【NBA】ジャパンゲーム(Day1)の感想をGSWファンが綴る!
こんにちは、ユエです。
ジャパンゲーム最高でしたね!
改めて、参戦された皆様、遠方から来られた皆様、お疲れ様でした。
私は京都からだったので、3、4時間程度の旅路だったわけですが、もっと遠方の方だとそれこそ前日から乗り込んだりと、身体的にも金銭的にもそれなりの負担があったのではないかと推察します。
しかし、一生の思い出の1つに加えられる最高のイベントでしたよね!3日間全てに参加出来る方が羨ましいです。
さて、今回は『ジャパンゲームの感想』的なタイトルなのですが、試合自体は皆様が観ていると思いますので、試合の内容には深く触れません。
その代わりにアリーナの様子、雰囲気、試合前後のGSWの選手達の姿、試合のどんな場面で盛り上がっていたのか等々、写真を交えつつまとめていこうと思います。
これはいつものことですが、基本GSWにしか触れませんので、ご注意を。
今回こそは5000字程度でコンパクトにしようと思いますので、よろしくお願いします。
さいたまスーパーアリーナまで
京都駅〜大宮まで
ちらっと上に書きましたが、私ユエは京都在住ですので、京都駅から新幹線で東京駅、東京駅からは在来線で埼玉は大宮まで向かいました。
東京方面はスティーブン・ウィルソンの来日以来、約4年ぶりです。
道中、特に変わったことはなかったのですが、ありがたいことにツイッターで温かいメッセージ(『気を付けて下さい』等)をいただきました。
本当にありがたいことです。
これから行かれる方は道中気を付けて下さいね。
そうそう、最近は本が読めていなかったので、新幹線の中で井手久美子著『徳川おてんば姫』を読んでいました。
あの徳川慶喜公の孫娘が自身の95年間の人生を記した、武家の娘らしい芯の通った一冊になっています。
まあ、そんなことはどうでも良いですね。
その後は無事に大宮の宿泊先に到着しました。
久しぶりのプチ長旅、かつジャパンゲームを観られるワクワクで何気ない電車旅でも楽しかったです。
スーパーアリーナ到着!
ホテルからは寄り道せずにスーパーアリーナへ出発です。
開場の1時間前の到着を狙って、休む間もなくさいたま新都心駅へ。大宮駅からは1駅、数分です。
駅から出ると、もうステフが結構居ました。八村もそこそこ。それだけで『ああもう、アリーナがそこなんだ』と感覚的に入ってくる。それくらい凄い人いきれでした。
実際数分歩けばアリーナなんですよね。沢山のファンが自分の格好に自信を持って歩いている。そんな姿が印象的でした。ファンの熱量と言いますか。熱かったですね。
一方の私はそもそも田舎者で、今住んでいる京都も景観保護の関係上さほど都会ではない為、正直、最初会場に入ったときはどうしたものかと思いました。
人が多いだけでなく、ともかく会場が広いので、どこに何があるのかわかりません。
『ここどこよ。どこ行けばええねん』
『せっかくグッズ付きのチケットを購入したのにどこで交換するねん』
と、心の中でエセ関西弁をぶつぶつ呟きつつ、既にグッズの交換を終えた老若男女のビニールバッグを横目で見ながらウロウロすること10数分。
ようやくグッズ交換所を見つけ、これまた長く並んだ末に交換していただきました。
それが先の投稿になります(笑)
しかし、長蛇の試練にはまだまだ上があったのです。
当然の話にはなりますが、アリーナに入るといってもそれぞれ席は違いますから、その席に合わせて入るゲートが違うんですね。Aゲート、Bゲートといった具合に、です。
そして、私が並んだBゲートにもやはり凄い数の人がいまして、それぞれいろんなことを喋っているわけです。
「俺ってオールドファンだから昔の選手のユニフォーム着たいんよね」と友人と話すおじさま。
「うわ~、夕日が綺麗」と笑い合うカップル(確かに綺麗でした)。
「やば、興奮してきた。もうすぐカリーが見れるんだぜ!」と騒ぐ大学生。
そういった人達に囲まれながら、4列、6列に並んで観客席への道を遅々と進んでいきます。さながら行軍です。もう列を整理するスタッフさんの声も枯れていて、頭が下がる思いでした。
『沢山のスタッフさんがいるからジャパンゲームって行えてるんよな…』としみじみ感じました。
私はひとりで来ていたので、たまに写真を撮りながらワイズマンとボールドウィンの記事を読んでました。ワイズマンがまた良いことを言っているので、近々ツイートします。
この間、もちろんワクワクはしているのですが、やや苦しい時間でもありました。
というのも、私のような出不精のインドア人間にとってはああいうところに行って長時間並ぶというだけでだいぶ気疲れをしてしまうものなのです(そのくせライブにはよく行ったりするのですが)
そして並び続けること約1時間…
まるで空港のような結構しっかりめの荷物検査と金属探知を終えて、ようやく会場に着きました。
アリーナに入ってからは興奮状態!
アリーナ内は移動規制がなかったので、飲み物だけ購入し、客席に向かいました。
すると…
選手達がシューティングをしているではありませんか!
もうここで興奮状態です。
NBA選手はやはりサイズ感が違いますね。遠くから見ても大きいことが分かります。
最初、客席を間違えて別の場所から見たときには、ウィギンズとイグダラがコート上で動いていました。
それから正しい客席についたときにはステフとジャマイカルがシューティングをしていましたね。
彼らが終わると次はドレイモンドが。練習では結構入っているなという印象でした…というと失礼ですかね。
試合前のステフのルーティンをはじめ、多くの選手のシューティングを見られたのは貴重な経験だったと思います。
いつも動画で観ているものが目の前、と言うには遠いですが、現実に、視界に存在している。彼らの存在感を感じられる。それだけで来たかいがあったというものです。
試合中のあれこれ
試合自体は動画で観るのともちろん同じでしたが、やはり現地観戦ならではのことが幾つかありました。
大体、以下の3つです。
サウンド全般
選手たちの存在感
細かい部分
①サウンド全般
これはライブに行く感覚とよく似ています。会場の音、観客の歓声、音に圧倒されるというか。
試合中はもちろん、試合前後もずっと音楽が流れているわけですが、試合中撮った動画を見返すと非常に大きな音なのが分かります。まさにライブです。
観客の得点ごとの盛り上がりも凄まじく、ダンク、スリーは特に声が大きかったですね。八村のスティールや得点は、恐らく最も盛り上がったのではないかと思います。
試合の合間にはダンサー達が出てきてダンスをするわけですが、それも動画で見るのとは違った迫力があります。
また、ジャパンゲームには多くの有名人が参加されていましたが、彼ら1人1人の紹介がされたときにもかなり盛り上がっていましたね。
人気というものを肌で感じると言いますか。人気者は実際に人気者なんだな、とよく分からない感想を抱いた夜でした。
②動画とは異なる選手たちの存在感
やはりそこに居るというのは大きいです。
例えば、1日目で非常に活躍したワイズマンやルーキーのパトリックは遠目で見ても一際大きいですし、ウィギンズの試合中のドライブは想像以上に勢いと歩幅がありました。
ステフもめちゃくちゃ動きやシュートモーションが早い。これは確かにブロックできないわ…と思いました。
あのヤニスが数歩でコートの半分を渡ってしまう、なんて言われることもありますが、実際その通りで、彼らのサイズ感だとコートは小さすぎるのだとよく分かりました。
現代バスケでスペーシングが重要な理由の1つは、単純に彼らがコートに比して大きすぎるから、なのでしょうね(笑)
また、試合のテンポが速いと言われる現代バスケですが、実際に見ると想像以上に速いです。
ものの数秒でボールがコートを往復してしまう印象さえ受けます。選手たちの走力も流石で、私のような凡人では数分も持たないのだろうなと容易に想像できます。
③細かい部分を知ることができる
例えば、選手交代が分かりやすいですかね。
動画では、すでに選手たちがコート中央で待機している姿を主に見ることになると思いますが、現地ではコールされて立ち上がるところから見ることができます。
『え、次ワイズマン出んの!!』
『ボール…なんちゃらだっけ、あいつも出るやん!』
みたいな声は実際に聞こえてきましたし、それで興奮するファンの気持ちはよく分かります。
個人的に印象的だったのは、ライアンとカーが度々話していたことです。
試合を見るかぎり、出場したてのプレイはあまり良いとは言えなかったので、カーから直接指導が入ったのでしょう。コート中央付近で計3回ほど話していました。
実際、数分の休みを挟んでからのライアンはより落ち着いてプレイできていたように思います。カーの期待値の高さもうかがえるモーメントだったと勝手に解釈しています。
プールファンであり、ライアンファンでもある私は、彼が良いシュートを打つたび、良いドリブルをしてファールをもらう度、うんうんと頷いて『よくやった』と偉そうに心のなかで褒めていましたね。
彼のパンとバター、ミドルレンジショットを生で見られたのは素晴らしい瞬間でした。
そうそう、ライアン・ローリンズについて知りたい方はぜひこちらの記事をお読みください。
試合全体の簡単な感想
今回の試合では若手も多く出場し、主力のスタッツも壊滅的だったため、後に冷静に振り返ると試合の出来としてはさほど良くありません。まあ、プレシーズンゲームなんてそんなものですが。
しかし、じゃあ行く価値がなかったかと言われれば当然そんなこともなく。
上記ひとつひとつの瞬間を身体で感じられたということが一番大きいです。
人間はやはり身体なのでね。精神的なものだけでは生きられないので。
試合中『アイラブユープール!』と少し間抜けな声(に聞こえました)で叫んでいた青年がいましたが、そういう瞬間すら楽しい思い出です。
確かに、主力も出て15分くらいでしたし、ネット上にはそんなのに高いお金を払う価値はないなんて意見も散見されます。それを否定するつもりはありませんが、結局のところ価値とは主観的なものです。
たとえそれに値段がついていたとしても、内在されている真の価値はその主観の主体にしか分かりません。
例えば、100円で作った何かをそのまま100円に感じるか、500円に感じるか、プライスレスだと感じるかは人それぞれだということです。
何にせよ、私のようなロスター全員を観るのが楽しみだというファンにとっては若手の出場機会が多い試合は誰が出ていても非常に楽しかったです。
つまらない瞬間なんてひとつもなかった。
ひとつひとつのダンクやスリーに両手を上げて反応するのも楽しくて仕方なかったです。
途中から家で観ているような感じで独りごとを言ってる変な人になってましたからね!(笑)
ワイズマンも本当に素晴らしかった。
健康なワイズマンを見られたのは収穫でした。リングを壊しそうな勢いで次々とダンクしてましたからね。
ドンテも若手ですが、本当に心強い選手です。
元々器用な選手だというのは前回の記事に書きましたが、想像以上でした。
OFでの非凡なパスセンス、視野の広さ、DFでの鬼のようなヘルプ。なんで君ベンチなの?って感じです。
来季も優勝してしまうかもしれませんよ、これは…
私個人の優勝確率予想は甘く見て12%なのですが、甘く見積もらずに12%と訂正しておきたいと思います(笑)
マイナーなところだと、ときおりジェローム・ロビンソンが背番号と髪型のせいで元ウォリアー、アレック・バークスに見えてしまったり、トレビオン・ウィリアムズがセンターのくせに小器用なドリブルしてパスを失敗したりと、良い意味でくすっとしてしまう瞬間も結構ありました。
というわけでアリーナに居たのは約3時間でしたが、本当に一瞬のように感じました。
以上の5000字くらいのあれこれを一言で表すと最高、ということになるのでしょうね。
最後に:ジャパンゲームの後は…
一応、これは小さな旅の記録でもあるので、ジャパンゲーム後についても少し書いておくことにしましょう。
試合後は会場を速やかに出て、グッズを買いに行きました。
と言っても、お土産用のマスコットと缶バッチですけど。荷物もあったので余韻もそこそこに電車に乗りました。
ホテルに戻ってきたときは夜の10時を回っていて、皆様が下さった温かいコメントに返信したり、記憶が新しいうちにnoteの下書きをしていたら日付が変わっていました。
翌日は朝8時に起床してチェックアウト、大宮駅を出発して東京駅に戻りました。東京駅では職場のお土産を買ったりしたのですが、ここも非常に広く、すっかり歩き疲れてしまいました。東京の人はすごいです。
何気に丸の内北口から東京駅を見たことがなかったので、写真を数枚撮っておきました。プチ観光です。
そこから同じように京都に戻ってきて、このnoteを書いています。これにて私のジャパンゲームは完結するわけですね。
何かが終わるのは寂しいですが、何かが完結するのは気分が良いものです。
それと言い忘れていましたが、前回の記事を読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
実はこちらから全体ビュー数というものが見られるのですが、それまでの2記事とは10倍以上の差があります。
記事が読まれたとは限りませんが、沢山の方の画面に映ったのだと思うとありがたいやら、恥ずかしいやらです。
個別に面白かったですと伝えてくださる方もいて、本当に嬉しいです。
というわけで、以上にしたいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
きちんと6000字程度に収まりました。
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ではでは。