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覚悟完了型レシゼクダンク

 皆さん、覚悟完了型レシゼクダンクの記事へようこそ。
 この度は”仰天のボルテッカー”で追加されたカードによって新たな可能性を得たデッキについて紹介いたします。

 申し遅れましたが、私は湯豆腐と申します。現在は徳島を中心にポケカを楽しんでいます。今回の記事が少しでも皆さんのアイデアのタネになれば幸いです。

製作背景

 キッカケは仰天のボルテッカーの新カード発表期間中の1試合でした。新カードを用いた実験も兼ねていたので、発表された新カードは使用可能としていました。
 こちらの使用デッキはムゲンダイナデッキ。私が先攻。ムゲンダイナvをベンチに2体立てつつ、エネルギーを貼るという理想的な立ち上がりでありました。しかし、その理想的な盤面はものの1ターンで破壊されました。

 ”望遠スコープ破れた扉ギラティナ2回”を追加した”クロスブレイクGX”によって。

デッキレシピ&結果

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 デッキ名は「レシゼクダンク」です。デッキレシピはこちらです。採用カードの解説は後述しますが、コンセプトはNの覚悟を主体としたゴリ押しです。後攻1ターン目に270点らいえんむそうorクロスブレイクを撃ちに行くことを目標としています。

 かなりギャンブル性が高い部分が目に付くかと思います。それだけでなく現環境で見受けられるデッキ構造と比べ違和感を覚える方も多いかと思います。そこについても後ほど解説いたします。

 結果は少人数ではありましたがジムバトル優勝。デッキがコンセプト通り回った試合はほぼ間違いなく有利な展開に持ち込めていました。

採用カード解説

 こちらでは採用したカードの枚数と解説を行います。デッキの画像を見れば大体把握できますが、細かい採用理由を記述しています。また10点満点でデッキにおける重要度をつけてます。参考になりましたら幸いです。

<ポケモン>
・レシラム&ゼクロムGX 3枚 : 10点     (以後レシゼク)
・マーシャドー&カイリキーGX 2枚 : 6点   (以後マシャリキ)
 メインとなるタッグチームポケモン。レシゼクは初動に必ずきて欲しかったため4枚でしたが、その他のパーツを組み込む枠の都合上泣く泣く3枚に。
 マシャリキは唯一の格闘タイプのタッグチームであり、タッグコールからサイトウを起動することのできる盤面を整えることができるため採用。基本的にマシャリキで殴るプランは考えておらず、サイトウ用のエネルギータンクとして採用しました。枚数はサイド落ちケアのため2枚となってます。

 メインプランが270点によってサイドを2枚以上取れる相手を倒した後、レシゼクのGX技によってクロバットVやデデンネGXを同時に倒し、サイドを取り切ることです。これを決められれば理論上は最速後攻2キルを狙うことができます。

・ファイアローV 1枚 : 9点
・ワタシラガV 1枚 : 8点
  ファイアローVは逃げエネ0枠兼ドローソースとして採用。このデッキの性質上、デデンネGXなどのドローポケモンはNの覚悟のパフォーマンスを落とす可能性があるため相性が悪いです。それでもドローしなくてはならない手札や先行ターンの場合にのみ使いたかったため採用しました。また、役割を1枚にまとめたことでエネルギーをつむ枠が増えました。
 ワタシラガVはNの覚悟で落としてしまったサポートや使ったNの覚悟を拾うことを目的としています。また、実際に50点のダメージをVMAX相手に与えた上でレシゼクによる270点のダメージを与えるプランもあります。

・ヤレユータン 1枚 : 10点
・ギラティナ 1枚 : 8点
 此度のいぶし銀ポケモン枠2枚。ヤレユータンはデッキトップにエネルギーを固定することでNの覚悟のパフォーマンスを安定させたり、ファイアローVにて手札をトラッシュする前に有効札を避難させたりなど様々な役割がありました。
 ギラティナは後ほど紹介する望遠レンズと組み合わせることで、レシゼクのGX技によるダメージが170点*2体から210点*2体になるので進化前のVポケモンを吹き飛ばすのにも重宝します。

<グッズ>
・ポケモン入れ替え 3枚 : 9点 
・タッグスイッチ 4枚 : 10点
 このデッキを最も支えているといいグッズ。足回りが重たいこともそうだが、Nの覚悟にエネルギーのつき方による選択肢のランダム性をカバーすることができる。特にタッグスイッチは後攻1ターン目に270点ダメージを与えるために必須のパーツなので必ず4枚です。画像撮影時では1枚足りなかったのでエネルギー付け替えで代用しましたが、一部無理が生じていたので4枚入れてください。

・望遠スコープ 1枚 : 9点
 仰天のボルテッカー最大の恩恵カード。これの出現によりこのデッキが生まれたと言っても過言では無いです。クロスブレイクGXの打点上昇はどういう場面でも強く、ゲームを終わらせる力がありました。とはいえ入れすぎもよく無いため1枚からスタートしました。

・ポケギア3.0 4枚 : 10点
・クイックボール 3枚 : 6点
・タッグコール 3枚 : 10点
 サーチ札です。ポケギアはこの際説明は省略します。重要なのはボール関係です。
 このデッキではデッキ内エネルギーの密度が重要となります。Nの覚悟やサイトウのパフォーマンスが勝敗に直結するからです。そのため"ボールですらエネルギーにしたい"というわけです。またドローに力を入れていないため、手札を消費するクイックボールもやや価値が下がってしまいます。故にポケモンのサーチ関連のカードは最低限度に抑えたいです。

<サポート>
・Nの覚悟 4枚
・サイトウ 4枚
・溶接工 2枚
 撃ってエネ加速しましょう。ちなみにドローに力を割いていない分、手札1枚からでも起動できるサイトウとNの覚悟は最優先につめましょう。

<エネルギー>
・基本エネルギー
 炎14枚 雷9枚
 溶接工を搭載しているため炎にやや寄せています。

終わりに

 正直、ジムバトルで優勝した後にここまで反響があるとは思いませんでした。自分としてもこのデッキに出会えて考察することで1つ成長できました。このデッキの発想をくれた方に本当に感謝です。
 皆様が好きなカードを思う存分楽しむためのデッキを作るための一助になれば幸いです。ここまで見てくださりありがとうございました。

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