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【NBA】【後編】現状のGSWの不安要素とシーズン展望について(Part2)📝
こんにちは、ユエです🌔
いつも記事を読んでいただきありがとうございます✨
今回は前回の記事の続きになります⏬
前回内容を参照することが多いと思われるので、読んでいないという方はぜひご一読下さい🙇
これだけを読んでも分かるようには書きます。
今回のテーマは前回お伝えしたように【GSWの不安要素】と【シーズン展望】になります。
では、早速本題に入っていきたいと思います。
以下、初めに大きく2つに分けてGSWの不安要素について述べていきます。その後、解決策を考えていきたいと思います。
✅苦戦するスターター
Steph is nearly outscoring Chris Paul, Klay Thompson and Andrew Wiggins by himself
— NBACentral (@TheDunkCentral) November 13, 2023
(h/t @samesfandiari ) pic.twitter.com/HLpmXWWG8x
🚨前回同様、本記事が参照しているのは11試合目終了時点のデータです
前回記事の最後で暗示的に書きましたが、今季のGSWのスターターは非常に苦戦しています。
※略称:ステフ(SC)、クレイ(KT)、ウィギンズ(AW)、ドレイモンド(DG)、ルーニー(Loon)
改めて確認しておくと、今季、GSWの伝統的なスターターの5人は
OFRTG112.2
DFRTG126.6
NETRTG -14.4
記録しています。
端的に言ってDFが終了しているわけですね。
それでも以下に見るように、チームのDFRTGは111.1ですから、この辺りは主にベンチユニットやそれ以外のラインナップが頑張っていると言えます。
スターターのうちで誰が苦戦しているかと言うと、GSWファンはご存知だと思いますが
クレイ・トンプソン
アンドリュー・ウィギンズ
ですね。
特にウィギンズがかなり深刻で多くの項目でキャリアローを記録しています。
上で見たようにスターターはDFに課題を抱えているわけですが、この2人ともいまいちDFで集中していないシーンは見られます。
相手のカッティングを見逃したり、シュートチェックにいかなかったりと分かりやすいシーンが多いですね。
他のスターターで言えば、ルーニーが横方向についていけなかったり、オーバーヘルプをしたりというシーンも今季はよく目立ちます。
以下、ひとまず不調2人のスタッツを確認しましょう。
【クレイ】
31.3分、16.1得点、-6
FG42.6%、3pt34.7%、FT83.3%
3.9REB、2.0AST、2.0TOV
クレイはシュートに苦戦していますし、セレクションが相変わらず怪しいシーンは多いです。
この動画を見ても、外れるシュートは大体が短かいので、打ち急いでいるのか、脚を使えていないのか、心理的要因なのか、色々と考えられます。
ただ、彼への信用を失うことはありません。昨季の序盤(10月)もかなり酷かったです。その後のシーズンを見れば、現段階で心配しすぎる理由はありません。
【ウィギンズ】
26.0分、10.5得点、-74
FG41.2%、3pt15.4%、FT50.0%
3.7REB、1.0AST、1.4TOV
これがウィギンズのスタッツだとは信じたくないですが、事実なので仕方ありません。
ハイライトでもシュートの軌道がおかしかったり、ボールが手につかなかったりと、明らかに本来の彼ではないことが分かります。
それでもアグレッシブにREBに絡む姿や直近の試合(2回目のMIN戦)のアンソニー・エドワーズに対するDFを見ていると、メンタル的にはそこまで心配は要らないのかな、とは感じます。
やはり、クレイ同様に信用を失うことはありません。
とはいえ、1番上の投稿のようにCP3、クレイ、ウィギンズの合計得点をステフ1人が超えそうな現状は流石にまずいと感じますね(笑)
(ステフの離脱によってなくなったでしょうか)
ちなみに、100分以上共にプレイしている2 players lineupsでワースト3を挙げると以下のようになります。
クレイ&ウィギンズ -14.2
ドレイモンド&ウィギンズ -12.1
ステフ&ウィギンズ -11.2
全てにウィギンズが入っているのと、ワーストなのがウィギンズ+クレイというのが2人の苦戦を象徴しているかのようです。
これは彼らのステップアップを期待するしかないのかどうか🤔
とりあえず苦戦の事実だけを押さえて、次の章に移りましょう。
✅GSWの問題点は何かをデータから探る
前回内容の繰り返しになりますが、改めてこれまでのGSWのデータを列挙してみます。前回から少しデータを増やしています。
順位:西7位(6-6)
ホームでの戦績:1-3、ロードでの戦績:5-2
OFRTG:113.4(9位)、DFRTG:111.1(12位)、NetRtg+2.3(11位)
Pace:100.4(16位)
TOV:14.5回(14位)
AST:27.0回(8位)
ベンチの総出場時間1116分(1位)、平均出場時間101.4分(4位)、+237(1位)
ファール:21.5(24位)
REB:47.1(6位)、OREB:13.9(3位)、DREB:33.2(16位)
FG44.8%(26位)、3pt34.9%(21位)、FGA91.2回(7位)、3ptA39.1回(7位)、eFG52.2%(21位)
これらを簡単にまとめると、
ホームでの負け越し
攻守共にリーグ平均の少し上
ペースは昨季に比べ遅くなっている
昨季首位のASTは平均3回ほど減少し8位へ
昨季最下位のTOVは平均2回ほど減少し14位へ
ベンチの時間帯の数値が良い
ファールが多く、リーグの下位に位置している
リバウンドは優秀な数値だが、自チームのDFREBが取れず、OFREBは確保できている
OFREBが確保できているため、シュートアテンプト自体は多いが、シュート確率が低い水準に留まっている
全部挙げるとキリがありませんが、他にもSTLはリーグ中位、BLKはリーグ最下位クラスとなっていて、昨季と傾向としては変わりません。
では、以下に主要な問題点を挙げます⏬
【目立つ問題点】
・DREBの確保が上等だとは言えない
・DFもまだまだ改善の余地がある
・アテンプトは多いが、とにかくシュートが入っていない
・ファールが多い
DF系で言うと、ディフレクションやシュートコンテスト、DFG%などはリーグ中位〜上位に位置していて、DFRTGに表れているように決して悪い数値ではありません。
トランジションDFについては与えているポゼッションが20.3回とリーグ10位になっていますが、FG47.1%とリーグ2位の数値で守れてはいるので、このまま継続してもらいたいところです。
とはいえ、優勝するには全体としてポジショニングやトランジションDFからのファール問題を解決しつつ、更に強度を上げていく必要はあると思います。
DREBに関しては、リーグ上位のOREBでチームをリードしているLoon、Dario、Wigginsらに加え、他の選手がDREBでも力を発揮できれば、自ずと捕れるようになると感じます。
とはいえ、個人的にはやはりOFが気になります。
以下、シュートについて注目した3項目に分けて気になる点について述べていきたいと思います。
1️⃣ドライブ
まずはドライブです。
GSWは元々ドライブから得点をするチームではなく、昨季、今季ともにドライブからの得点は少ないです。
ただし、確率に大きく差があります。
【昨季】
ドライブ回数:15.3回(30位)
ドライブからの得点:20.1得点(29位)
FG50.5%(リーグ11位)
【今季】
ドライブ回数:14.9回(30位)
ドライブからの得点:17.8得点(30位)
FG44.3%(25位)
これを個人のレベルで見てみると、以下のようになります。
【昨季チームトップ5】
SC:ドライブ9.3回、FG56.8%
JP:ドライブ8.6回、FG49.7%
KT:ドライブ5.7回、FG43.6%
Ty:ドライブ5.4回、FG50.0%
AW:ドライブ4.7回、FG34.3%
【今季チームトップ5】
CP:ドライブ7.7回、FG43.3%
SC:ドライブ6.5回、FG55.6%
JK:ドライブ4.4回、FG25.0%
AW:ドライブ3.8回、FG50.0%
KT:ドライブ3.2回、FG42.9%
全体的に今季の方が頻度や確率が落ち込んでいるのが分かります。
昨季、この分野で活躍したJP、Tyがいなくなったのは数字的には痛手であり、代わりに頻度が増えているCP、JKは効率的にあまりよろしくありません。
前回記事でもJKのロングレンジが増えているのは考えた方が良いと述べましたが、ドライブからのFG25%、ロングジャンパーの確率が下がっている(約33.2%)のを見ても、リムアタックをもう少し増やすべきではないかと感じます。
安定して得点できているステフのドライブも少なくなっていますね。
優勝シーズンの数字は昨季に近いものになっているので、実際の数字を見てみても、やはりこの項目におけるJPの貢献度というのは事実として高かったと言えます。
2️⃣キャッチ&シュート
次にキャッチ&シュートです。
【昨季】平均38.5得点(1位)、39.2%(7位)
【今季】平均35.8得点(同率3位)、39.1%(8位)
といってもキャッチ&シュートの確率自体は昨季と変わらず、優勝シーズンと比べても良かったりします。
一方で平均得点が減っていますが、これはキャッチ&シュートのアテンプト自体が減っていると考えられます。
代わりにプルアップの平均得点が増えており、その確率は36.3%とリーグ下位に近い数字です。
つまり(GSWの選手にとって)難しいシュートが増えていると言えます。
例えばDALはプルアップが得意なチームであり、その確率はGSWよりも10%弱高いです。
そういうチームなら問題ないのですが、GSWではステフ以外に得意な印象があまりないので、キャッチ&シュートを増やしていければ理想ではありますね🤔
3️⃣トランジション
今季のGSWは速攻からの得点が取れていません。
頻度(12.9)、ポゼッション数(14.5)、平均得点(13.6)、FGA(10.3)、FGM(4.8)がリーグ最下位
PPP(1回の攻撃あたりの得点効率)0.94はリーグワースト2位
FG46.9%はリーグワースト5位
eFG51.8%はリーグワースト3位
と軒並みリーグ最下位レベルになっています。
前回記事でPaceが昨季のリーグトップから落ちているという話をしましたが、このデータとも大きく関わりがあるかと思います。
ちなみに昨季は
頻度(16.6)で16位
ポゼッション数(19.0)で14位
PPP(1.12)で23位
平均得点(21.2)で同率15位
FGA(14.7)、FGM(7.9)でそれぞれ15位、13位
FG53.6%で19位、eFG62.1%で同率9位
と少なくともリーグ中位くらいの得点は取れていました。
ここまでをまとめると、今季はイージーシュートがなかなか打てていないということです。
バスケで最も簡単なシュートはレイアップだと言われます。
それにつながる速攻が出せていない、ドライブから得点できていないというのは、その分、キャッチ&シュートの項目で見たように難しいシュートが増え、結果として全体のシュート確率が落ちていると考えられるのではないでしょうか。
✅解決策:どうすれば良いのか
先日、スティーブ・カーが以下のように言いました。
『疑いはない。我々にはステフィン・カリー以外にスコアリングとプレイメイクが必要だ』
— ユエ@GSW (@yuegsw03) November 13, 2023
―スティーブ・カー
(📸:@SplashBrosMuse) pic.twitter.com/wf5ZpytqWr
GSWの問題点は、確かにステフ以外のスコアリングとプレイメイクです。
ポイントゴッドがいながら、これが問題になってしまうというのは少々驚きではあります。
しかし、単純に苦戦している選手達のステップアップを期待するだけでは足りないと思います。
では、どうすれば良いのかについて以下、大きく2つに分けて述べていきます。
1️⃣少しアプローチを変え、Podzを起用、CP3の得点への積極性を求める
データから1つ解決策として考えられるのは、
GSWが元々得意としていたペースの速い展開、速攻を増やす
積極的にドライブからの得点を狙っていく
つまり、とにかく走る、目の前の相手を抜く等、ある種シンプルにプレイする部分を増やすということです。
ただし、特にドライブについては選手の適正のようなものがあり、上で見たように現状ではステフ以外だとCP3、Wiggins、JKあたりに基本は頼らざるを得ません。
個人的には他にもPodzにその適正があると感じています。
(Darioも相手によっては素晴らしいですね)
彼は決してスピードに優れたタイプではありませんが、賢い上に視野が広く、忍耐強いドリブルからペイントに侵入し、得点やアシストをします。加えて、速攻でも正しいタイミングでアタックできます。
フローターを武器とする昨季のTyに似たタイプのハンドラーでありながら、大学時代に得意としていたプルアップスリーなどの選択肢もあります。
つまり、もう1人のプレイメーカー、スコアラーとして彼を主要な戦力として起用する価値はあると思います。
上にハイライトがありますが、12戦目のMIN戦では以下のようなスタッツを記録し、チームを牽引しています。
【今日のMVP】ブランディン・ポジェムスキー
— ユエ@GSW (@yuegsw03) November 15, 2023
✅39分出場、23得点、+11
✅FG50.0%、3pt37.5%(3/8)、FT100%
✅7REB、5AST、1STL、3TOV
ドライブからの得点手段の多さ、的確な判断や指示、アシストに加え、ボックスアウトなどの細かい部分も素晴らしかったです。
決して偶然ではないでしょう☺ pic.twitter.com/eRAZjKN56f
Podzは主にベンチユニットでプレイするでしょうが、CP3が1人で率いるよりは、隣にプレイメイク適正があるPodzを置く方が負担も減っている印象です。
(CP3+PodzのNetRtgは+22.0)
もちろん、スターター陣の中に組み込むこともできるでしょう。
いずれにせよ、他の選手のプレイ時間とぶつかる訳ですが、その日の調子や相手によってそれぞれの選手のミニッツを変更するのが良さそうです。
スティーブ・カーも以下のように言っていますし、Podzの為の時間調整がどうなるのか気になるところです。
『彼はプレイするだろう。毎晩ね。それを勝ち取ったんだ。今夜は素晴らしかった。練習でもそうだ。そのサイズでリバウンドを取れるというのはユニークだね。今夜は7リバウンドだった。彼はいつも正しい場所にいるんだ。恐れを持たず、試合を繋げてくれる。出場している時、彼は我々がやりたいボールムーブをする。正しいタイミングでアタックし、カッティングをする。DF的にも非常に良い。本当に良い選手だ。だから彼はプレイすることになるよ』
特にベンチユニットのメインオプションがJKのミドルレンジでは少々効率的にも物足りないので、もっとガード陣からの得点機会を増やすべきだと感じます。
ガード陣といえば、
『そうだね、入らないね。まあ、それは普通じゃないって分かっているのは良いことだよ。ただ、僕が1点、2点だけスコアして、それで勝っちゃうんだからクレイジーだよ。嬉しい贅沢だよね』
— ユエ@GSW (@yuegsw03) November 4, 2023
―クリス・ポール、自身のシュートタッチとGSWに在籍することについて https://t.co/ngMtNVBWIx
以前、CP3はこのように冗談めかして話していましたが、彼が得点面で貢献できないことにはどんなラインナップであれ、いずれ手詰まりになっていくと思われます。
(実際、ベンチユニットの基本形は得点が取れていません。後述)
逆に、CP3の得点がある程度脅威になれば、その分味方が空き、彼の優れたアシストからチャンスをつくり出すことができるでしょう。
CP3も以前のようにシュートを打つことが年齢的に難しくなっているのかも知れません。
それでも、彼ならば得点面でもっと貢献できるはずです。
空いているのに打たない、シュートに消極的なCP3はその力が半減しているとも言えるので、その辺りには期待したいです。
CP3とPodz、この2人からのプレイメイクとスコアリングは今後重要になってくると思います。
2️⃣ラインナップを再編する
GSWには現時点で優れているラインナップが3つほどあって、それは以下のようになります。
①【CP、KT、Dario、GPⅡ、JK】
⏩OFRTG 120.5、DFRTG 84.2、+36.3、19分
②【CP、SC、KT、AW、Loon】
⏩OFRTG 116.3、DFRTG 108.8、+7.5、37分
③【SC、Mo、AW、DG、Loon】
⏩OFRTG 109.5、DFRTG 98.4、+11.1、29分
クレイ、ウィギンズと個人の苦戦はともかく、ラインナップによってはポジティブになっているのは注目したい点です。
上のラインナップから読み取れるのは、
クレイはベンチユニット(CP3)と相性が良い
ウィギンズはスターターとの相性が良い
モーゼスとクレイを入れ替えたユニットがそれぞれ機能している
でしょうか。
とはいえ、
Coach Kerr said there has been "zero thought" of changing the Warriors' starting lineup.
— Underdog NBA (@Underdog__NBA) November 11, 2023
5-man unit so far this season:
112.9 ORtg (14th)
132.1 DRtg (30th)
-19.3 NetRtg (30th)
Minus-23 in 67 minutes
カーにはスターターを変える意向は今のところないようですから、スターターの時間が終わるタイミングでどういうラインナップを起用するかが鍵になりそうです。
冒頭でワーストの2 players lineupsを挙げましたが、反対にベストなラインナップは何なのでしょうか。
以下、プレイ時間50分以上、+10以上という条件でベスト8を挙げると以下のようになります⏬
CP3&Podz +22.0
SC+GPⅡ +15.3
KT+GPⅡ +14.6
Loon+Mo +12.7
SC+Mo +12.6
Dario+GPⅡ +11.1
SC+JK +10.8
CP+SC +10.2
ここから読み取れるのは、
CP3の隣にPodz起用は素晴らしい
多くの選手と相性の良いGPⅡはできるだけ起用したい
(再)Moのスターターとの相性の良さ
SC、KT、GPⅡの組み合わせは理に適っている
などでしょうか。
細かい組み合わせはカーの手腕によるので何とも言えませんが、できる限りポジティブなラインナップの組み合わせで戦いたいですね。
スターターはともかく、ベンチユニットの基本形【CP3、Dario、GPⅡ、JK、Mo】のラインナップも得点が取れずに-12.2を記録しているので、やはりここまで述べてきたことを踏まえるとPodzのメインローテーション入りは必須でしょう。
彼がSG、第2のプレイメーカー、シューターとして起用することが、巡り巡ってOFの健全化の一助になると考えます。
データ的に言えば、ベンチユニットの基本形からMoを外してPodzを入れ、スターター陣とMoやGPⅡ、時にCP3、Darioを組み合わせるラインナップで戦うのが、今のところはベストのようです。
いずれにせよ、ベンチユニットに関しては基本形に執着する意味はそれほどないように感じます。
✅総括:シーズン展望と優勝について
いかがでしたか。
GSWの今季の目標は当然優勝なわけですが、ここまで見てきてもお分かりのように現時点ではかなり苦しい状況にあります。
(ロードやBtoBが既に多いのも地味に響いてそうですが)
勝率に加えてステフの負傷離脱、ドレイモンドの出場停止、とあまりポジティブな話題がありません。
ここからの5戦は特に苦戦が予想されます。
とはいえ、極端に不調な選手が1人、2人ではない状況(JKもそれなりに酷いです)でここまで戦えているのはむしろポジティブなのかも知れません。
クレイ、ウィギンズ、クリス、クミンガの確率が昨季の平均くらいに戻るだけでだいぶ変わりますからね。
ひとまずGSWがやれることは
ステフ、ドレイモンドが離脱中に勝率5割程度で凌ぐ
ファールを減らして、DFを強固に保つ
速攻、ドライブを積極的に取り入れる(直近のMIN戦はその兆候があった)、イージーシュートを打つ
ルーキーズをきちんと起用する。特にPodzはドライブ、速攻、プレイメイク、スコアリングでの貢献が期待できる
ステフ以外の選手たちのステップアップ
CP3はスコアリングに積極的になってもらう必要がある
スターター、ベンチユニット共に基本形に執着しすぎず、ポジティブなラインナップを採用する
不調な選手たちの復活を願う(特にウィギンズ)
となるでしょうか。
時折、海外ファンの投稿からクレイ、ウィギンズのトレードの声が聞こえますが(最近だとザック・ラヴィーン絡みで)、それは即効性のない案ですし、詳しくは言いませんが、あまりに2K的な視点かなと感じます。
主力が健康である限りはGSWは優勝を目指せると思いますし、そういう風にチームを組み立てて今季に入っています。
BIG3を中心とした信頼関係で戦ってきたのがGSWなので、コーチカーの以下のコメントには大いに賛同します。
『我々はここ数年のスターターを大いに気に入っているし、彼らが前進できる機会を全て与えたいんだ。
ウィッグスとクレイのシュートの調子が上がれば、このラインナップが完全に機能することは分かっている。それは2つのシーズンで証明されているよ』
チームスポーツにおいて最後にものを言うのは信頼だと思います。
それが崩れた昨季のチームがどういう結果を辿ったのかは言うまでもありません。
むしろ、クレイ、ウィギンズへの信頼を失うことが最大の不安要素なのかも知れませんね。
といったところで、今回はここまでになります✨
前後半と長くなりましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました🙇
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それでは次回の記事でお会いしましょう🔥
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![ユエ@GSW/考察記事](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/121356531/profile_e173c9434baab9b2d798cd531457717e.png?width=600&crop=1:1,smart)