらいの感覚で大丈夫だと思います。初めから無理にヨマワルをベンチに出さなくても勝てます(勝ちに間に合うというほうが正しいかも)

B:グッズ 20枚

・ネストボール 4
・ハイパーボール 2
・なかよしポフィン 3
・ふしぎなアメ 4
・テラスタルオーブ 2
・すごいつりざお 1
・夜のタンカ 1
・キャンセルコロン 1
・カウンターキャッチャー 1
・プライムキャッチャー 1

ACESPECはプライムキャッチャー

ACESPECはプライムキャッチャーが無難だと思います。
 ※個人的にはアンフェアスタンプが好きなので、アンフェアスタンプ採用で練習もしましたが、、、うーんという感じ
ブライア or ネジキ+相手のベンチ呼び出しで勝てる場面に対応するためというのが理由です。基本的には3回のワザ宣言で勝つのがこのデッキの強さという理解のため、2-2-2、1-2-3、0-2-4のどのパターンで勝つかを考えるのが大事かなと思います。

ボール枚数

正直、ボールの枚数の最適解はまだ分かりません。。。
(ボール枚数について議論したいため、コメントお待ちしております)
テラスタルポケモンがいないと宝石探しができないため、テラパゴス or リザードンを早期に立てる必要があります。基本的にはテラパゴスを立ててから宝石探しをするため、テラパゴスを立てるための札を優先し、ネストボール4枚としております。
ハイパーボールはコストが重すぎるため、断腸の思いで2枚としました。
なかよしポフィンも4枚採用したいところですが、枠の都合で3枚。
ここは本当に検討すべきポイントなので、最後まで何が最適なのか分かりませんでした笑

キャンセルコロン

ここは自由枠だと思います。私はサーナイトに入るミミッキュやテツノイバラと当たっても宝石探しさえあれば突破できる手段が欲しく、採用いたしました。結果的にピカチュウexやミミッキュの対面を突破できましたので、あってよかったです。

C:サポート 9

宝石探しでサーチ可能であり、様々な場面に対応するために広く採用しました。このデッキでMustだと思うのはブライアネジキです。勝ち筋を増やせるカードだから、というのが理由です。
このデッキを利用する方だと分かると思うのですが、序盤にどのサポートを使うかというのが難しく、なんとなくナンジャモや博士の研究を選択している場面は少なくないと思います。ハイパーボールのコストが重いという課題があるため、ジニアを採用したのですが非常に使い勝手がよかったです。
宝石探しでアメ+テラスタルオーブ(リザードンに変換)を選択しているケースが多かったのですが、アメ+ジニア(リザードン+ヨルノズク or ピジョット)で更に盤面を強固なものにする一役となりました。
不採用ではありますが、シアノもいいなと感じました。シアノはexのみがサーチ対象のため本デッキでは6枚が対象。ジニアは進化ポケモンが対象のため、こちらも6枚。同じ6枚ではありますが、ヨルノズクをサーチできる分、ジニアを採用しましたが、テラパゴスが欲しい場面もあるため、シアノでもいいかもしれません。

D:スタジアム 3枚

ゼロの大空洞2枚はMustかなと思います。このデッキにポケモンのどうぐを採用していないため、ジャミングタワーを採用しました。ゼロの大空洞から張り替えたい場面(ダメカンの乗ったポケモンのトラッシュ等)もあるため、ゼロの大空洞以外のスタジアムを1枚採用してよかったです。森の封印石からの展開の防止やエヴォリューションやデヴォリューション対策など場面に応じて利用できました。

E:エネルギー枚数 7枚

炎エネルギー6枚、ダブルターボエネルギー1枚としました。
元リストは炎エネルギー6枚のみになりますが、ダブルターボエネルギーは採用して好感触でした。テラパゴスの即起動を目的に採用したのですが、逃げエネとしての活用やキチキギス、ヨルノズク、かがやくリザードンの早期起動など利用シーンが多かったです。
またピジョリザと比べてエネ枚数が多いですが、ヒトカゲスタート時などはエネを貼って逃げるという選択肢を取りたいため、エネルギーは多めで良かったと感じております。

#4 立ち回り

大前提ではございますが、各対面に対して細かく記載つもりはございません。(お許しください)
ロストやサーナイトなど非エクメインのデッキを除き、基本的には3回のワザ宣言で勝利を目指すというのがこのデッキだと理解しております。
 ※大体のデッキが3回のワザ宣言で勝利を目指すものかもしれませんが・・・
「最後にブライア or ネジキを使って勝つことができる盤面になっているか」を意識してプレイすると勝利に近づいているのではと思います。

初動について、目指す盤面は以下となります。
 ※初手が悪くて動けないこともたくさんあるので、そこは割り切り
バトル場:基本的になんでもOKだが、ヒトカゲを倒されるリスクは避ける
ベンチ:
1, ヒトカゲ ※バトル場ヒトカゲスタートの場合は逃げてベンチが無難
2, テラパゴス
3, スピンロトム ※手札次第でサーチは工夫する
4, ホーホー
5, ホーホー or ポッポ ※ポッポを置く際はピジョットがいることを要確認
宝石探しを使うためにはリザードンを立てる方が早いのか、テラパゴスを立てる方が早いのかがポイントになるかと思います。

スピンロトムでのサーチ

個人的にポイントだと思うのは以下となります。
①手札にヨルノズクは1枚のみにすること
②手札にヨルノズクがある or サーチできる札がある場合はスピンロトムの2枚目など不要札を持ってくる
こちらにとって嫌な相手の動きは、ヨルノズクが複数手札にある際にナンジャモなど手札干渉されることです。
仮に手札干渉されてもヨルノズクにたどり着ける確率の高い山札にしておきましょう。

ヨマワルは2ターン目か3ターン目の着地

ヨマワルは2ターン目か3ターン目の着地で大丈夫です。
レジドラゴやドラパルト対面だとファントムダイブの餌食になってしまうため、無理に出さず、ネジキから登場させてヨノワールにすることを考えるのも一つの戦略だと思います。

次のターンに宝石探し or マッハサーチが使える状態の盤面を継続する

次のターンも宝石探し or マッハサーチを使える状態にするために、ゼロの大空洞をサーチして展開しておくのか、宝石探しを2回使えるターンだが1回にしておくのか、など考える要素が出てくると思います。

#5 最後に

このデッキは「うらこうさく」感を感じることができ、かなり柔軟に動けるため大好きです。このデッキを皆様に触れていただくことで経験と知見が深まり、より良い宝石リザードンの形ができることを期待しております。
そのため、日々の気づきや私の文章を読んで感じたことなどコメントやDMいただけると大変嬉しく思います。
これからもみんなでポケモンカードを楽しみましょう!


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