見出し画像

自分の光が長女の闇を強くする

長女は私といるととても辛がり、実家で母や私の1番上の姉と暮らしている方が安心すると言っていました。実家はうちよりもキャパの広い家で、大人数で暮らしていました。私と次女が実家のそばに引っ越した後も、長女は実家での居候を続けました。長女にとってはうちにいるよりずっと良い環境でした。しかし、私の真ん中の姉2人にはかえって心配をかけました。このまま居候をさせておくわけにはいかない事は私も分かっていたし、何より長女本人が常に焦りを感じていました。

長女は私の鈍感さやせっかちさ、自信の無さなど、私が必死に社会に適応する為に頑張った副産物的な部分を嫌がりました。
また、「お母さんの光が強いと自分の闇が濃くなる」というような事も言っていました。光、、、?私はネガティブで、常に私も自分の闇と闘っているんだけども、、、??
しばらく考えました。
あ、あれか?19歳の時の、立ち直った瞬間の、あれが原因か?
私が苦しい挫折から立ち直った経験さえも、この子を苦しめる事になってるのか、、?
それさえも間違っていたのなら、私はいったい何をどう直せばいいのだろうか、、?

「お母さんがカウンセリングを受けてくれ」と長女に言われるがまま、私は何とか早く、長女にとって辛くない自分にならなければと、カウンセリングを受け続けました。しかし、どんなに良いカウンセラーさんに出会っても、なかなか自分が変われている、という実感を得る事はできませんでした。私は小さい頃から身内に「お前は頑固だ」と言われてきましたが、その頑固さはどうやらダイヤモンド級で、相当厄介だと徐々に気づいていきました。







いいなと思ったら応援しよう!