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ゲバラは決意した。革命に生きると。ガリンペイロの姿を見て。

ゲバラは死ぬまで革命家であり続けたのですが始まりはどこだったのか?23歳のころバイクで出かけた南米旅行が転機だったと。「チェ・ゲバラ 革命を生きる」(創元社)によると、それは1952年チリの銅山を訪れた時。人々の打ちひしがれた生活を前に決断したとあります。

そしてキューバを革命を皮切りに、北の白人に支配される労働者解放に身を捧げたのです。ゲバラの見た鉱山ってどんな状況だったのか?”Photojournalism 150 years outstanding press photography"と題する本にありましたよ。ガリンペイロgarimpeiros(資源を掘る人々)の姿が。

蟻じゃないですよ。毎日5万人が露天掘り鉱山に降りたと。1980年のブラジルです。未だ革命ならず。

カストロは今も言っている。アメリカは気ままにドルを刷って、ラテンアメリカの開発途上国が、限りある天然資源や人々の苦汗や命を代償にそのツケを払っているって。(カストロは語る 青土社)

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