木曜日
毎回木曜日「晩御飯何にするんだ」と決まって父は言う
僕はそれを何年も週に1回考えて言ってそれが父にとって気に入らなかったらまた考えてをずっとしている。
「父は何が食べたい?」と聞いたら「なんでもいい」という。
「じゃあさっき僕が言ったやつでいいじゃん」って昔に言ったことがある。そしたら父は狂うほどにトラウマなほどに不機嫌になって「じゃあお前だけ店の前で下ろしてやるからそれ食いに行けよ」と言った.
そして無言になっていると「何食べるか早く決めろや」と言ってきた.
僕が早く毎週決めないとだんだん不機嫌になって母も兄も気まずそうになるか僕に目を向け何をいうのか待っている。
想像もつかないだろう。ものすごい地獄なんだ。
高校生になってからは毎週木曜日は授業もまともに聞けなくて晩御飯何を言ったら父は不機嫌にならないか何を言ったら機嫌良くご飯を食べに行けて母も兄も幸せになるだろうか。そんなことをずっと考える。
あの不機嫌が怖くて何を言ったら父が不機嫌になるのかいつまで経ってもわからない。17年間一緒に暮らしてきても僕にはわからない。
自分の食べたいものを言って食べれるのは幸せだってことは知ってる。
たまに兄や母に助けてというように「兄は何食べたい?」「母は何食べたい?」と聞く。
でも二人とも決まって「なんでもいい」それか「お前に聞かれてるんだからお前が決めろ」と言われるだけ。
母には1、2回晩御飯を決めるのがつらい。地獄だって言ったことがある。でも結局毎回僕が必死に考えて決める結果。
本当に地獄なんです。
授業も本当に聞けないどれにすればいいのか1時間の間しっかり考えて考えて考えても毎回出てくる父の顔は不機嫌で僕を睨みつける顔。
それが怖くて何も出てこなくなる。頭が真っ白に。それでも考えなければならない。
無言で居ても不機嫌になる。案を言っても父が気に入らなかったら不機嫌になる。
そのせいで僕は日常生活でも案をあまり言えなくなりました.
自分の意見を。
自分の思いを。
怒られそうで嫌な思いを周りにさせそうで。
だから僕は木曜日が昔から嫌いです。
母にも1回父と離婚してくれと、お願いだから離婚してと、頼んだことがあります。
結局離婚してくれませんでした。
僕のせいで父が迷惑がっていることもわかっている。
僕はあなた(父)の存在がトラウマのようです。
顔がトラウマのようです。
声がトラウマのようです。
体型がトラウマのようです。
歩くスリッパの音がトラウマのようです。
目が一番無理なのかもしれません。
でもあなたの機嫌を取るにはあなたの目を見て表情を確認しないといけない地獄。
母に迷惑ばっかりかける自分自身も何もかも嫌になる。
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