フランスはイヤな女ばかり
フランス語テキストの物語がきつい。いつもキツイ女ばかり出てくるので純情な男にはつらいのです。
カップルがそれぞれ別に2人の馴れ初めを振り返る。
Rencontre, deux versions
先週の物語はこうだった。
男「快適なプチレストランに連れて行った」
Je l‘ai invitée dans un petit restaurant sympa.
女「安い一杯飲み屋に連れてかれた
Il m'a emmené dans un boui-boui.
こういうイケズな女がよく出てくるんです。
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今週はアンリの思い出 (L'histoire de Henri)だけ予習した。
本屋の前でお互い別の友人を待っていたが、二人とも待ち人は来ない。
本屋は閉まった。
二人だけがその場に残った。
「彼は来ないようだね?」
「彼女は来ないようですね?」
二人は笑いあって、一杯飲みにいった。
On a ri et on est allé prendre un verre ensemble.
彼女の回想は知りたくない。
二人が笑いあったという男のピュアな思い出がひとりだけのものだったらあまりにもむなしいのです。
でもレッスンはやってくる。
L'histoire de Marie Hélène
マリーエレンヌの物語
同じ場面
店は閉まった。
待ち人は来ない。
やはり誰かを待ってる兄ちゃんがいる。
二人はお互いを見た。
On s'est regardés
二人は何か言葉を交わした。
On a échangé quelques mots.
クライマックスが近づいてくる。
先を知りたくない。
ほんとは知りたい。
Et finalement on est allé prendre un pot ensemble.
最後に私たちは一緒にお茶に行った。
で?で? 結末はどうなんの?
Notre histoire continue.
二人の物語は続いてる。
な、なんとハッピーエンド。
フランスにもいい子はいるんだね。
先を知りたくないといいつつ
みじめな男の姿を期待しちゃういやな性格の私をもてあそぶようです。
編集者はいやなオンナに違いない。
以上