見出し画像

後期北大受験記

後期受験は情報と時間がない

前期の受験はいろいろな手段で情報を集められるが、後期受験はほとんど情報がなく短い時間の中で色々な判断をすることが大変だったり、地方となると準備もあわただしいのでいつか誰かの参考になればと書き残すことにしました。

半年前からプランを練る

3月10日の12時に合格発表、もし不合格なら3月12日に北海道で入試というスケジュールでした。
3月の北海道はまだ雪の降る日もあり、飛行機が飛ばず現地に着けないリスクも考えて合格したら旅行、不合格なら受験という気持ちで3月10日の朝10:00に北海道に到着するスケジュールで日程を組みました。
大学の生協で実施しているプランもあったのですが少々割高だったため、それは利用せずLCCとビジネスホテルの学生割引を利用して半年前から予約。
大学の生協の予約だと当日の予約キャンセルでも50%は返金されるようでしたので、ダメだったときの受験のみ!ということでしたらそちらの方がお得だと思います。
会場にもよるのですが、正門から行く会場の場合は予算ギリギリなら東横イン札幌駅西口北大前、予算に余裕があるなら京王プレリアホテルがおすすめです。
信号渡ってすぐ北大の好立地なので雪に慣れていない道外の受験生も行動しやすいと思います。

夏に4月からの新居を探すべし

これは我が家がやらずにいてやっておけば良かったと後悔をしたことでした。
後期受験が決定したら新居の借り抑えが必要なのですが、夏に見学に行ったり、情報を集めて受験日前日の見学会の予約をしたりしていなかったため、実際に住むところを見ることなく、実際に住む子供とも最低限のすり合わせしかできず新居の仮予約をしました。
いざというときに不安にならないために余裕があれば夏に一度新居候補の見学もしくは試験日前日の見学会の予約をしておくと安心できると思います。

後期受験は保護者同伴がベスト

予算や仕事の関係もあるとは思うのですが、後期受験は保護者同伴で行くのがベストです。
不合格からのメンタルの立て直し、慣れない土地での試験は思っている以上に過酷で側にいると安心できる人のサポートが必要です。
また、前述したように入学後の新居の予約が試験日前日に大学内の施設で行われます。
後期受験はそもそも予約ができる住居が限られておる上に予約も先着順のため保護者が行って現地で予約がベストです。
その際印鑑が必要なので忘れずにお持ちください。
我が家は北海道入りしてから必要なことに気がつき駅前の東急ハンズまであわてて買いに行きました。

前日に試験場の確認

前日に試験場の確認ができるとベストです。
前日には試験場がわかるようになっているので、確認して実際に歩いてみると当日慌てることもないと思います。

お弁当の有無の確認

当日お弁当が必要かどうかの確認必須です。
ホテルによっては朝食でついているビュッフェをお弁当用に変更してくれるところもあるので下調べ大切さです。
前述した東横インと京王プレリアホテルは北大から近く例年受験生も多いからかこちらの対応があり大変助かりました。

帰りの日程要注意

帰りも余裕を持った日程がおすすめです。
正直試験を受け終わるまでは観光気分もないのでどこにも行けずです。
後期受験に合格して進学が決まれば春からは一人暮らし。
一緒にゆっくりいられる日がほとんどなくなるため観光を1日ぐらい入れられると思い出作りにもいいなと思いました。

合格発表から手続きまで時間がない

令和6年度の日程は21日16時に発表、その後速達で入学に必要な書類が22日の17時すぎに到着。23.24日が土日で銀行が空いておらず手続きできずの中27日17:00までに必要書類を北大に必着というスケジュールでした。
余裕を持って書類を出すためには25日に入金手続き等を全て終わらせる必要がありとてもハードだったためこのあたりも日程を調べて必要に応じて休みや半休をとる必要がでてきます。

合格から引越しまでも時間がない

合格した学部などにもよるとは思うのですが、4月1日に健康診断があったため、合格から引越しまでの準備期間はわずか10日でした。
転居届けをだしたり、新居で必要なものを用意したりかなりあわただしかったです。
北大の理系はパソコン必須なので合格前に新居に必要なものなどはある程度目星をつけておいた方がいいと思います。
スーツも余裕を持って作成が必要です。
裾上げ必須なのでお渡しまで最低でも1週間はかかります。

いつでも離れられるように心の準備を

後期受験で合格するとその瞬間からひとり立ちへのカウントダウンがはじまります。
もし後期受験で1人暮らしになるようなところを受験するのであれば最低限の家事を教えたり、子供から離れるための心の準備をしておくといいのではと思います。

前期で合格を掴み取れるのが1番なのですが、受験に絶対はないのでいざというときの心づもりがとても大切だなと思った大学受験でした。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
読んでくださった皆様、皆様のお子様が望んだ進路に進めることをお祈りしています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?