医者で喘息持ちのゲバラがなんで葉巻吸うのよ？

キューバのアイコンゲバラはいっつも葉巻加えてるイメージがありますが実は喘息持ち。じゃ、なんで吸ってるの？「チェ・ゲバラ伝」三好徹著によると革命時始めたといいます。カストロらとゲリラ戦を展開するためシエラ・マエストロにこもっていた。山の中は虻や蚊がいっぱいで悩まされていたんですって。そこで気づいたんです。他のキューバ人ゲリラたちには蚊が寄ってこない。そして彼らはみんな葉巻吸っている。で自分も始めたら癖になっちゃった。

後年も喘息の発作がでることが多かったらしいですが葉巻は1日1本までと医者に指導されていたとか。

実際、体には悪いんですよね。その証拠に盟友カストロは後年、禁煙しちゃった。（１９８６年から。）

そしてこんなことも言ったと。

“As for us, we have historically been tobacco producers, and this is something we cannot give up, much less while we are subjected to the blockade, and yet when we give a friend a box of cigars as a gift, we say, “If you smoke, you can smoke them; if you have any friends who smoke, you can share them; but the best thing you can do with this box of cigars is to give them to your enemy.” 

ぼくらは歴史的に葉巻を生産してきた。そして生産はやめられない。経済封鎖されて生産は少なくなったけど。でもねえ、もし友達に葉巻ボックスをあげることがあったら、こう言うよ「君が吸うなら吸えばいいし、友達が吸うなら分けてあげな。でもね一番いいのは箱ごと敵に渡しちゃうことだよ。」

だって健康にわるいからね。

ゲバラもカストロも葉巻が体に悪いのはもちろん知ってる。やっぱ吸うのは見てくれがいいからですよね。たぶん。だってかっこいいじゃん。葉巻吸って写真撮ってもらいたいよね。ゲリラの親分が禁煙じゃカッコ悪い。

以上