花粉症に効く栄養素はなにか？

花粉症に効く栄養素はなにか？というアンケートに158票もの回答いただきました。
タンパク質、ビタミン、食物繊維の順となりました

結論から言うとそれぞれがお互いに作用しあい免疫の調整をするのでバランスの取れた食事が大切ですが、【食物繊維】が強力に炎症を抑えてくれることをもっと知られたほうが良いと思います

それぞれの栄養素は花粉症などアレルギー反応を抑えてくれる作用があります。
長くなりますが、保存などしてゆっくりと読んでみてください。

タンパク質について

身体の免疫系の重要栄養素というか、日常的に意識する栄養素だし、身体も元となる栄養素良質のタンパク質は花粉症の原因となる物質を見分けて、過剰な防御反応を抑え、炎症を抑制してくれます。特に海藻類に含まれるタンパク質（アミノ酸）は優秀なのはあまり知られていない

ヒスタミンをコントロールする機能も持っているので、花粉症状の主役である鼻詰まりや鼻水、目のかゆみなどの症状を抑えてくれる
・オススメはひじき、昆布、海苔だ

発酵食品やヨーグルトの上澄みのホエイには、腸内環境と免疫のバランスを調整する効果がある
タンパク質は毎日、食べることを意識しないとなかなか食べることができないので、食べる習慣を続けることで花粉症状を抑えてくれる
・R1ヨーグルトなど飲むヨーグルトではなく、ブルガリアヨーグルトなどがいいよ

ビタミンについて

身体の免疫系の調整に効く！
特にビタミンCとビタミンDには直接炎症を抑制してくれる作用がある
今日は特に花粉症を抑えたいというときは、サプリでもいいから大容量（1000mg以上）のビタミンCは即効性があります。
身体に溜まることのないフロー型の栄養素なので、毎日取るのはむずかしいかも・・・
すぐに花粉症の症状が一時的にしろ改善されるから覚えといて損はないよ

ビタミンDは太陽光を浴びることで身体の中で合成される栄養素
花粉が飛んでるからと言ってあまり太陽の光を浴びないのはおすすめしない

他にもビタミンEやビタミンB群は免疫細胞を調整して、アレルギー反応を抑制してくれるから、毎日ちゃんと野菜と果物は食べたほうがいいよ

野菜くえ！！

食物繊維について

腸内環境（腸内フローラ）を整えるのはご存じのとおり

でも、
食物繊維そのものがヒスタミンを抑え込んで、花粉症状そのものを和らげてくれることもあまり知られていないだろう

ヒスタミンを抑え込む作用は食物繊維が腸内で発酵することで効いてくる
腸内環境を日頃から整えるのはマジで大切
オススメはリンゴ、ブロッコリー、ニンジン皮ごと、芽キャベツ
あとは日本では馴染みがないけどチコリという野菜は腸内環境しだいでは花粉症ふくめアレルギーを抑制してくれる

継続的に食物繊維をとることで腸の壁を強くして、花粉症の発症を防ぐ

腸内環境を整えるのはタンパク質、脂質も関係しているから、ポテチを毎日食べてる人は自制しよう

一年中、なんらかの花粉症やハウスダストに苦しんでいる人は食物繊維のとり方を考えたほうがいい

食物繊維はスムージやジュースとして摂るのはおすすめしない、ちゃんと噛んで食べること！

他の栄養素について

他にも良質の脂質（オメガ３）と微量金属類も花粉症の発症に関わっているので色々食べるのは大変だと思うけど、毎日ちょっとずつ食事を変えたり、果物を取り入れたりすることで花粉症を乗り越えていけるよ

結論

タンパク質、ビタミン、食物繊維の3つの栄養素は花粉症に関係するということ

その中でも【食物繊維】は直接花粉症状をおさえてくれます。
腸内環境は免疫の暴走を止めてくれるし、食物繊維が腸内で発酵すると花粉症（アレルギー）の根本改善のもととなる短鎖脂肪酸（SCFAs）が作られうので、日頃から腸内環境に意識を向けていこう

ほかにも、めちゃくちゃ少ないけど重要な金属（ミネラル）の亜鉛やセレンも大切だ

結論は野菜と果物が足りていないから、野菜くえ！果物くえ！ということになる