「ママ！」と呼ばれても、聞こえないふりをして夏休みを乗り切ったこと

子育て中の皆さま、
夏休みバージョンの家事・育児、
お疲れさまです。

学校や幼稚園・保育園が夏休みで、
24時間つきっきりの中、
息抜きが必要な方はいらっしゃいませんか。

我が家もその当時は
３人の子どもたちからの
「ママ！」
「ママーっっ！！」
「ねえ、マーマー！！」と、
ひっきりなしのママコールに
耳をふさぎたくなる日々でした。

「ママ」と呼ばれる恐怖。
何も聞こえないシェルターに閉じこもりたい気持ち。

ついに、
１回目は呼ばれても聞こえないふりをする、という
時間稼ぎ作戦を打ち出しました。
ちょっとでも自分の時間、
家事の時間を生み出すという裏技です。

あの頃は、それだけでも
もうちょっと座っていたい、とか、
この靴下だけ干し終えたい、とか、
このお皿だけでも洗っちゃいたい、とか。

ほんの10秒ぐらいのことなのに
自分で自分の時間をコントロールしているんだ、
私は子どもの奴隷じゃないんだ、と言い聞かせる
ささやかな抵抗でもあったのです。

たった10秒なのに！

母を辞めるわけにいかないからこそ、
逃れられないとわかっているからこそ、
ちょっとだけ反抗したくなるのです。

そして、もう一つ
夏休みを乗り切った作戦は、
ホントはダメだけど特別、を取り入れたこと。

遠くに旅行に行ったり
イベントに参加したりするのは
なかなかハードルが高くて・・・。

だから毎日、お風呂プール。
ビニール袋をあそび道具に使ったり、
氷を入れてみたり。
そして
お風呂でスイカ🍉
お風呂でアイス🍨

懐中電灯の明かりで夜ごはんを食べたり。
盛り付けをまかせてみたり。

「夏休みだから特別よ〜」
これが決まり文句です。

日常の中にある
ささやかな楽しみ。
大人には無理なく、
子どもにはちょっと特別。

夏休みだから
力を抜いて〜。

暑さが続きます。
どうぞご自愛ください。

あなたが
あなたのままでいられますように。