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【華茶だよりvol.27】写真ツアー!ヨーロッパへの万里茶路はじまりの地・下梅村
みなさんこんにちは、ゆえじ ちゃんこです。中国茶&台湾茶マガジン【華茶だより】2023年3月13日号をお届けします。
今回はロシアへの万里茶路はじまりの地・下梅村についてご紹介します。
武夷山三部作の最終回です。
下梅村とは?
下梅村は福建省武夷山市にある村。武夷岩茶の産地であり世界遺産でもある武夷山からは約15kmの位置にあります。車があればすぐに行ける距離です。
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▼世界遺産・武夷山の風景
万里茶路はじまりの地
下梅村はかつて武夷山で生産されたお茶の集積地でした。
最も栄えていたのは清の乾隆年間(1735~1795)。
下梅村に集められた茶葉は遥かヨーロッパまで陸路で運ばれて行きました。シルクロードをベースにしたルートで「万里茶路」と呼ばれています。
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茶葉の集積地としての役割を終えた現在の下梅村は、かつての街並みを残すことで観光地になっています。清代の建築が数多く、ノスタルジックで風情ある風景が広がります。
下梅村の入り口
下梅村の周辺はこんな感じのよくある中国の田舎の風景。
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初めてきた時は「あれ?」と思ったのですが、下梅村は観光地となっているため中へ入るにはチケットが必要だったのでした。
チケットを購入して入り口を抜けると思わずため息が出るような光景が広がります。
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古き良き素朴な中国の村の姿が
そのまま残っているようです。
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驚くべきはこの下梅村は「遺跡」ではなく、
今も人々が生活している「村」であるということ。
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文化財として古い建物を
「保存」するのではなく、
そこに住む人々の生活も含めて
「保護」されていました。
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溢れ出る生活感が
なんとも言えない郷愁を呼び起こし、
胸がキュンキュンしまくりでした!!
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当時の名残か下梅村の中にはいくつかお茶屋さんもありました。
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どこを切り取っても絵になりすぎる!!
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古き良き中国の農村の風景が
ほぼそのままの形で残されている下梅村。
車がないとちょっと行きにくい場所ではありますが、とってもオススメです!
武夷山観光の際は
ぜひ下梅村にも行ってみてください!!
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次回は3月27日の配信を予定しています。
よろしくお願いいたします。
ゆえじ ちゃんこ
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発信者プロフィール
ゆえじ ちゃんこ | 中国茶ナビゲーター
中国茶の淹れ手として地球にやさしい中国茶交流会(通称エコ茶会)など各種イベントで中国茶の魅力を伝える活動を10年以上継続、のべ500名以上の方にお茶を淹れてきました。
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現在は福建、香港、東京の3都市を拠点に活動中です。
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