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「WAR→P! in WARP 忘却の夥門」行ってきました①



公演中ネタバレ厳禁なので、公演期間終わってから記事公開してます。
(公演期間:2024年11月1日(金)〜11月10日(日))

公演期間後は、クエストのネタバレ駄目で、ストーリーはOKとのこと。気をつけて書いたけど、大丈夫か不安……この表現NGみたいなのあったら教えていただけたら幸いです。



この「WAR→P! in WARP 忘却の夥門」、「WAR→P!」という公演シリーズの10周年記念公演。
(読み:ワープ  インワープ ぼうきゃくのミリアッドゲート)

でも、私は今回の公演が初WAR→Pでした。初めてだらけで、でもとっても面白かったので書いてみた。
結構長くなってしまったし、ネタバレもあるのでそこはご注意のほど。


公演の公式HPはこちら。




きっかけ


数ヶ月前に書いた人狼TLPTの記事。
この人狼TLPTと同じ運営、オラクルナイツが公演している「WAR→P!」。

この人狼TLPTを観に行って、とっても良かったー!ってなっているところに発表になった「WAR→P!」の公演。

人狼TLPTのSTELLA公演でパンジー参謀長がすごく好きになって。そのパンジーを演じていた田邊久乃さんが出演されると見て、行ってみたい!となった。
最近の私はフッ軽。


でも、どうやら普通のお芝居の舞台とは違うらしい。

あなたの行動がストーリーを左右する
新感覚の体験型アトラクション公演

「WAR→P! in WARP 忘却の夥門」HPより


WAR→P!とは
【WAR→P!】とは、俳優と参加者が役割を演じ、一緒に物語を紡いでいく新感覚の体験型アトラクション公演です。
会場に一歩足を踏み入れた瞬間、あなたは別世界にワープ!
そこは俳優の扮する登場人物「ノン・プレイヤー・キャラクター(NPC※1)」たちが生活している空間です。
そして、ここから始まる冒険の主役はあなた。
あなたは物語の主人公「プレイヤー・キャラクター(PC※2)」として世界を探索し、
他のPCやNPCと協力、時に対立し、物語を進めていきます。限られた時間の中でハッピーエンドを目指すのか、NPCとの仲を深めるのか。
楽しみ方は無限大。
この物語がどんな結末を迎えるのか、それもあなたの選択次第です。
俳優と参加者で紡ぎだす無限のストーリー。
新感覚のライブ・エンターテイメントを是非ご体感ください!

「WAR→P! in WARP 忘却の夥門」HPより



公式HPの説明を読んでみても、???という感じ。どうやら自分が色々行動して、それが物語に影響するらしい。
YouTubeの過去公演の様子観て、なるほど紙にスタンプ貰うのね、となったり。役者さんと会話して進めていくのか。


役者さんに、話しかける??
出来るだろうか…本当に会話苦手だし、まず顔と名前覚えられるか…?

あと、10周年の記念公演なのに、今回が初参加で何とかなる? 大丈夫そう?


でも、行ってみたら何とかなるでしょ、と軽率に早割チケットを1枚買った。
人狼TLPTで見た役者さんが多くて、楽しみだった。



その半月ほど後、日替わりゲストが発表に。

村田翔平さんがゲストに来る回がある。
いつも観に行っているお笑いのほうではピュートというコンビのポイントさん、人狼TLPTではソーヤー の村田翔平さん。
名前たくさんでややこし。

早割でチケット買っていた日とは別日だったので、村田さん出演回もチケットを買った。

マルチエンディングで、1回だけでクエスト全部できなくて、何度行っても楽しいと聞いて。クエストやってもやらなくても楽しみ方たくさんあるとの事でだったので、そのほか行けそうな日を何日か。
せっかくなので。



予習

今回10周年公演との事で、過去公演からの世界や登場人物がいるとの事。

ただ、私はWARPそのものが初めてなので、過去公演ひとつも知らない。さすがに少し事前知識必要だろうと、予習。

  • YouTubeにいくつかある動画を観る。

  • 過去公演のHPを観て、何となくのあらすじを読む。

  • X(Twitter)のスペースで、お話しされてるのを聴く 。

  • とにかく世界の名前、登場人物の名前と顔とプロフィールを頭に入れる。

  • ハッシュタグで過去公演の感想を探す。



本当に私は色々な飲み込みが遅い人間なので、絶対最初に訳わからなくなるだろうなと思って。
あの、理解早い人なら絶対こんな事しなくても大丈夫なはず。


特に人名と顔。自分から話しかけに行く必要があるのに、「〇〇さんにこれ聞いてきて」とクエスト受けて〇〇さんって誰?となりそうで……

行く前の時点で楽しみ7割、不安3割。といった感じ。



11月2日(土) 16時 4st


まず、初めて行く駅。王子駅。
お笑いも演劇も、初めて行く駅、会場はそれだけで緊張する。スマホ握りしめて乗り換え、出る出口間違えないよう地図をガン見。駅近ではあるが、パチンコ店や飲み屋がある1本奥の道。ここで合ってる?と歩いていくとすでに並んでる人が見えて一安心。


半地下で受付して、ドリンク券代を支払って、クエストブックという小冊子を受け取る。

地下の入り口を入って「ストラ」、という参加者の証、運動会のはちまきみたいな細い布を受け取る。初参加なので、色は黒をもらった。(通常参加は白色)公演中、首にかけたりして見える場所に身につけておく。これをつけてる人が参加者で、つけていない人が役者さん。


一段高いステージがあって、椅子が点在。
床に色々なテープが貼ってある。
高い球状の天井には、多分公演には関係ないミラーボール。ここは普段何をやってる会場なんだろう?


クエストブックには、それぞれのクエストのページ、登場人物の写真と名前、世界の簡単な説明、会場の地図も載っていて分かりやすい。地図には2階もあると書いてある。


今回、私たち参加者は時空間管理している中央時空管理局、《G.A.T.E.》の新人エージェントとして、いろいろな世界を渡り歩き、異変を修復する。


世界は
「ヘイセイ」(赤色)、「フォルローグ」(黄色)、時間軸の違う「ジオラインF」と「ジオラインK」(青色)、「シアター」(オレンジ色)


用語を予習しておいたけれど、名前と色分けと、それぞれの世界の住人と………たくさんあって把握するのが大変。


開演前にお手洗い行って、適当な位置に立って開演を待つ。1人で来てる人も、何人かで来ている人も。男性も女性も、半々ぐらい。
この時点からすでに役者さんが会場内を歩いてらして、参加者に話しかけたりしている。
そわそわ……


開演したら、演技見るパートと説明が最初にあった。クエストしたり歩き回れるパートがその後に続く。休憩5分はさんで、また歩き回れるパート。1番最後に演技見るエンディング。

何とこの回、WARP初参加だったのが私1人だけ。


ようこそーと拍手で迎えられて、役者さん参加者さんたち皆さんの視線が集まって恥ずかしい。クエストのチュートリアル的な所でも、「初参加の人に」とご指名で説明に参加。
何人かいたら普段の私は絶対こういうところ、自分では名乗りでない。でも今回は1人なので問答無用。たくさんの解説に、だいぶこの時点で頭パンクしてました……アバター?アクセス権?何ちゃらキーとは???


でも、ゲートキーパー(管理人?狂言まわし的な役)のネルフェルさんがOPで「君が主人公の物語」と言う時にバッチリ指を差してもらえて、嬉しかった。
1人だけ初参加者だった役得!


クエスト受けたり、参加者が歩き回れるターン。

顔写真とお名前がクエストブックに載っていたの、ほんんっっとにありがとうございます!!!

壁に貼ってあるとかじゃなくて、いつでも見れるクエストブックに載っていたの、本当に良かった。クエスト受けて、次はこの人ーと見れる。

あと、公演始まってからその役者さんいるところの横には、名前とその読み方と、どの世界の人か色付きで書いてある札が置いてあって、すごく分かりやすかった。これがなかったら、本当に私は迷子になってマジで何もできなかった気がする。
記憶力ポンコツにも優しい世界。

何もせず座って他の人や役者さんを見るもよし、座ってドリンク飲んでまったりするもよし、全員に挨拶するもよし、クエスト受けまくるもよし。
何か一つを追うのも、複数掛け持ちもOK。
行動できるターン、何をしてもよくて、自分次第。

とりあえずせっかくだし動こう、と。
OPのお芝居によると、私たち新人エージェント(参加者)の大きなメイン任務は、探偵 藤佐賀の手伝いをし、東間千花を家に帰すこと。らしい。


クエストは何をどうしたら良いのか何も分からないので、とりあえずおすすめされた人に挨拶に行き、クエストブックを見せながら、初めましてーと名前を名乗る。本名じゃなくて、自分に自分で好きな名前をつけられる。RPGゲーム感。

「自分の手に持ったクエストブックにスタンプを押してもらう」という動作をするため、すごく距離が近い。カッコいい、綺麗、可愛い、うわー!!という気持ちと、話さなきゃ!がこんがらかる。
緊張するし、上手く話しかけられないし、初めのうちは上手く該当ページを開けなくて、わたわたしていた。


「何か困っていることはないか」とか尋ねて、クエスト受けて、あっちの人へこっちの人へと聞いてまわった。タイミングなのか、尋ね方の違いか、何もクエスト発生せず話すだけで終わることも。


「誰それに〇〇してきて」「〇〇って知ってる?」等とお願いされたら、とにかくクエストブックにメモ書いた。移動してる間に忘れる。何段階かステップあると、余計に。
ちょっと変なこと伝言してしまっても、何とか汲み取ってくれたし、的外れなこと聞いてしまっても返してくれて、役者さん達本当に凄い。

同じ新人エージェント役のエミィさんは何度も気遣って声をかけてくれて、「一緒に頑張ろうね!」と言ってくれて心強かった。
詰んだかも……とか、何したら……?みたいになった時に、めちゃくちゃ何度もゲートキーパーのベルループさんに助けて貰ってしまった。

それでも1番最後の大詰めの時は、ひゃー今何?どう?分からん!ごめんなさい!!になって、すみっこから見学に徹してましたごめんなさい…


で、訪れるエンディング。の演技見るターン。

どうなんだろう、ハッピーエンドではないよね、絶対……という感じだった。
千花さんを連れ戻すという大きな根幹の目的は達成されてるけどでも達成されてなくて(?)、あとの4つの目的?もOKじゃなくて。


他のエンドを知らないからよく分からないけれど、もっと最良のエンドがあるんだろうなって感じた。


その次の19時5stもチケット買っていたので、そっちも参加したら分かるのかな。

最後、公演途中で引き替えそびれたドリンク券で飲み物をもらい、次の公演開始まで王子駅周辺をふらふらした。




11月2日(土) 19時 5st


駅周りふらふらして、カフェで頭を整理してから、いざ2回目参加へ。

さっきの回の初参加者だ、と認識されて、おかえりなさいと迎えられて嬉し恥ずかし。

2回目だけど、まだまだ全然なので初心者の黒色ストラ(はちまきみたいな布)を受け取る。この回は初めて参加の方が複数組。夜の方が参加人数も多め。


今回は、開演前に買える写真チケも買えた。
行動ターンに、その買ったチケットを役者さんに渡すと、直接 写真を受け取れる。人狼TLPTでカッコよかった田邊さんのお写真チケットにした。

行商人ビスティラという田邊さんの今回の役がすごく良い。好きです。
人が多いのを嫌って、来訪者がいない時は小さくなって机の下に居たり、かと思えば何かお手伝いをーと私が尋ねに行くとめちゃくちゃ近寄ってきて間を詰め、ニコリともせず闇取引みたいにお願いを託される。勢いに押されて分かりましたと受けてその場を後にして、託されたお願い事を思い出して首を傾げた。何も分からないもうちょっとヒントください……

もう一方、ヴェリエッタ先生という役も田邊さん。1人二役で何かの条件で、演じる役が変わる。こちらは剣術科の先生で豪快で明朗快活。
「〇〇知らないですか?」と尋ねたら、「知らねぇなぁーだからこんなことになっちまってる。こう言うのは苦手なんだ」と言われて、いやーかっこいい先生!先生のために頑張ります!って気持ちになる。

他の役者さんも1人2役の方がいて、役の切り替えが凄い。


チュートリアル説明の時もしっかり話を聞いて、演技ターンもそれぞれの役者さんを見る余裕ができたし、2回目だとすんなり解説が理解できた。
連続参加してよかった。


前回の反省を活かしつつ、今回は前に話しかけられなかった人たちに片っ端から挨拶して周る。

前回が「いのちを大事に」なら、今回は「ガンガン行こうぜ」スタイル。
初めて受けたクエストもあったり、前回詰んだところが一歩進めたり。でもやっぱり、全体像が見えないし、解決の糸口が掴めなかったな。
気になるビスティラさん(田邊さん)のクエスト受けたのに、うまく質問できなくて情報もらえず……司祭様のお願いも途中のまま……

前回見るだけで終わってしまった大詰めのところも、今回ちゃんと参加してあれこれやった。


迎えたエンディング。
前回と一緒?と思っていたが、途中からガラッと雰囲気が変わる。ゲートで、今回渡航した他の世界を観測できなくなる。世界が消えたわけじゃないらしいが、観測できないので様子がわからない。

大詰めの時の進み具合は、細かくは違っても前回と同じ感じがしたのに、何がこのエンディングを変えたんだろう??

今回も全然、ハッピーエンドじゃなかった。

これ、何とかなるんだろうか?
ベテラン参加者みんなで分担してクエストにかかれば、ハッピーエンドになる??そもそもハッピーエンド的なのはあるのか?

大詰めのところとか、参加人数少ないと厳しいのでは……なんて心配も。



次の公演の時は、また違う登場人物いるので再予習。途中になったクエストを再度受けて完遂目指すか、まだ話せてない人と話すか……頑張る!

あと、村田翔平さんゲストでオペレーター役の回なので、オペレーターのところで何か通信できたらいいな。



長くなったので、別日は②へ続きます。

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