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キューバ島征服を見てた人がノンフィクション書いてる

キューバ島の先住民は絶滅したと書きましたが目撃者がルポ書いてました。

「インディアスの破壊についての簡潔な報告」
ラス・カサス著 岩波文庫

宣教師が、スペイン征服者たちのあまりに残忍な所業に驚き、国王に伝えるために書いたものです。

一章がキューバに当てられています。

スペインのキリスト教徒がエスパニョーラ島で何をしたか知っていた領主は逃げ続けた。でも最後は捕まって生きたまま火あぶりにされたと。

死際の領主曰く、
天国に行ってキリスト教徒に会うくらいならいい地獄に行ったほうがましだと。

領主を失った島民は全員奴隷にされた。

300人インディオを分配された官吏は、鉱山開発にインディオを使い、270人が死んだ。

そんな調子で親を徴用されたので
残された子供は餓死した。
なんと3ー4カ月で7000人の子供が餓死。

で結局全滅。

恐ろしいルポです。

ラス・カサスさん、キューバ島征服に従軍司祭として参加したそうで、一次情報なんです。

こういう黒歴史も知っとかないとね。

以上

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