義母と一緒にラジオleçon1
義理の母は今もラジオでフランス語講座を聴いている。
所用があり実家にいるので入門編を一緒に聴いてみた。
カフェでの会話文
今日のキーフレーズは
« Qu’est-ce que c’est ? »
これはなんですか?
「ずいぶんやさしいんですね?」
「10月からまた始まったんえ」
« Qu’est-ce que c’est ? »
« Ce sont des lentilles. »
ロンティーユ?
レンズ豆のことだという
辞書を引く
Lentille レンズ、レンズ豆
たしかにレンズ豆ってレンズの形に似てるよな。じゃあ元はどっちが先なんだ?レンズとレンズ豆?lentilleは古代フランス語からあると辞書にあるので、豆が先だな。英語辞書でlensに豆の意はない。先を見る。「ラテン語lens(ヒラマメ)の特殊用法。その形から。」推測があっていた。
カフェにレンズ豆置いてるの?
ググってみると豆スープはカフェの定番みたい。
« Qu’est-ce que c’est ? »
« C’est un croque-monsieur. »
« Ça sent bon. »いい香り
クロックムッシュね。
ハムとチーズのホットサンド
うまいよね。カロリー高めだけど。
でなんでmonsieur (ミスター)なわけ?
直訳すれば「カリッとした男性」
お決まりのWikipediaでクロックムッシュをみる。「由来は定かではない」英語版でもしかり。じゃあフランス語で。
la plus répandue étant que le bistrotier du café ait lancé, sous forme de boutade, que la viande à l'intérieur du sandwich était de la chair humaine.
「もっとも広まって有名な由来は、カフェの主人がふざけてこう言ったというもの。中の肉はね、人肉なんだ」
グロいよ。
文法もきちんと勉強しよう。
Lentilleはレンズ豆だがたいていは複数形で用いられる。あたりまえ。des lentilles
ゆえに
Ce sont des lentilles.
と主語Ceの動詞が三人称複数となる。
まあここまでは入門編。
で解説が入った。
フランス人はしゃべり言葉では文法がいい加減になり複数形の動詞が用いられない例があるという。
« C’est dès lentilles. »
テストで書いたらバッテン。
さすがNHK!
たった15分の入門講座でも楽しませてくれる。
声に出して復習してみた。
「ス ソン デ レンティーユ」
「ちがうよ。ロンティーユや。
C’est des lentilles 」と義母。
「セ ソン ボン」
「ちがうわ。サ ソン ボン!
Ça sent bon.
ちなみに乾杯するときは
Bonne santé ! っていうのえ」
以上