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ゆがふの商品紹介④ トマトもつ煮
カシマスタジアムで売店を営業して14年目、ゆがふの商品紹介第四弾!ついにトマトもつ煮の紹介です!
初期の食肉さんのもつ煮を売っていたころから思っていたのは、
「もつ煮は美味しい。けど食べられない人って結構多いよね?」
でした。臭みが苦手だったり、食感だったり、見た目がダメ~とかいろいろ理由はあると思うんですが、一番は臭みではないのかな?と思ってました。
そこで考えたのが、イタリアンのトリッパのトマト煮みたいにしたらいいのでは?と言う事でした。トリッパは牛の第二胃袋(ハチノス)ですが、これを豚もつに変えればそれっぽくなるんじゃないの?ってことで試作を始めました。それが2009年の事です。
当時はゴール裏で営業していました。作っては食べ、色んな人に食べてもらって感想をもらって、と試行錯誤を繰り返しながらトマトもつ煮を作り上げました。そして、何度目かの試食を食肉さんに持って行った時に
「これは早く売り出したほうが良いよ!」
と太鼓判を押してもらい、その勢いで販売を開始しました。
そしてその時si!stAdiuM.さんがうちのトマトもつ煮を食べてくれて、絶賛してくれました!その後のくだりに関しては、実際人気商品になり捌ききれなくなったのは事実ですので反論できませんが、更に色々とオペレーションの改善をしました。トマトソースがベースなので温めるときにどうしても焦げ付きやすく、苦労していましたが、湯煎鍋の導入でその問題も解決しました。
当初は全く相手にされないキワモノとして、ほそぼそと販売していました。なので注文が入ってから一人前ずつ温めていても全く問題ありませんでした。しかし現在はその当時から比べて30倍以上の量を一試合で売るまでになりました。ありがたい事です。ちなみに一番初めのころからすると、材料や調味料など少しづつ変えてきて細かなバージョンアップを繰り返した結果が今の味です。これは自分が美味しいと思う味を追求してきたものなので、残念ながら元の味に戻すことはありません。
これからも、もっとおいしくするにはどうするべきか試行錯誤は続けていくつもりです。
去年あたりからトマトもつ煮ライスも始めましたが、とにかく炭水化物との相性がいいのでお勧めです。
よく言われるのはどうやって作っているの?ですが、普通のもつ煮とは根本的に作り方が違います。ノーマルなもつ煮を作ってトマトを入れているわけではありません。まずトマトベースのソースを作ってそこに具材を入れていきます。材料的、調味料的に特殊なものは何も使っていません。誰でも手に入る普通の食材で出来ますので、試行錯誤してみてください。一番手に入りづらいのは新鮮なもつそのものかもしれませんね。
丹精込めて作りだしたトマトもつ煮、トマトもつ煮ライスをこれからもよろしくお願いします。