進化論マーケティングから考える〇〇 Part1
こんばんは。YuGaです。
今回は、鈴木祐さん著の
「ヒトがもつ8つの本能に刺さる進化論マーケティング」
Prologue, Stage1を読んでみて考えたことについて!
それでは早速本編へどうぞ。
1.本書の構成
Prologue ヒトの欲望を科学するたった1つの考え方
Stage1 人類の欲望を生み出す8つの本能
Stage2 ”刺さる本能”を見極める2つの手法
Stage3 ”刺さる本能”の種類を増やす7つの問い
Stage4 ユーザー体験をデザインする62の技法
Epilogue 本能ダッシュボードで、行動を起こす
の6段構成になっています。
読了しているのは上二つ、人類の欲望・本能についての説明になります。
2.概要
Prologue, Stage1を3つにまとめると以下のようになります。
①人類の欲望メカニズムは20万年前から変わらない
②進化プロセスに基づいた究極の本能は「生殖」と「生存」
③究極の本能を「安らぐ」「進める」「決する」「有する」「属する」
「高める」「伝える」「物語る」の8つに分類することで根源的な欲求に刺さるマーケティングができる
②の究極の本能は気谷 昭宏さん著の「快・不快による支配からの脱却」にも同様の記載がありますが、こちらはさらにそれをマーケティングに活用するために8つに掘り下げているのがポイントです。いや面白いですね。
3.YuGaの自己紹介を8つの本能に分類してみた!
そこで思いついたわけです。
「自己紹介や自分の何気ない行動を8つの本能に分類したらどうなるんだ?」
この記事に書くことは、自分の欲望を丸裸にしてさらす行為なので非常に恥ずかしいのですが、さっそくやっていきましょう!
自己紹介に書いた趣味とマイブームをまとめると以下の5つでした。
①自己情報収集&自己分析
②筋トレ
③カラオケ
④生成AIいじり
⑤SF小説
本能1:安らぐ
これは他者や病気の脅威を避けたいと願う欲求。
②筋トレが当てはまりそうですね。抑止力としての力を欲していることからもそうでしょう。力を欲する理由が以前ジョインしていたプロジェクトの上司から受けたパワハラであることからもこれに当てはまりそうです。
本能2:進める
生存に必要なリソースを手に入れるというゴールに近づきたい、進みたいと思う欲求。
②筋トレの「アームカール41.5kg×10回」や③カラオケの「精密採点DAM Ai」で100点といった目標についての記述がこれに当てはまりそうです。
(ちなみに現状はアームカール23.5kg×10回、カラオケ最高97.136点です)
また、最近IoT家電を収集したりさまざまな④生成AIいじりもこれに当てはまりそうです。⑤SF小説も「未来を予測したい」という思いから読み始めたので当てはまるかもしれない。
本能3:決する
「仕事やプライベートをコントロールしたい」「自分の思い付きを形にしたい」という欲望が「決する」本能です。
まさにこの「noteの自己紹介を8つの本能に分類したい」、「何気ない普段の行動が一体どこから来るのか知りたい」という。行為そのものが当てはまりますね。。。
本能4:有する
「よいものを手元に置いておきたい」「手に入れたものを失いたくない」という気持ちを掻き立てるのがこの「有する」です。
職歴で学習塾のあとにSE(システムエンジニア)が来ていますが、この転職理由の一つに「ITの力で業務効率化したい」があるので、限りのある時間というリソースを失いたくないというところからこれが当てはまるかと。
本能5:属する
自分を受け入れてくれる見方や友人をつくり、身の安全を確保したい気持ちをブーストする本能です。
つい先日、noteやそれに紐づくX、BlueSkyといったSNSを始めたこと、
また、最近仕事の同僚や卒業した大学の先輩、元バイト先の友人、Dラボオフ会などなどいろんなコミュニティに参加し始めたのはこの本能によるものですね。
本能6:高める
「他人から尊敬されたい」や「集団のなかで上の地位につきたい」など権力欲や支配欲を生み出す本能がこの「高める」です。
学歴のところで高校・大学名を記述していることや、本能2の箇所で現状のアームカールができる重量、カラオケの最高点を書いてるのはこの本能によるものかもしれません。認めたくはありませんが。
本能7:伝える
「仲間に自分の良いところを見せたい」や「恋愛の見込みがある相手にアピールしたい」という欲望を沸かせる本能。
学習塾の運営を仕事にしていたこと、Vライバーの配信をしていた過去や、インスタグラムで読書アカウントの運営をしていたこと、そしてこのnoteで投稿していることも当てはまりそうです。伝えたいことは山ほどありますね。
本能8:物語る
「よくわからないものを理解したい」や「自分の行動に大きな意味を感じたい」という欲望をかきたてます。バラバラな情報を一貫したストーリーにつなぎ世界を大まかに把握することができます。
これは①自己情報収集&自己分析が当てはまりますね。自分というよくわからない生き物についてできるかぎり情報を集めてストーリーにしたいのでしょう。このnoteを書くのもストーリー化の一つでしょうか。
4.終わりに
思いつきを形にしたはいいもののめちゃくちゃ恥をかいた気分です。
一方で、自分の活性化している本能やその活性度合いをなんとなく測れたことはすごくよかったと思います。
8つの本能に対する理解度も高まったはずなので、今度はこれを身近な人に試したり、さらに一般化しても面白そうですね。(まぁStage2以降を読めばマーケティングという観点で自然にできそうですが)
今回は以上です。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました。
今回の「進化論マーケティングから考える〇〇」の「〇〇」は
「自分」でした!
※カバー画像はmidjourneyでinstinct, desireと入力し生成したものです