【実体験】ウェルカムベビーのお宿
「ウェルカムベビーのお宿」をご存知だろうか?これから親になる方、いま小さなお子さんを育てている方は知っておいて損はない。私は子供を連れて旅行に行く時は必ずと言っていいほど、ウェルカムベビーのお宿を選ぶ。その理由は…
☆ウェルカムベビーのお宿とは☆
一言で言うならば『ミキハウス子育て総研株式会社が認定した、子ども連れが宿泊するのに必要な施設やサービスを備えた宿泊施設』のことだ。重要なのは、単に「お子さん歓迎!」のように自己宣言ではなく、客観的に認定されているところだ。ミキハウス子育て総研のHPによると
当社認定基準(全100項目中70項目以上充せば認定)に基づき、設備などのハード面・接客やサービスメニューなどソフト面の整備により(中略)赤ちゃん・子どものいる子育てファミリーにとって安心して宿泊できるホテル・旅館・温泉宿等の施設
☆実際に泊まってみた☆
今回は過去に泊まった「ROYAL Hotel那須」を例にとって説明しよう。宿泊予約の際に申し付ける必要があるのだが、赤ちゃんと一緒に泊まるのにありがたいグッズを貸してくれる。
☆メリット①調乳グッズが揃っている☆
部屋に入ると湯飲みやコップが置いてあるところに、
・調乳ポット
・哺乳瓶洗浄用スポンジ
・哺乳瓶洗浄剤
が置いてあった。
赤ちゃん連れの親が旅行で気になるのはやはりミルクだろう。調乳ポットは80℃くらいの温度を保ってくれるのですぐにミルクが作れて便利。家では揃っていても、旅先で同じように準備するのは大変なもの。荷物も少し、減らすことができる。
☆メリット②専用ベビーベッドも貸してくれる☆
ホテルだと大抵大人用のベッドが2つがスタンダードだが、ROYAL Hotel那須ではベビーベッドを貸してくれる。柵がついているので、落ちる心配もなく安心して寝かせられた。
ちなみに!ホテル内の朝食・夕食のバイキング会場でも、ベビーベッドをテーブルに横付けしてくれた。個人的にはこれが一番ありがたかった!椅子しかないところでの食事だと赤ん坊を抱っこしたまま食べなければならない…f^_^;ベビーベッドが横にあるおかげで、親もゆっくりと食事を堪能できた。これは大きい!ナイス!ROYAL Hotel!
☆メリット③風呂場でもベビー用浴槽・幼児用の風呂場椅子あり☆
大浴場では、露天と内風呂があるが当然赤ちゃんが一緒に入るのは難しい。しかし、ベビー用の小さな浴槽や幼児用の風呂場椅子を貸してくれるのだ。乳児・幼児と一緒に大浴場に行くのは色々と手間がかかって大変だ。゚(゚´Д`゚)゚。特に、子どもが2人3人を親1人で連れて行くとなればさぁ大変!こうしたものが少しあるだけでも大きく違うだろう。そうそう!ベビー用の全身ボディソープもバッチリ完備だった。
☆メリット④子どもが遊ぶ場が満載☆
これまで色々なウェルカムベビーのお宿に泊まってきたが、ROYAL Hotel那須は子どもの遊び場が一番多かった気がする。まずは玄関すぐ横にある「NASOBO(なそぼ)」。早い話が遊具付きの公園といったところか。幼児なら、ここに放牧しておけば1時間は軽く飽きないだろう(笑)
また室内にもキッズスペースが完備されていて、自宅では遊べないような大型のおもちゃがたくさん設置されていて、親は周囲のソファでゆったり寛ぎながら子どもの様子をみていれば大丈夫だ(о´∀`о)そして、極め付けは屋外プール!私たちも実際に行ってみたのだが、まぁカップルや夫婦2人で使うにはちょっと物足りないのだが、子ども連れの親子が遊ぶには十分の広さ。深さ1mと40cmの所に分かれているので、幼児でも安心して遊べる。もちろんこれらの施設は、宿泊者なら全て無料で使用できる。
☆メリット⑤離乳食を出してくれる☆
赤ちゃんなら、その時期に応じた離乳食が必要だがそれは旅行中でも同じことだ。先日の↓こちらの記事でも書いたのだが、ROYAL Hotel那須ではキューピーの離乳食を出してくれる。
「なんだ、出来合いのものかいな?( ̄^ ̄)」と思う方もいらっしゃるかもしれないが、キューピーさんのベビーフードを侮るなかれ。是非、↑の記事を参考にしてほしい。
別のホテルで、伊豆にある『M’s倶楽部』という所ではフランス料理のシェフが月齢に合わせた離乳食をわざわざ作って出してくれた。「乳児のために、わざわざフランス料理のシェフが腕を奮ってくれるなんて…。゚(゚´Д`゚)゚。」と思ったものだ。
☆デメリットは…?☆
私の考える限り、子ども連れで宿泊する分にはデメリットは無い、かなぁ。当然、子連れの家族がたくさん宿泊しているので、子どもが多少うるさくても“お互い様“のような雰囲気になり、気にしなくても済む。一方で、カップルや夫婦だけで宿泊する場合には、気をつけた方がいいかもしれない。ホテル内の至る所で子ども向けの雰囲気が出ているので、大人2名がゆっくりするには考えた方がいいかもしれない。
☆まとめ☆
ウェルカムベビーのお宿は、冒頭にも書いたとおり「客観的に」認定しているところに意味がある。ただし、認定されていないからと言って、決して子連れに優しくないわけではない。私が宿泊した施設の中でも沖縄のは上の娘を連れて行った時は最高だった☆
ただ行ってみないとわからない点も確かにある。これから子連れで旅行に行く方は、「ウェルカムベビーのお宿」を参考にしてみると、親子共々笑顔で楽しめると思う。
よろしければサポートお願いします!この記事が、みなさんの子育てに対する意識の変革に繋がれば何よりです☆