テーマ募集 ユウガ遍歴編
1月5日にもなりますと正月みが薄れてきましたね。本日は早朝からバイトの都合で普段使う電車とは逆方向のものに乗っています。こういうのがいいんですよ。いいんです。いいんですよ。
改めましてナックラーのユウガです。
本日はテーマ募集でいただきました「ユウガ遍歴」というものを書きます。
僕は結構なんだかんだダラダラとインディーズお笑いをやってたのでややこしいんす。
細かいやつはまた時間ある時にドンっ!って書きます。ルフィが遅れてやってくる時と同じでどんっ!を採用してるのでそのつもりで。
ちなみに見出しの写真は昔の衣装。ええわけないシャツ着てる。
2014年7月〜2015年8月 秋晴れ熊猫(江戸しぐさ)
これが私が人生で初めてコンビを組んだというやつですね。学校のお楽しみ会とか文化祭だけのやつは抜いてます。相方は当時の中学の同級生。中2の修学旅行で初めて漫才やって、そらウケるもんなんやけど想像以上にウケた。こん時にちょっと芸人やってみたいかもって思い始めた。ハイスクールマンザイに2回出て準決勝一回と予選落ち一回。あと笑顔甲子園っていう高校生の賞レースで決勝まで残った。我ながらとてもよく頑張ったと思う。その決勝戦の後に辞めるわって言われた。きっと月一くらいでやろうっていうて始めたのに僕が色んなところ連れまわしすぎたからやと思う。余談やけど転校生だった相方と組んで漫才する僕らべしゃり暮らしすぎる。
2015年10月〜2015年12月 クレヨンダンス
非常に短命。相方は今東京でフリーの芸人さんをしてはる。初めて先輩と組む、あと初めて主導権を握ってもらった。僕の大学受験とかこれから一生このコンビでいれる自信がなくて解散をお願いした。この人と組みっぱなしやったら僕は40期で入学してた。あとここで僕が他人の書いたネタ覚えられへんことが判明する。
2015年12月〜2017年6月 オブジェクション
高校生時代最後のコンビ。相方は同期の南東西の夏日実。当時めちゃくちゃ仲良くなかった気がする。原因は明白に僕の人間性が悪かったこと。変なネタを書いては相方に「これちょっとちゃうんちゃう?」と言われて「ほなお前が書けや」の逆ギレを繰り返してた。非常に申し訳ない。最後のハイスクールマンザイでなかなかウケたらしいけど負けた。現在までこの悔しさを上回ったものはない。マジで。相方の大学が忙しくてライブ出れなくなったので自然消滅的なやつ。
2017年9月〜2019年12月 熱意の踊り場
この辺から掛け持ちでやってる時期が続くのでややこしい。一昨年のM1も出てたりしてたけど個人的にこのコンビは落研に置いてくるのが一番美しいと思うので僕らの落研引退の時期で終了させとく。相方は同期のカゲ。出てたライブとかかなり少ないけど要所要所で漫才してた。ここでかなり久しぶりに僕がボケやってみることになった。2018年3月には東京の学生芸人の大会で3位をいただくことになる。正直書いたネタ数が少ないのもあったけどほとんどスベッた記憶がない。東京とか落研の合宿とか関学の教会とかめっちゃ色んなところで漫才してた。一回だけ喧嘩した時のカゲ怖すぎて終わったと思った。
2017年11月〜2019年3月 ナックラー(第一期)
やっと出てきたナックラー。相方はお馴染みの目と声がでかいやつ。元々彼に誘われて落研入ったんだけどそっからいまいち接点が無く、松竹芸能さん主催の大会に出ようと思った時にカゲ誘ったら来れなかったため誘った。なんか繰り上げみたいになってるけどこれがなかったら今組んでたかわからへん。松竹の若手ライブ出してもらって2位とかもらってネタ見せ行ったりしてた。相棒が資格の勉強するからっていうて休止。ちなみにこん時相棒が芸人やるかどうかは五分ぐらいやと思ってた。
2019年5月〜2020年3月 猫と大福
僕はナックラーは源のコンビやと思っているので僕の中の最高傑作はこのコンビ。相方は今もフリーでやってるチームクボのクボさん。当時の漫才と今のクボさんのネタを見比べるとまるで印象が違う。きっと今の方が素の自分に近いものを出してるんだろうなって思ってるので猫と大福のクボさんはある程度僕が無理に作り上げてた部分があるんだろうなって思う。正直ここのコンビがその後の自分に与えた影響でかすぎ。めちゃくちゃ無茶してた。組んで5回目くらいの舞台で関西の賞みたいなやつ獲って神戸大学のお笑いコンテストの審査員して人生で初めて営業も行ったし、自分の主催したライブで満席出せたのもこれが最初で最後やったと思う。新ネタライブするってなってネタできあがらへんから僕がひたすら喋るみたいなんをやり出してた。本人はネタ合わせしてくれないと嘆いてたけど突然めちゃくちゃ良いツッコミやら相槌やらを放り込んでくる。それが楽しかった。解散ライブやのに新ネタとかしてた。あとこれだけは言いたいねんけど社会人お笑いの人と大学生お笑いの人が交流するようになった要因の一部は間違いなくこのコンビ。異論は認めない。もうちょい感謝してくれてもいい。コーヒー飲ましてくれ。源から芸人なるわって連絡きたため解散。元々源が戻ってくるまでのコンビの予定だったからさ。というかお笑い好きの女の子を無理やり僕が舞台まで引っ張り出してたと思ってたから猫と大福の解散でマジでクボさんは辞めると思ってた。珍しく予想外してた僕。
2020年3月〜現在 ナックラー(第二期)
てなわけで源が帰ってくると同時に流行病でライブ無くなった。と同時に僕はもう吉本行くの確定だったので学生芸人のライブに出るのを辞めた。その旨をTwitterに書いたら大学辞めると勘違いされた。笑っちゃう。なんやかんやで笑櫻会という寄席を主催していた時期もあった。二足のわらじと言う兼業芸人のバトルライブでは最後まで勝てなかった。ちな2位が二位と4位が一回。リスナップさんという先輩の主催する昼寄席にも呼んでもらった。数こそそんなに出られなかったがめちゃくちゃ良い経験になったと思う。自分が今後こう言うところで頑張りたいって言うのが全部揃ってたから。そっからNSC入って今に至るって感じ。
長いわ。遍歴が。色んな人との縁と偶然でここまで続けられてますわ。ここまで読んでどう思ったかわからへんけど、僕が同期内とかで漫才上手いって言われるのは才能じゃなくて経歴が長いからやと思ってる。故に一つもアンドバンテージがない。いやネガディブエンディングすな。ネガディブエンディングってなんやねん。なにが?何がじゃないよ。