最近になってSnapchatが中高生の間で流行っているらしい件について
こんにちは。
普段SNSのARで遊んでいる者です。
今までInstagramのAR(MetaSpark)とTikTokのAR(EffectHouce)は日本で人気なSNSな事もあり、手を付け始めているのですががついに!あのSnapchatが日本で流行ってきてるらしいです!!
SNSのARって?
SNSにARが実装し始めたのが、自分の記憶にある限り2019年のInstagram・Facebookが最初でした。
当時はストーリーズに上げる動画を撮影する目的で実装され、ストーリーズが短時間で消えるものだったのと当時の日本では顔出しの文化はあまりなかったため、あまり広まらなかった印象です。
インフルエンサーも今ほど注目度高くなかったですし。
現に友人で知ってる人は一人もいない・・・。
Instagram・FacebookでSparkAR(現:MetaSpark)という割と初期からユーザーが自分で制作する環境を提供していて、まだAR(拡張現実)というワードが世間に定着する前からARを広めようとしていました。
その後メタバースとか言い出しましたからね。
Snapchatもこのすぐ後ぐらいにアメリカで流行っていると、風の噂で既に聞いていました。
ただ、日本では顔出しに抵抗がある人が多いのとTwitter(現:X)が強すぎて私もSNSとして定着するイメージが浮かばなかったです。
ですがそんな日本に大型新人が舞い込みます。
TikTokです。
TikTokは動画が大前提のSNSなのですが、既に写真共有だけでは表現の幅に限界を感じ始めていたであろう事と、ニコ動やYoutubeで動画文化に馴染んでいた日本で急速に普及しました。
またどのSNSでも言える事なんですが、流行に敏感な若者というか特に中高生の女性の間に流行ると男性に波及していく印象があるな〜と感じます。
それと10代の頃って大人のいないところでこそこそやりたい訳で・・・。LINEもそうですが本能的に親世代のいないSNSにいくのもわかります。古臭く感じるでしょうしね。
TikTokは最初こそARはなかったようなのですが、自社か一部の会社で企業案件のフィルターを作成し、バズらせたりしてこちらも急速に普及していきました。
2022年に一般でも作成できるEffectHouceを公開し、現在に至ります。
SNSも世代交代や世間でインフルエンサーなどが受け入れられるようになってきて、一般的に発信とプライバシーのバランスが取れるようになってきたのか、アメリカで流行っている動画型SNSのSnapchatが日本に舞い降りてきたようです。
SnapchatのARって?
Snapcatの話に戻りますが、どうしてこんなにテンションが高いかというと、これまでのSNSのARの中でおそらく一番AR技術が高いからです。
順番だと
Snapchat
TikTok
Instagram・Facebook
ですかね。
なぜそう思うかというとまず他に類を見ないほど身体の認識の精度が高い事です。
身体の認識精度の高さ
具体的には
服の試着ができる
靴も試着できる
イヤリングなどアクセサリーも試着できる
これらはすごいことで、まずリアルタイムの服の試着のできるアプリはそうそうありません。これは開発のハードルがめちゃ高いらしく、どこかが機械学習で開発したものをイベントで短期間使うことはあってもそれが無料でしかもSNSで使用できるのは破格です。
しかも靴など身体の一部を映しただけでちゃんと足と認識して、角度も把握できる精度は巷のアプリの中でも唯一無二です。
他のは人の形として認識してもそれにトラッキング(追従する)機能はないんですよね。
ライブと連動したARの事例がある。
なんとライブイベントでリアルタイムの連携ができるそうです。(見たことない)
ワンピースのREDで見たライブとか、マクロスΔで見たパーティクルモリモリライブが実際に見れる…ってコト!?
PCでARを使える
これも結構特徴的で、InstagramやTikTokは基本PCでARを遊べません。TikTokはPC配信するのにまた別のアプリを入れる必要があるみたいですしね。
最近の配信は人のスワイプが小さく入っていますが、そのスワイプにもSnapchatのARを使用できるらしいです。
もちろんオンライン会議でも。
つまり美肌にしたりメイクしたり顔だけモザイクをかけたまま配信や会議ができる…!
リアルタイムでAR対戦ゲームができる
ARのアクションゲームは最近目にするかもですが、それをSNS上で行えます。
ゲーム自体、それぞれのSNSでクリエイターの創意工夫で存在しているのですが一人用で、表示されるスコアを共有して競うぐらいでした。
それが実際に同じフィールドに立ち、リアルタイムにお互いの画面にバトル状況が反映されるゲームが既にあるそうです。
なんだそれ。
まとめ
周りに実際に使用している人が皆無ですが、この機会に触ってみようと思います。
皆さんもこの機会にSNSのARを遊んでみてください。