【副業】読んでもらう工夫......それ以前に
まず、あなたの記事を見つけてもらわなければ話になりません。
▶あなたの記事を見つけてもらうには
ちょっとした工夫が必要になります。
①読んでもらうため
・人を惹きつけるタイトルを付ける
・次の文章を読ませる事に注力する
②信じてもらうため
①自信を持って相手に伝える
②相手の気持ちに寄り添う、共感する
③信念や夢、体験談を語る
③行動させるための
①メリットや理由を伝える
②先回りして相手の不安を取り除く
③ちゃんと指示をする
このようなことを意識しながら書いていかねばなりません。
ですがはじめのうちは、なかなかうまく書くことができません。
そんなあなたへ、まず意識してもらいたいことがあります。
それは、
▶文章のリズム、整ってますか?
読んでもらうため、信じてもらうため、行動させるため
これらの工夫は重要です。
興味を持ち、いざ読んでみたら
「書いてあることはわかるんだけど、なんとなく読みにくいというかサクサク読めないんだよね......」
という書籍、ありませんか?
そしてそのまま未読中の書籍ありませんか?
大きな声ではいえませんが、わたしはあります(笑)
わたしの備忘録を兼ね、まずは意識してもらいたいコツを書き記します。
文章のリズムを整えるコツ、10選
1.表現方法を統一する
2.同じ文末は連続2回までとする
3.「の」の連続も2かいまでとする
4.冗長表現をされる(冗長表現とはムダに長い文)
5.体言止めを効果的に用いる
6.見出しをこまめに設置する
7.適度に開業する
8.漢字とひらがなのバランスは「3:7」を意識
9.適切な位置に読点「、」を打つ
10.接続しの使用は最小限に
おまけ:書き終えたあとに「音読」
では、解説していきます!
1.表現方法を統一する
文章のリズムを整える際、表現方法の統一はとても重要になります。
それは読みにくいからです。
どういうことかというと、たとえば
「ですます調」と「である調」が混在しています。
一文ごとにリズムが変わるので、とても読みにくいです。
これを簡単にできそうな「ですます調」で統一してみます。
一定のリズムになりました。
それと同時に読みやすい表現になりましたね。
「ですます調」や「である調」の統一以外にも、「私」や「僕」などの主語表現を統一するのも重要です。
また次のような表現について、ひらがなかと漢字のどちらを使うの統一しておくとさらに読みやすくなります。
例)
「〜と言える」⇔「〜といえる」
「〜して下さい」⇔「〜してください」
「〜すると良い」⇔「〜するとよい」
2.同じ文末は連続2回までとする
同じ文末表現を連続して3回以上使うと、リズムが単調になってしまいます。
たとえば、次のような文章には注意しましょう。
同じ文末表現が連続している文章
全ての文末が「〜ます」なので、リズムが単調になります。
また、読者に稚拙な印象を与えてしまいます。
そこで、以下のようにバリエーションを付けてみました。
文末表現にバリエーションを付けた文章
このように、「ですます調」で文章を書く場合は、
〜です
〜ます
〜でした
〜ました
〜でしょう
〜ください
〜ですよね
などを用いて文末表現を工夫すると、同じ内容でもリズムに変化が出て読みやすくなります。
3.「の」の連続も2回までとする
「の」を3回以上連続で使うと、主語や述語が長くなりすぎてしまいます。
その結果、文章のリズムが悪くなります。
たとえば次のような文章は避けましょう。
「の」が4回も連続していると、読みにくいですよね。
そこで以下のように改善してみました。
読み比べると、言わずもがなですね。
4.冗長表現を避ける
冗長表現とは、次のような無駄に長い表現を意味します。
これを、以下のようにシンプルに書いてみます。
絶対ダメというわけではありません。
ですが冗長表現を多用すると読みにくいときもあります。
ですから、なるべくシンプルな表現を心がけておくといざというとき困りません。
5.体言止めを効果的に用いる
体言止めとは、以下のように文末を名詞や代名詞などで止める表現です。
体言止めは、文末表現が単調になってしまうのを防ぐのに効果的です。「〜です」や「〜ます」などのバリエーションに加えて用いてください。ただし、体言止めを多用すると次のような読みにくい文章にもなってしまいます。
6.見出しを小まめに設置する
文章が長く続くとリズムが単調になるだけでなく、要点を掴みにくくなります。
これを回避するために、適切な位置に見出しを設置します。
このように読者を疲れさせないように配慮も必要です。
Web上の文章においては、見出し(h2)や小見出し(h3)を設置するとよみやすくなるほか、リンクが貼られているので読みたい見出しのところをすぐ読むことができます。
この記事は全体で約4,000文字あるのですが、200〜300文字ごとに「1.○○」といった小見出し(h3)を設置しています。
見出しは、その項目の内容を端的かつ具体的に記載します。
見出しだけ読んで記事全体の内容を把握できるように考慮します。
そうしないとせっかく設置した見出しの意味が半減してしまいます。
7.適度に改行する
適度に改行すると、読者はリズムよく読み進められます。
内容が切り変わる部分に合わせ、2〜3行ごとに改行すると良いです。
また近年、スマホで記事を読む人も多いため小さな画面でも読みやすくすることが重要です。
小さなが画面に文字がびっちりだと、想像するだけでも目が疲れてきそうです(笑)
この記事はスマホでも読みやすいように、基本的に1文ごと(短い文なら2文ごと)に改行しています。
注:スマホを意識してあまり改行を多めにするのも逆に読みづらい場合があります。それはスマホの画面の大きさが読み手によって違うからです。
8.漢字とひらがなのバランスは「3:7」を意識する
厳密に守る必要はありません。
ですが、漢字とひらがなのよいバランスは「3:7」程度といわれています。
極端な例ですが、次の文章を読んでみてください。
ひらがなだけでは区切り目がわかりにくく、読みにくいですよね。
このように漢字とひらがなを適度に使い、バランスよく書きます。
9.適切な位置に読点「、」を打つ
文中の適切な位置に読点を打つことでリズムを改善できます。
読点の位置に迷ったとき、わかりやすいのが声に出して読むことです。
スラスラと読める位置に読点を打ち、調整します。
また読点を打つ位置により、意味が変わってしまう場合もあるので注意してください。
例文
この文だけでは、音楽を聴いているのが「私」か「妻」なのか判断できません。
このように適切な位置に読点を打ち、どちらの意味かはっきりさせます。読者が意味を理解するのに時間がかかると、読むリズムが崩れてしまいます。
10.接続詞の使用は最小限にする
次の例文のように、接続詞を多用すると文章が間延びしてします。
その結果リズムが悪くなり読みにくくなってしまいます。
接続詞を使わなくても意味が通じる場合は、省略したり、1文にまとめたりします。
おまけ:書き終えたあとに「音読」
書いた文章を声に出してみると、意外と読みにくい部分があります。
わたしも実際に試してみて「音読しにくい=読みにくい」ということに繋がるなと感じました。
また目で読んだ時には気づかなかった、表現のおかしさにも気づくことができました。
その音読しづらい部分を書き直しただけで、スラスラと読みやすく理解できてビックリしました。
▶まとめ
以上、「文章のリズムを整えるコツ10選+おまけ」を紹介しました。
1~10を全部理解できなくても、文章を書き終えたあと最低1回は声に出して読んでみてください。
スラスラと読めればOKです。1~10を意識できています。
ですが、何度も読み返す部分はリズムが悪い可能性があります。
リズムが悪い、すなわち読みにくいということは、どこかしらに原因があります。
その原因は、紹介した「コツ10」のどれかにあてはまります。
再度確認して修正してみてください。
修正後。
再度音読をすると、格段に読みやすくなっているあなたの文章に出会えます。
そして、これらはすべてわたしが日々意識していることです。