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☆天秤座満月・月食の過ごし方Vol.2【ホロスコープから半年のムードや過ごし方】

星から降り注ぐエネルギーを活用して
毎日を心地よく過ごすことや

運気のリズムに乗って
軽やかに願いを引き寄せることにいかせるように
星からのメッセージをお届けします。




天秤座満月・月食


3月25日のてんびん座満月・月食の
ホロスコープから、
半年間の運勢を星よみしていきます。



1 月食とは|不要な習慣や惰性を手放そう

月食とは、月が地球の影になり、
暗くなったり、欠けたように見えたりする
現象です。

月食は、
太陽-地球-月が一直線に並ぶとき、
満月の頃だけに起こります。

今回は、月の一部分が「半影」に入る
「半影月食」です。



地球の影には
「本影(太陽光がほぼさえぎられた濃い影)」と
「半影(本影を取り囲む薄い影)」の2種類があり、

月がどちらの影に入り込むかによって、
月食の呼び方が変わります。

半影は薄い影なので、
目で見ただけでは月が欠けているかどうか、
はっきりとは分からないかもしれませんが
いつもの月よりも暗くなります。



今回の月食は、日本では、月の出の前に起こるので
見ることはできません。

見ることができない地域では、
月食の影響は弱まると考えますが
それなりの影響はあるでしょう。



月食は約半年の節目で、
次の月食まで約半年間
影響が続きます。



月が隠されることから、
内面や、家族、プライベートの
変化を表します。

今回はドラゴンテイル側で起こる月食です。



ドラゴンテイル側の月食では
これまで取り組んできたことや
習慣となっていたことが
自分の中で必要なくなっていると
気づくことを促されます。


もう必要ないと分かっているけれど
快適だから、楽だから続けている
ことはないでしょうか?


理由の分からない
不安や、どん底感を感じる場合は
そうした必要のない習慣を
手放すことで
新しい自分に生まれ変わることができます。



月食をきっかけに
もう必要ないと分かっているけれど
今の自分に合わない習慣を
断捨離しましょう。


快適なことを手放すのは
難しいかもしれませんが
まずは気がつくこと、意識することを
してみると良いかもしれません。


2 【前回日食のおさらい】集中してチャレンジしてきた半年

月食は、前回の日食のから
取り組んできたことの成果を
受け取れる時でもあります。

前回日食は半年前です。
2023年10月15日の
てんびん座新月・日食から、
どんな経験をしてきたでしょうか?


前回のてんびん座新月・日食の
ホロスコープはコチラです。


続けて同じ星座で、
日食と月食が起こることは珍しいです。

てんびん座のテーマが強いのかもしれません。

てんびん座は、
パートナーシップ、バランス、調和
表します。

そのようなテーマで、
成長が促されているのかもしれません。


前回の新月・日食には、
水星や冥王星が関わっていました。


自分の理想や目標に向かって
集中して取り組んだ人も
多かったかもしれませんね。

自分なりに新しい目標を見つけて、
チャレンジしてみた人は、
今、その取り組みの成果を
感じているでしょう。


そして、取り組んできて、
良くも悪くも受け取ったものや、
得た気づきから、

自分なりに感じることが
あるのではないでしょうか?

経験してきたことは、
これから次のステージでいかされていきます。



今回の月食では、
未来の自分には必要のない、想いや習慣がないか
まず再確認してみましょう。

そして、これからは、
その習慣や惰性を繰り返さないように、
手放すことを意図してみてください。



今回の満月・月食は
どんな満月・月食になるのか
もう少し掘り下げていきましょう?

満月・月食周辺の主な星の動きから見ていきます。


3 天秤座満月・月食|満月・月食の星空

満月・月食の星空を見ていきます。

2023年3月25日
日本では、夕方16時に、
てんびん座で満月・月食が起こります。


まだ空は明るく、星は見えません。
また月も昇ってきていませんが、
太陽の光がなかったらこのような星空です。

西の空、低い位置に金星が沈みかけています。

金星の後ろには、
海王星、太陽、水星、木星、天王星と、
太陽系の星があとを追います。

東から南の空にかけて、
天の川やオリオン座などが昇ってきています。


西の空は、明るい星が少ない静かな空です。

それとは逆に、東から南にかけては、
明るい華やかな星がたくさん輝きます。

私たち一人ひとりの心の中には、
輝かしい経験も、暗い経験もあるでしょう。

全てが豊かな糧になり、
人生の層を織りなします。

どんな経験もいかし、
暗さの中に光を見出す
そんな半年になっていくように感じます。



月食を伴う満月をサポートする星から、
半年の過ごし方のヒントを見ていきます。

満月をサポートするのは、
おとめ座の「ヴィンデミアトリックス」です。



「ヴィンデミアトリックス」は
おとめ座の右の翼にあり
「ぶどうを摘む女」という意味があります。



エジプトでは収穫の季節を祝う象徴と
されていました。

葡萄酒と関連し
また収穫の時とリンクするため
蒔いたものを摘み取る意味があります。

これまで頑張ってきたことの成果を
遠慮せずに受け取りましょう。


もしネガティブなものを受け取ってしまったら
あなたが蒔いたものが
返ってきているのかもしれません。

でも大丈夫。
気がついたら繰り返さず
軽やかに進んでいけるでしょう。

集中力を高めたり、ものを集めたり
することにも後押しがあります。


それでは、ホロスコープをみていきます。


天秤座満月・月食のホロスコープ

2024年3月15日 16時00分
てんびん座満月・月食
東京のホロスコープです。


東京は首都なので
日本全体の動向を見ることができます。


今回の満月・月食のテーマは、
「目指したい理想の場所に旗が立つ満月・月食」です。

てんびん座満月・月食のポイントはこちらです!
1.    過去や他者を鏡にして、本当の幸せに気づく(てんびん座満月・月食)
2.    集中し取り組んできたことを洗練させる(冥王星と海王星)
3.   過去を超え新たな世界を創る (金星、土星、木星、天王星)
4.    思い描いたことが現実になる(サビアンシンボル)
5.    具体的な成果や豊かさを受け取ろう(日本での影響:ハウス)


それでは、今回のてんびん座で起こる
満月・月食の影響を、具体的に見ていきます。


① 過去や他者を鏡にして、本当の幸せに気づく

月食を伴う満月です。
てんびん座の月に
おひつじ座の太陽が向かい合います。


今回のてんびん座の満月・月食では、
不安やどん底感を感じやすいかもしれません。


満月・月食をいかして、
自分らしさを取り戻し、
可能性を広げていく方法をみていきましょう。




まず、てんびん座の特徴を、
神話からみていきます。
人には善と悪があります。
それを計る天秤の持ち主
アストレアは「正義の女神」です。



アストレアはその天秤で
死者の魂を計り、
善より悪が重たい魂を、
冥界に送る役割をしていました。

けれど、悪い人を冥界に送る仕事すら
なくなりそうなほど平和な日々でした。

しかしひとりの女性が
地上に現れて事態が急変します。


その女性の名前はパンドラ。


パンドラが預かっていた
「絶対開けてはいけない箱」の中には、
病気・妬み・盗み・憎しみなど、
人を苦しめるものが
閉じ込められていました。

しかし彼女は好奇心から、
その箱を開けてしまいました。


人々は働くことをやめ、
ものを奪い、そして争いを始めました。

アストレアが役目を果たすべく走り回る中、
他の神々は次第に
人々を見限り、天界に帰っていきます。

地上に神が、アストレアただひとりになっても、
彼女は人の世界に留り、人々を諭しました。

しかしその声は人々に届きません。

アストレアも、とうとう人々に
悪を改めさせるのを諦め、
天界に帰って行ってしまいます。


アストレアはそんな人々の姿に、
ためいきをつきつつ、
天秤を傾けながら
空から見ていると言われます。



私たち人間は真の喜びを忘れ、
目先の欲求や快楽に溺れがちです。


けれど、その欲求や快楽は、
真にあなたを幸せにするものかどうか、
てんびん座の時期に、
他者を鏡にして、
振り返ることができるでしょう。


天秤は「はかり」であり、
対になるものと比べることができる道具です。



今回は月食を伴う満月。

天秤は、当たり前の善悪、
世間的な善悪だけではなく、

過去の失敗や苦い記憶を鏡にして、
魂が潜在的に求める道を
示してくれるかもしれません。


過去や他者を鏡にして、
自分の幸せに気づいていくことを
促されるでしょう。


② 集中し取り組んできたことを洗練させる 

てんびん座の月に、おひつじ座の太陽が相対し、
緊張状態ですが、
みずがめ座に入ったばかりの冥王星が
調停しています。

半年前の日食を伴う新月では、
冥王星が月と太陽に葛藤の配置でした。

同じ冥王星が、関わり方を変えて
アクセスしてきています。

冥王星が強く影響してきたため
半年間、私たちは何かに追われるように、
夢中で走ってきたかもしれません。

しんどいと感じることも
あったかもしれませんが、
それによって得たものも大きかったでしょう。

前回、冥王星はやぎ座にありました。

積み上げてきた集大成、
具体的な成果を獲得するために、
集中してきたのではないでしょうか。


そして、今回の満月(月食)では、
同じ冥王星が「調停の穏やかなエネルギー」に
変化しました。


これまで頑張ってきたことも
引き続き後押ししてくれるでしょう。

けれど、今回は影響するのは
みずがめ座に入ったばかりの冥王星。

何か改善点があるなら、
客観的な見直しを余儀なくされそうです。


これまで半年間、
取り組んできて気がついたこと、
そしてその結果を踏まえて、
選ぼうとしていることに
新たな気づきをくれます。


例えば、半年間、頑張ってきたことが、
目指していた結果にならなかったとします。

その結果、違う方向性を選ぼうとしたら、
信頼する人から、「修正しながらも続けた方が良い」と
アドバイスされるなどです。

あるいは逆の例で、
半年間、思ったような結果を
得ることができているのに、
そのまま同じことをするのは、
意欲がわかないということが
あるかもしれません。


そのように、半年間取り組んできたことに、
今までと同じようにエネルギーを
投入するのではなく、

目指す方向性や取り組み方、考え方を、
ブラッシュアップするよう促されるでしょう。


それは、これまで経験したからこそ
できる進化です。

これから進んでいくために、
ヒントになるようなことが起こりやすいはず。

出来事や感じることがあったら、
無視せず、選択の助けにしてみてください。

そして、冥王星のほかにも、
満月に関係する星があります。

海王星が緩く太陽に重なっています。


海王星はビジョンを与えてくれます。

ヒントを受け取った時には、
重く受け止め過ぎず、
トライ&エラーで軽やかに
チャレンジしてみください。



今はまだ、先が見えづらく、
不安も感じやすいかもしれません。

けれど経験してきたことを踏まえて、
取り組みを洗練し続けることで、

半年後には、思うよりも大きな
成果を受け取っているはずです。


③  過去を超え新たな世界を創る 

金星と土星がうお座で重なっています。


幸せだった過去を懐かしく
思い出すようなことが
あるかもしれません。

あの頃は良かったな、
戻りたいなと
考える人もいるでしょう。

今は、満月・月食の時なので、
一旦過去に浸ることも
良い時ではあります。

けれど、素敵だったと感じる過去を超えて、
未来はもっと良くしていけるということも、
ホロスコープは教えてくれています。

木星が、金星と土星に
発展的なエネルギーを
投げかけてくれているからです。


この組み合わせは、
私たちに新しいステージを用意してくれます。

ステージアップする準備は、
既にできているのではないでしょうか?

同じことを繰り返してしまうのは、
終わりにしましょう。

もし不安になってしまい、
つい楽な方を選んでしまいたくなったら、
過去に痛い思いをしたことを
思い出してみてくださいね。

私たちは過去から学べると
教えてくれています。

そして選ぶべきは、新しい道です。

目指す理想の地に、
旗が立っているのが見えてくるでしょう。



木星に天王星が緩く重なっています。


思いがけないご褒美を
運んできてくれるでしょう。


④ 思い描いたことが現実になる

サビアンシンボルを見てみましょう。

満月・月食のサビアンシンボルは、
てんびん座6度で
「男の理想が多くの結晶になる」です。


周りの人々支えられ、
願いが具体化していきます。

夢や言動が様々な場所で
具体的な形になっていく経験が
できるでしょう。

詳しくは明日公開のブログからもご覧ください。

てんびん座満月・月食Vol.3(サビアンシンボルから開運アクション)(3月24日公開)


⑤ 具体的な成果や豊かさを受け取ろう

日本での影響、
ハウスの星読みをご紹介します。
今回の満月・月食は、
日本では2ハウスで起こります。


月は2ハウスの少し手前ですが、
2ハウスの始まりに近く、重なっているので、
2ハウスにあると読みます。

2ハウスは、自分の長所や才能、持っている技術で、
欲しいものや豊かさを獲得していく部屋です。

時間をかけても、お金をかけても、
成し遂げたい、獲得したいことは
何でしょうか。


コレは!という目標を
明確にすることで、
集中し叶えていくことができます。


不要な習慣を手放し、
これから半年取り組んでいくことができれば、
現実的な成果やお金として
返ってきやすいでしょう。

太陽が8ハウスにあることから、


目の前の人にコミットし、
貢献することも大切です。

相手が喜んでくれれば、
きっとあなたへのご褒美もあるはず。


自分の想いや目標を実現する中で、
喜んでくれる人を増やしてみてください。

5ハウスには、
月と太陽を調停する
冥王星が滞在しています。


楽しく遊ぶように、
色んな事に向き合っていきましょう。


振り返ってみれば、
高めのハードルも超えていた
ということも多くなりそうです。

ディセンダント(7ハウスの始まり)に
土星が重なっています。

人間関係に
慎重になりがちかもしれません。

けれど、土星には金星も重なっていて、
安定した良縁を運んできてくれる運気です。

臆病にならなければ
人とのご縁にも恵まれるでしょう。

不要な想い癖や習慣を手放し、
目標を新たに設定し直すことで、
理想の地に素晴らしい旗が立つでしょう。

あとは、旗に向かって
真っすぐ進んでいくだけです。


まとめ

それでは最後に、
今回のてんびん座満月・月食のポイント
まとめておきます。

1 励んできたことをそのまま続けるのではなく、過去を超え、洗練させてください。

2 思い描いたことが現実になりやすい半年です。

3 他者と良き循環を起こすことで、幸せや豊かさを受け取ることができるでしょう。


3月25日のてんびん座満月・月食
「目指したい理想の場所に旗が立つ満月・月食」
というテーマでお届けしました。

満月・月食の星よみは、以上になります。
受け取っていただけることがあれば嬉しいです。

次回はサビアンシンボルをよんでいきます。


てんびん座満月・月食Vol.1(満月周辺の星の動きから2週間の運勢)


てんびん座満月・月食Vol.3(サビアンシンボルから開運アクション)(3月24日公開)

てんびん座満月・月食Vol.4(願い事の叶え方)(3月25日公開)

動画でも
てんびん座満月・月食の星読みをご紹介しています。
コチラから


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素敵な満月・月食をお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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