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インストール方式で違う Microsoft Officeの互換性
Office2024登場時、PersonalがHomeになったり、含まれるアプリの中身に大きな変更があった事はまた別の話題にするとして……。「今持ってるのはOffice2019なんだけどOffice2024で作成したファイルは開けるの?」は開けます。最新版には下位互換があるからね。今回はその互換性の話ではなく。
購入したPCにプリインストール版のOfficeが入ってるんだけど、
追加でインストール版のOfficeを単品で入れることは出来るか?
といった、インストール方式の違いに関する互換性について解説します。
さて、さきほどの疑問の回答です。
プリインストール版(デジタルアタッチ版/法人向)の場合
インストール版は、同一PCでの共存は出来ません。
互換性っていうと正確な表現に語弊がありましたね。
異なるインストール形式のOfficeは、同一PC内で「共存できるか」
が正しい表現になりますが。答えはひとつ。
異なるインストール方式のOfficeはPC内で共存できる?
できません。
より正確にいえば、Microsoft社がサポートしていません。
「あの手この手を使うとできちゃったよ」という口コミ裏技は存在してたりしますが、その手法もメーカーがテコ入れしちゃえば不可能になる可能性がありますので、今は出来ても明日は出来なくなる……なんて事もありえます。
あ~やだやだ。いやここは主観はおいといて解説しますね。
単独アプリを追加購入する際の互換性
認証方式の違うOfficeアプリケーションは、互換性が無いため、ひとつのPCの中に共存できません。
追加のOfficeアプリケーションを購入する際には、既にインストールされているOfficeアプリケーションの認証方式と揃える必要があります。
「プリインストール版(デジタルアタッチ版)」はライセンスがPC基盤に紐づいているため、基本的にアプリの追加購入手段は無いです。
どうしても追加ライセンスが必要な場合、既存のOfficeをアンインストールして頂く必要があります。
✕ プリインストール版(デジタルアタッチ版)+ インストール版 or POSAカード(プロダクトキー認証)
✕ プリインストール版(デジタルアタッチ版)+ CSPライセンス(Microsoft 365・SiCSP)
〇 プリインストール版(プロダクトキー認証)+ インストール版 or POSAカード(プロダクトキー認証)
✕ プリインストール版(プロダクトキー認証)+ CSPライセンス(Microsoft 365・SiCSP)
※ 64Bitと32Bitの共存もできません。
おわりに
今回はものすごく短い記事になりましたが、
「Officeアプリは別々に購入しても使えるのか?」
というよくある質問に関する話題でした。
「知らずに共存できないライセンス買っちゃったよ!」という方は、購入してしまったライセンスについては、まっさらな新しいPCに入れるとか、うまく生かす方法をご検討くださいね。
役に立つと思って頂けたら、スキ💛よろしくお願いします