歌って、食べて、愛して

こんばんは.今週は天空美術館に行きました.
絹谷幸二さんの絵を見に.

3Dの中に2Dがあるとても色彩豊かな絵が特徴的で、
大阪に引っ越してきて以来ずっとみたいなと思っていました.

アフレスコという手法によって、長い間色褪せせずに保存される絵.
簡単に言うと、石灰の乾く間に色付けを行い、乾いていくうちに色が吸収されることで、ずっとその色が保たれる.

1枚だけ、ひときわ目を引く絵があった.
金閣寺の上に佇む大きな赤い竜と金色に染められた空の絵.
美術展に行くと、画像では感じ取れない多くの要素に気づくことができる.
絵を描く土台の素材、金箔の輝き、絵の具の立体的な凹凸.
それらが絶妙に組み合わさって、美術品としての魅力を最大限に引き出している.いつも、そういうことに、言葉では表せないほどの素晴らしさに感嘆するのだ.