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RPAとの出会い その⑤
この前まで30℃だったのに、いつの間にか朝晩寒くて、身体が気候の変化についていけない状態です。……寒いの苦手。いち早くニットを着たら、日中すごく暑かったり……何を着ればいいのやら…。
RPAとの出会い その⑤ 踏み出した1歩は大きな1歩
2023年の6月。
このとき踏み出した1歩がなかったら、その後のRPA推進の速度も運命も、全然違うものになっていただろうなと思っています。そのくらい、私のRPA人生を変えるキッカケになった出来事でした。
心の支えの1時間
何日も言い出せなくて、勇気を振り絞り、ドキドキしながらセミナーに参加したいことを上司に伝え、ドキドキしながら受けた初めてのオンラインセミナー。
月イチのロボ研さんのRPA推進者向けのセミナーは、私の心の支えでした。
文末が「…でした」なので過去形になってしまっていますが、今も現在進行形で心の支えになっています。私のRPA人生の一生の宝物。
フローを作ることには慣れてきたけれど、自部署にも展開できないのに、全社に展開するなんて夢物語。もうPADの知識は私が私の業務のためだけに使っていればいいんじゃない?!と思ってしまう時も沢山ありました。(正直、今もたまに思ってしまったり……)
そんな枯れ果てていた私の心に、このセミナーは潤いを与えてくださいました。実際に苦労されてきた方々の言葉は響くものばかりで、セミナーの1時間はノートを書く手が止まりませんでした。出会えて良かった…、出会えていなかったらと思うと、凄く怖いです。
推進、がんばろう。
「これでみんなの仕事を楽にするんだ」とRPAと出会ったときに思った気持ちを忘れないで、もっとちゃんと推進しよう。だって、私はこんなにもPADが大好きなんだから。
私を奮い立たせてくれた大切な1時間でした。
60分間にこめた気持ち
体験会をする。
そう宣言したのは、2023年10月初旬。
ロボ研さんのセミナーを聞いていて奮い立った私は、今の気持ちを上司に伝えました。
PADを勉強するのではなくて、まずは触ってみて欲しい。
私が説明するだけじゃないくて、パソコンを用意するので、実際に自分でも触ってみてほしい。お店で化粧品のテスターを試すくらいの軽い気持ちで、自分でPADのフローを動かしてみて欲しい。
だから、勉強会じゃなくて、"体験会"としたい。
そんな希望を上司に伝えました。
■パワポ資料のバタバタ
宣言から、体験会当日までの3週間ほどはバタバタでした。
パワポ資料を作るのも大学生時代以来だったので、かれこれ○○年ぶり?!センスの知識も旧時代のまま…。(そもそも今もスライドってパワポが主流なの??他のもあるの?)
こういう時は、とにかく色々なパワポ資料を見て、感覚を養うぞ!!と、通勤中にインスタでパワポ作成ノウハウを片っ端から見ることにしました。
(普段の営業部の業務も相変わらずバタバタで、資料作りは土日集中型になってしまったことは反省点です。)
■当日使用するフロー
使用するフローは、みんなが毎月見る資料がらみの加工に決定。
本当は当日、自分でフローを組み立てて実行して貰いたかったのですが、そうすると時間が長くなってしまうのと、"気軽な体験会"という趣旨から外れてしまうので、下記のような流れに決定。
・私が作ったフローをメモ帳でみんなに渡す
・メモ帳をPADに取り込む
・フローの一部(保存先など)を自分用に変更する
・実行
そんなこんなで、2023年10月下旬。
PAD体験会を開催しました。
部署の人数が多いので、前半後半チームに分けて、時間はそれぞれ60分。
60分のうち20分は、RPAとPADの説明を。
残り時間で、実際に自分で手を動かし、フローを自分用に変更して、実行してみる。
「今日は勉強会じゃなくて、体験会です。なので、頑張って覚えようと思わなくても、必死にノートをとらなくても良いです。まわりの席の人と、分からない・難しいね・動いた?とか、しゃべりながらで良いので、気軽に話を聞いて、実際に自分の手でPADを動かしてみてください。」
PADのことを避けないで欲しい。
難しそうだから勉強したくない、関わりたくないと思わないで欲しい。PADは敵ではなくて、私たちと一緒に仕事を頑張ってくれる仲間なんだってみんなに知って欲しい。
そんな気持ちを、この60分に込めました。