【レースレポート】2023 CYCLO-CROSS WORLD CHAMPIONSHIPS
超ご無沙汰の、副島達海です。
2023 シクロクロス世界選手権のレースレポートです。
結果は、
MU23 40位
でした。
先ずは完走できた事に安心。
しかし、同クラスで後輩のシンゲンには11秒差で負け、トップの選手とは約5分も離されており、課題ばかり。
てか、レースレポート書かなさすぎです😇
ちゃんと書きます…
ーRACE INFORMATIONー
大会名 2023年 UCI シクロクロス世界選手権
開催日 2023/2/3~2/5
場所 オランダ HOOGERHEIDE
クラス 男子 U23
出走時間 13時
天候 小雨
路面状況 マッド
ーBIKE INFORMATIONー
フカヤ GHISALLO GX-110
TIRE/Challenge LIMUS
気圧1.45 BAR
WHEEL/DT Swiss CRC1100 スプライン38T チューブラー
BRAKE PAD/Vesrah Pad
SHOES/ LAKE CX237
マッドコースで有名のオランダ、ホーヘルハイデ
まず言いたいのが、なんて読むのが正解なのか。
ホーデルハイデ?ホーヘルハイデ?
多分ホーヘルハイデが正解。
ホーヘルハイデは低地の海洋粘土干拓地、湿地であるためいつもマッドレースになる。
しかし、3日に行われた試走では、恵まれた天気によりドライコースだった。
テクニカルでスピーディなコーナーが連続し、転びはしないが、とてもハードなコースだった。
しかし、前日から雨が降り出し、コンディションは悪化。
GRIFOでも走れるが、レースモードのハイスピードで使いこなせないような気がしたので、マッドのLIMSに変更してレースに挑む。
ーレーススタートー
スタートは音が鳴らず、F1のような感じ。赤から青へライトが変わり、一斉にスタート。しかも、ずっとMCは喋ってるし、音楽も流れてる。
関西シクロで言うなら、いつもの緊張する音楽が垂れ流しのままスタートする感じ。めっちゃ緊張。
スタート後は長い直線があり、その後右コーナー。
小突き合いで集団内で落車や危ない場面もあったがかわして第一コーナーへ。
スタートの勢いはいつものレースと変わらず、落ち着いていた。
その後はすぐに森林セクションのタイトなコーナー区間が始まるが、最初のコーナーを大外から侵入すると、インから突っ込んだシンゲンが轍に捕まりアウトへ突っ込んで来た。
その後もハイペースが続き、一周目が終わるが、ペースが落ちない。
え…ずっとこのペース?
ここからはあんまり覚えてない。
覚えているとしたら、一番苦しい坂のセクションが、泥で本当に進まない。みんな柵を持って走っていたようだが、それに気づけずいつもそのセクションで遅れを取ってしまった。
足も攣りかけで、気づけばラスト一周、ここで出しきるしかない。
一気にペースを上げて、一緒に走っていた選手を離していく。
最後は、最終周でオールアウトしたシンゲンの背中を見ながらゴールした。
ー何もかもが違う世界の舞台ー
今の力は出し切れた。
出し切って、40位。先頭からは、5分遅れ。
夢中で、走ることしかできなかった。
気づけば、終わっていた。
コースも規模も、何もかもが違う。
みんな言うけど、もっと早く経験したかった。
しかし、目標の完走は出来たし、得意のコーナリングでは勝る所もあった。
これが、自分の最大値ではない。
もっと強くなれる。
大切なのは、この結果と経験をこれからどう活かしていくか。
本当に貴重な経験だった。
この悔しさ、高揚感、絶望感は一生忘れないだろう。
そして、これからの練習で思い出しこの気持ちを糧に、練習に取り組みたい。
ー代表チームとして初めての遠征ー
何気に初めてな、日本代表としての遠征、そして海外。
みんな顔見知りだが、約1週間もの時間をともに過ごすのは初。
とても良いチームだった。
年が近いメンバーが多かったのもあるが、あのメンバーで世界戦へ来れたことが本当に良かった。
また来年も、みんなで来れたらいいな。
その為に、もっと頑張らないと。
ー応援、ありがとうございましたー
遠い日本から、夜遅くに、熱い応援をして頂いた多くの方々には、感謝でいっぱいです。
不甲斐ない走りで、申し訳ないです。
けど、これからもっと強くなります。
これからも、熱い応援をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!
副島 達海