「私の家政夫 ナギサさん」に見る性別役割分業観 その2
以前書いた↓こちらの記事。おかげさまで私の記事の中では、ベスト3に入る記事になっている。みなさん、ありがとうございます!!!!
つい先日、「私の家政夫 ナギサさん」の特別総集編スペシャルが放映された。主人公・相原メイちゃんと結婚した家政夫の鴫野渚さんのその後を描いたもの。ドラマを1話から見続けてきたファンとしては、その後の2人がどういう生活になっていったのか、気になる、気になる。。。。(о´∀`о)
☆一般的な家事分担の「逆」☆
相原メイちゃんは家事がひたすら苦手なので、掃除・洗濯・料理etcの家事は基本ナギサさんがこなしている。本作の中でメイちゃんは、
・靴下を裏返しのまま洗濯機に入れ
・お風呂の後換気扇を回さず
・お弁当箱を、夕飯の食器を洗う前に出さず…。゚(゚´Д`゚)゚。
私でも「中学生男子かっΣ(・□・;)」とツッコミを入れたくなる様子(笑)
ただし、笑ってばかりいられないことを思い出した。
☆男性の多くは、それをやってきたのでは?☆
私は昨年、会社の同期と同じプロジェクトで働いていた。彼女は既婚で、2つ下の旦那さんと2人で暮らしている。その彼女が、昨年校舎でこんなことを言っていた。
・ウチの旦那、自分の洗濯物も洗濯機に入れないんだよね。。。
・ウチの旦那、私が全部ゴミをまとめて玄関に置いておかないと、出してくれないんだよね。。。
・ウチの旦那、すぐ飲みに行っちゃうんだよね。。
もちろん本気で悩んでいるというよりは、よくある旦那への愚痴っぽい感じで話しただけだ。それほど深刻な問題では無いと思ったが、「積もり積もると厄介だよなぁ…f^_^;」なんて思ったりもした。
そして「gomi_sutero」さんのインスタグラムが一時話題になった。↓
夫婦関係が良好で笑えるくらいならまだ良いのだが、我々旦那族としては気をつけなければならんことやな…( ;´Д`)そう、これまで男性側は(もちろんちゃんと家事をやってきた方もたくさんいらっしゃると思うが)一般的に、家事を女性に任せっきりにしてきたのだ。だが、時代は変わりつつあると思う。
☆徹底的に“歩み寄り“が必要☆
「わたナギ特別編」の中では、家事をめぐってメイちゃんとナギサさんは喧嘩をしていたが、ラストでメイちゃんが靴下をきちんと表にして洗濯機に出していた。ナギサさんは嬉しそうで、メイちゃんはその後
「私、やればできるんで(๑・̑◡・̑๑)」と一言。
「さすがです。メイさん。」とナギサさん。
これぞ、歩み寄り☆
そもそも家事と性別に具体的な役割分担はないはず。パートナーごとに得手不得手があって、それに基づいて分担を決める。ただそれだけのことが、何故これまで出来なかったのだろう。文化という人々の意識の中に刷り込まれた先入観を変えていくのは、本当に難しい。。。
☆「わたナギ特別編」の評判☆
一方で、こんな声も↓
これは私も見ていて感じたな。。。ナギサさん大好きな娘もダイジェストのあまりの長さに途中で飽きて、ブロックやり始める始末f^_^;まぁ、面白かったけどね☆また結婚編をスペシャルでやったら嬉しいな♪