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44才 教育実習体験記~初めての教育実習~

今年の夏に母校に教育実習にいってきました。今年44才の私は、こんな年で本当に教育実習を受け入れてくれるだろうか、担当する先生が嫌がるのではないかとたくさん心配をしました。まず担当の先生に嫌われてしまったり、教えてもらえなかったら、苦労すると思ったからです。
本当は母校ではなく、今住んでいるところの近くにしたかったのですが、かなわず母校に連絡したところ引き受けてくださいました。本当に感謝しています。

教育実習に言った感想(大変だったこと)

正直、3週間の実習でしたが1年間分の労力を使い切った感じです。実習生として、学生の立場でいろいろこなすのは本当に大変でした。職員室の冷蔵庫を使うのも気を遣いましたし、水を飲むことすら気を遣いました。苦労した点は、自分の時間軸で動けないというのが一番つらかったです。
44才の社会人だと普通は中間職ぐらいになり、ある程度時間も自分でコントロールでき、自分軸で動くことができますが、実習生は違います。まるで20歳の学生のように動かないといけません。一番つらかったのはそんな点でした。自分軸で動けないことってこんなにも大変なんだと実感しました。また給食を生徒たちと食べないといけないので社会人のようにお昼休みもありません。私は通常の仕事をしているとき、いつもお昼が来るのが楽しみでお昼時間に自分の好きなことをしたり、時間をつかっていましたが、これができないのがとっても大変でした(給食時間が嫌だったわけでもなく、生徒が嫌いなわけでもないです。ただ、お昼時間も自由ではないというのが結構大変でした。)

教育実習で面白かったこと

年が44才にもなり、地元に戻るということは、ちょうど私の同級生もたくさん住んでいる地域ということになります。そのため、友達の子供がいるクラスに教育実習で授業をさせてもらったり、見学させてもらったりしました。
これは、21才の大学生では経験できない、おばさんならではの経験かもしれませんね。私は子供もいませんし、結婚もしていませんのでおばさんといいたくないですが、同級の子供たちがあちらこちらにいたというのは事実でした。とっても不思議な感覚でしたが、もう二度とない感覚だとも思っています(笑)

教育実習で感動したこと

生徒たちが頑張って私の授業に応えようとしてくれたことでした。寝る生徒やおしゃべりする生徒などいるんだろうなーなんて思っていましたが、ほぼ全員私の授業に集中してくれました。3クラスもっていましたが、ほぼ全員私に関心をもってもらったのは感謝しかありません。そして、苦手な子も一生懸命とりくんでくれたこと、最後に色紙をくれたことなど、大変だった分3週間目は子供たちがたくさんメッセージをくれてとても嬉しかったです。
教師という仕事は大変やりがいもあると感じましたが、責任もある仕事だなと感じました。純粋な子供たちに囲まれて幸せでした。

教育実習中の先生とのかかわり

こんな年寄りは誰も相手にしてくれないだろうと思っていましたが、3週間しかないので何が何でもたくさん話をして、たくさんのことを教えてもらって実習を楽しもう!と考えました。最初はあまり話してくれなかった先生や、私に関心がなかった先生も2週間目あたりからだんだん打ち解けることができました。これは時間が解決したのではなく、私からのアクションもあったからと思っています。私の中で決めたことは、「学生の立場をきちんと守り、手伝えることがあれば進んで声をかけて、先生の助けになるように動く」ということでした。私は21才の大学生ではありません。もうその2倍以上の年で、ある程度社会人生活も経験してきました。そのため、21才の大学生と同じことをしていてはいけないと感じました。私ができること、それは若さはなくても社会人で培った気遣いや、アイデアの共有、積極性、協調性、今までの能力は発揮できるはずだ!と思ったのです。そのため、一から学ばせてもらう一方で私からも何かGIVEできるものはGIVEしようと思いました。正直言うと、生徒と仲良くなることよりも、まずは担当の先生と仲良くなることが先決と思っていたかもしれません。担当の先生とうまくやっていくことが自身がどれだけ教育実習を充実させることができるかも、かかっていると思いました。最後には関わりのある先生とほとんど仲良くなることができ、連絡先も教えてもらうことができました。笑顔で見送っていただいたときは本当に嬉しかったです。

教育実習の感想(まとめ)

3週間の実習に1年間分の労力を注いだので、正直この1ページにまとめることはできません。そのため時間があるときに書こうとためておいたのですが、たまたま今日のYahooニュースを見たところ、「42才で教育実習へ」という記事をみて、私は44才で実習に行ったんだぞ!と思い、やはり発信力が必要かなと思いまして内容よりもスピード重視で記事をまとめました。(笑
)40代や50代で初めて教育実習に行こうと思って、不安な方がいればぜひこの記事を読んでいただきたいです。謙遜する心をもって挑むことをお勧めいたします。その短い期間で自身の経験を自慢してもしょうがないので、学生という立場を忘れないで挑んでほしいと思います。

教育実習など教職にかかわる単位の判定について

本日大学の成績を確認したところ、この前にスクーリングの科目と教育自習の単位がでていました!!なんとある科目は平均がB判定なのに、一番いいS判定がでていました!!!嬉しい!!!成績は気にせず、単位さえもらえばいいなと思って勉強していましたが、いざSをもらえるとテンションは上がります!!今までやってきたことは無駄じゃなかったんだなと感じています。(ちなみに今までSをもらったのは1科目しかないです汗)
今年も残りわずかなので、残りの期間で残っている教職の単位2つを終わらせないといけませんので頑張りたいと思います。

おまけ

今日はクリスマスイブですが、朝7時から朝歌に一人で行ってストレス発散してきました。朝のカラオケは30分50円なのでお勧めです。そして一人が多いので人目を気にしなくてもいいです。その後は一人でお寿司を食べて、家でネットフリックスを見ました。「無人島のディーバ」が面白くてたまりません。(勉強しないといけないのに、全然進まない・・。)

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