自分なりの推し活ルール
「推し活」って言葉は便利だ。
一言で、ライブ行ったりグッズ買ったりYouTube見たりTV見たり聖地巡礼したりファンアート描いたりとか何やかんや、その行動一連をまるっと含んで表してくれる。
やばい とか、大丈夫 とかと同じ。
他の言い方だと何だろう。
ファン活動?オタ活? 何かを応援する行為?
ひとまず、今回のタイトルはそんなあれこれの自分なりに決めていることについて。
これが正しいとか正解、というわけではなく、あくまで私のマイルールなので、そこのところはご了承の程。
まず、なぜルールを決めるのか
ひとえに、私は意思が弱いから。
決めておかないと、あれもこれもと欲を出して飽和状態になってしまう。そしてすぐに面倒になって放り出してしまう。
長く好きでいたいから。
と言ってもnoteを書くときと同じで、きっちり決めてるわけではない。ガチガチに決めて縛ってしまうと、それはそれで面倒だ。
最近は自分ルールから逸れてることも多い。
意識の片隅に置いている、くらい。
● 無理をしない
すぐに疲れる性分なので、無理をしない。
平日夜遅くに開演するとか、日曜夜に自宅から遠方に行くとか、移動時間ギリギリの無茶なハシゴをしないとか。
1日7公演のフェスに通して行ったとき、さすがに体力に限界を感じた。翌日休みだったからよかったものの、通常なら2〜3公演が楽しく翌日辛くない数。
行けばすごく楽しいのも、何なら簡単に行けてしまうのも分かっている。でも、明日からの自分の生活も仕事もあるわけなので。
無理は、長続きしない。
● 公演被りは先チケ絶対
私は好きな芸人さん多いし、見に行きたい公演はお笑いに限らず演劇もある。
演劇はお笑いライブ日程が決まる何ヶ月も前にチケットを買っていることが多い。お笑いライブも日程発表は一斉じゃないし、かなり直前に決まる事もある。
とすると、すでにチケットを買っている公演と見たい公演が被ることが多々発生する。被っていなくても終演と次の開演が同じ時間で、どう考えても移動が無理だったりする。
そういう時は、先にチケット買っていた方に行く。
あとから分かった公演は、行くのを諦める。
配信あれば配信で。
飛び出しとか途中参加はしない。
これで、後から決まった公演に行くのに変える、飛び出しや途中参加で追う、をやりだすと本当にキリがない。全部観たいけど、全部は無理。
この人だけ、と1番を決めてその人が出演するものだけにすれば被る事もないのだけど、欲張りなのであの人もこの人もこの公演も見たい。
すでに買ってるチケットをリセール出せればいいが、リセール無いと自力で譲り出さない限り空席になる。……面倒なのは嫌。
一途じゃなくて申し訳ないなと思ったりするし、推しへの愛が足りないと言われればそれまでなのだけど。ちゃんと一組だけ追っている人がちょっと眩しかったりする。
● 全部は手に入らない
一つ前の項目の公演被り然り、ランダムグッズ然り。
全部は無理。
いや、無理をすれば、ちょっと手間をかければ全部できるのかもしれない。
一つ目の項目「無理をしない」と同じ。
面倒な事は嫌。
だから、全部は手に入らないと、ちゃんと理解する。
行きたい公演の全てに行く事はできないし、ランダムグッズは1種でも手に入ればラッキーだし、席がどんなに見にくい位置でもチケット当選してるだけでもありがたい事で。
● 感想はポジティブに
X(前Twitter)でお笑いライブ感想レポを書いている。コンビ名も公演名もハッシュタグも付いた、誰に見られても困らない呟き。
ネット上に残るし、芸人さんにも他のファンの目にも触れるものだから、いいことを書きたい。
でも、だからと言って嘘をついて全肯定するわけじゃない。
嫌だなとか微妙だなとか嫌いだなとか何とか思っても、それは感想に書かない。思うのは自由だから、自分の心の中に留めておく。「沈黙は金」
サークルが廃止された時に鍵垢を作ろうかと思った事もあるが、絶対にどんよりした気持ちをグルグルに煮込んだ闇鍋になる気がして、表のアカウントひとつでやっている。
その分、noteがちょっと濁りがち。
とか何とか書いているが、欲の欲するままにチケット取った結果、年明け1月の公演数が大変なことになっている。無理はしてないが無理することになりそう。
スケジュール帳見ながら、「うわあ、連日だなあー」と他人事みたいに眺めている。行きたいからチケット買ったのは確かなのだけど。
頑張ってチケ発に備えて、秒数を数えてスマホを握ってチケット買っている必死さに、自分は一体何をしているんだろう、何のためにここまで頑張ってるんだろうってふと我にかえると、何だか虚しいなって思ってしまったり。
楽しい趣味を、楽しいままに、楽しんで。
無理せず楽しく!をモットーに、ゆるゆるやっていきたい。……なるべく!