SIX powered by Plug and Play Japan JANUARY Edition 1/24 [Event Report]
こんにちは!Plug and Play Japan Yueです。
12月にスクランブルスクエアQWSで開催されたキックオフイベント King of Kingsをへて、今月1/24 (Fri)にSIX powered by Plug and Play Japan第一回が開催されました。
Plug and Playのスローガンである - Innovation should be open to anyone, anywhere - を元にもっとスタートアップがより輝ける場所にしていきたいという想いからこのプロジェクトをローンチすることが決まりました。
1年に渡って、12ヶ月間、12トピック、毎月6社のスタートアップが6分ずつ、計72社のスタートアップが登壇する場となります。
今回は第1回の様子をレポートにまとめました。
金曜日朝9:00時スタートでありながら、9時前には会場にみなさん到着されていてオンタイムスタートができました。
当日の流れとしましては、1社6分ずつピッチのあと、3分の質疑応答を行います。
実際にこのイベントで出会って、有意義なディスカッションに繋げていただくという意図からいつものPlug and Playのイベントより密度の濃いイベントを予定していたのですが、第一回目ということもありたくさんの方々にご来場いただきました。ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
どんな方に参加いただいたのか来場者の属性情報を下記パイチャートにまとめてみましたが、、Plug and Play Japanのネットワーク特有の内訳なりました。
▲来場者属性
▲会場の様子
質疑応答を担当いただくゲストパネルを、”Executive Observer”と銘打って、第一回目はこちらのみなさんをお招きしました。あいにくPlug and Play Head of Ventures の村瀬は本社出張と被ってしまい、Ventures Teamから代打として鄭(Ventures Associate, Fintech) が参加しました。
Executive Observer
IT Farm Corporation パートナー 春日伸弥氏 Shinya Kasuga 起業家として(有)スウィフト取締役、(株)ブロードテイル共同創業者、Ubitus Inc.日本代表など、約20年に渡って事業立ち上げを手掛ける。ソフトウェア/情報サービス、ブロックチェーン、ゲーム/エンタテインメント等の領域で海外・国内企業との事業開発経験多数。IBM東京基礎研究所研究員や米国ミシガン大学情報学修士など技術者としてのバッググラウンドを活かし、投資候補案件の技術アセスメントや投資先企業の事業開発支援などハンズオンサポートを提供する。 STRIVE パートナー 根岸奈津美氏Natsumi Negishi 2016年にグリーベンチャーズに参画し、日本の投資を担当。新しい産業・新しいユーザー体験にフォーカスし、経営者と共に成功を目指す。グリーベンチャーズ参画前は、野村證券にて未上場企業担当アナリスト(ヘルスケア・トイレタリー)としてIPO支援を担当。それ以前は、大和証券にて上場企業担当のアナリスト(ヘルスケア・トイレタリー / 専門店小売)、及びアシックス社においてIRとして従事。 Plug and Play Japan Head of Ventures 村瀬功 Zak Murase ソフトウェアエンジニアとしてソニー入社後、1998年にパソコンVAIOのプロダクトマネージャーとしてシリコンバレーに赴任。米国PlayStation Network、光ドライブ事業、UX開発におけるスタートアップとの協業などを経て、2013年に米国ソニーを退社。グローバル・ブレインのシリコンバレーオフィス代表としてKDDI、三井不動産などのCVCファンドからのアメリカのスタートアップへの投資を担当。シードからレイトステージまで幅広く14社への投資をリードし、18社のポートフォリオをマネージ。2017年独立しPacific Sky Partnersを創業。主にシリコンバレーでスタートアップと協業あるいは投資を模索する日本企業向けにコンサルティングを行うほか、現地スタートアップのアドバイザー、日本のスタートアップのアメリカ進出支援などに従事。
▲シリコンバレー本社から中継で挨拶 - Plug and Play Head of Ventures Zak Murase
今回のテーマは「New Year New Me 」(#Newtechnology #NewInitiative #Newproduct #Newmovement )ということで新鮮なプロダクトやアイディアを持ったスタートアップに登壇いただきました。
登壇した6社のスタートアップはこちらになります。
1. 株式会社SparkNeuro Japan https://sparkneuro.jp/ 脳波などの生体データを用いて、動画等のクリエイティブコンテンツへの視聴者の反応を「注目度」と「感情の起伏」の二つの指標で可視化するサービス
2. Credify Ltd. https://credify.one/ マイクロレンディングにおけるノンバンクの信用、ECやレストランにおけるレビュー、採用時の求職者の評価、B2Bの契約時の相手に対する信用、異なるプラットフォーム間で信用の持ち出しができない、等あらゆる局面における信用に絡む問題を解決
3. 株式会社リンクウェル https://www.linc-well.com/ IT武装したスマートクリニックをプロデュース
4. 株式会社MOLCURE http://molcure.com/ 人工知能とバイオテクノロジーを融合した次世代創薬技術
5. 株式会社Luup https://luup.sc/ 電動キックボードをはじめとした電動マイクロモビリティのシェアリングサービス
6. Bisu, Inc. https://www.bisu.bio/ 未病の改善をサポートする IoT尿検査装置を開発
どのスタートアップも素晴らしいピッチで、質疑応答のセッションでは鋭い質問がExecutive Observerのみなさんから投げ掛けれました。
質疑応答のセッションを設けることでピッチの緊張感や、逆に投資家のみなさんがピッチをみる際どの点に注目されているのかが理解できるような仕組みにしています。
▲IT-Farm Corporation 春日氏コメント中
▲Executive Observerのみなさん:左からPlug and Play Japan Ventures 鄭, IT-Farm Corporation 春日氏, STRIVE 根岸氏
6社ピッチ終了後はネットワーキングの時間が設けられており、沢山の名刺交換やディスカッションが行われていました。
Plug and Play Japanの今までのイベントは大半が夕方のイベントの中、朝の時間での開催はとても新鮮でした。
次回もよりユニークなピッチイベントを開催したいと考えていますので、ぜひご参加ください。
Upcoming SIX: 2/21 (Fri) 9:00~10:30
来月のトピックや登壇するスタートアップは To be Announced! アップデートをお待ちください。
来場をご検討/ご希望いただいているのみなさんはぜひイベント概要ページにてご登録いただき、アップデートをおまちください!
イベントページ
登壇希望のスタートアップはこちらからご応募ください。こちら
イベントに関しましてのお問い合わせは、担当の山本まで。yue@pnptc.com
Some of the feedback:
思ったより多くのVC,CVCから直接声がかかって、次の調達の準備にも関わる良いネットワーキングになりました。
当日は、カジュアルにやらせてもらい感謝です。ー 登壇スタートアップ
面白い会社さんが多くて、ピッチの長さもちょうどよく、楽しませてもらいました ー 来場者