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10月8日〜10日の3日間、近畿地方へ視察研修に行ってきました。

議員活動の足跡として残します!

10月8日(初日)

羽田空港11:40発のフライトで、議員6名と行政担当3名が南紀白浜へ。
約1時間のフライトで南紀白浜空港に到着、早速中心地へ移動です。
すると、とにかく中心地までのアクセスが驚くほど簡単かつ短時間!
(もしかしたら大阪〜白浜と変わらないかも・・・というぐらい)

昼食後、白浜町役場を訪問し、ワーケーションやサテライトオフィスの誘致活動について詳しく学びました。

南紀白浜は、観光資源だけでなく、災害に強い「NeverNet」やフリーWi-Fiの整備など、ICT環境が充実しており、先進企業の受け入れが進んでいる地域。
すでに大手企業の進出もあり「聖地」とも呼ばれています。

最近では他の自治体も積極的に企業誘致を行っているため、今後は独自性を出すことが重要だと強調されていました。

そして、午後には、豊かな自然に囲まれた高台に位置するサテライトオフィスを視察。

まるでカフェのような空間でリモート(サテライト)ワークが実現!

カフェのような洗練された内装が、リラックスした環境で働くことを可能にし、仕事へのモチベーションも高める効果に十分つながると実感しました。

以上で初日は終了。
この後、和歌山市内に移動し、宿泊。

10月9日(2日目)

2日目は和歌山市から大阪府泉南市へ移動し、海岸に隣接する「りんくう公園」の整備事業について学びました。

もともとは大阪府が開発を進めていた埋立地が財政難による計画が中断され、荒れ地となっていましたが、泉南市がこの土地を無償で借り受け、民間の力を活用したPFI事業で整備されました。
※PFI事業とは↓↓↓

この事業は、スポーツやレジャー、グルメを楽しめる関西最大級のレクリエーション施設として成功し、現在は民間企業による独立採算で運営されています。

当初は関西空港から近いこともあり、インバウンド需要を期待していたようですが、現在は県内からの来園者が多いそうです。

午後には公園を視察し、4つのエリアに分かれた施設を見学。

アクティビティエリア
→15mの高所アスレチックやスケートパーク、人工芝グラウンドが整備され、スポーツ愛好者には理想的な場所!
コミュニティエリア→ビーチをイメージしたBBQ場やテラス席の飲食店があり、リラックスした時間を楽しめる環境が整備!
マルシェエリア→地元食材を使ったマルシェが毎週末に開催され、地域と観光客の交流の場
グランピングエリア→全棟オーシャンビューの独立型ヴィラが並び、贅沢なアウトドア体験を提供!

また隣接する泉南マーブルビーチは白い大理石が美しく、「恋人の聖地」にも選ばれ、夕陽が特に美しいスポットとして知られています。

マーブルビーチ
おしゃれな飲食店が立ち並ぶコミュニティエリア

その後、泉佐野市内へ移動し、宿泊。

10月10日(最終日)

最終日は高石市へ移動し、スポーツ振興くじを活用した公共施設整備事業について学びました。

スポーツ振興くじ助成金を活用して整備された人工芝サッカー場アーバンスポーツ施設について、活用の具体的方法や注意点などこの事業の経験が豊富な担当者から、詳しく説明を受け、現場も視察。

人工芝は全般的に維持管理が簡単で、特にメンテナンスがほとんど不要というメリットがありますが、寿命があり、部分的な修繕が難しいため、全面張り替えのタイミングが課題とされています。
しかしながら、多くのスポーツで取り入れらているように、天然芝にはない魅力的な環境であることは否めません。
施設管理の担当者の生の声に耳を傾けながら、現地をじっくりと拝見させていただきました。
また、高石市はもともとスポーツが盛んな地域で、特にアーバンスポーツの中でもスケボーが人気を集めているそうです。これまでは公園利用において、近隣住民との共用が課題だったこともクリアでき、現在は夜間や休日の利用が非常に高いとのことでした。

このようにスポーツ振興くじ助成金を活用することは地域に課題解決、新たな事業開発などに大いに役立つ取り組みです。
しかし、毎年助成を(要望通りに)受けることができる仕組みではありません。
活用時期、事業内容を吟味したうえで効果的な活用方法を検討する必要があると感じました。

以上で全日程が終了。(夕方の新幹線で湯河原へ)

終わりに

この3日間で視察した内容は、湯河原町の将来の計画や施策に活かせるものばかりであり、非常に実り多い視察研修となりました。
今後、議会活動や地域発展に役立てていければと考えています。

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