DATE関数について
Tableauで日付データを計算フィールドで作成する際に使用するDATE関数を紹介したいと思います。
まず、「計算フィールドの作成」をクリックします。
日付を選択、DATEと入力すると、以下の関数が表示されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701096006879-QclD5hIA5E.png?width=1200)
今回は、使用頻度が高いと思った以下の3つの関数について説明したいと思います。
DATEADD
DATEPART
DATETRUNC
DATEADD
DATEADD関数は、年・月・日 単位で取得したいときに使用します。
式
DATEADD('日付部分',間隔,日付)
TODAY()が2023/11/28のとき
来月
DATEADD('month',1,TODAY()) ⇒ 2023/12/28
前年
DATEADD('year',-1,TODAY()) ⇒ 2022/11/28
おととい
DATEADD('day',-2,TODAY()) ⇒ 2023/11/26
となります。
※過去の日付を取得する場合は、-(マイナス)を付ける必要があるので、注意!
DATEPART
DATEPART関数は、指定された日付の部分を整数で表示したいときに使用します。週の始まりを省略すると、週の開始曜日はデータソースに構成された開始曜日によって決定されます。
式
DATEPART('暦の単位',日付,[週の始まり])
TODAY()が2023/11/28のとき
年
DATEPART('year',TODAY()) ⇒ 2023
月
DATEPART('month',TODAY()) ⇒ 11
日
DATEPART('day',TODAY()) ⇒ 28
となります。
DATETRUNC
DATETRUNC関数は、指定された日付の部分を指定された制度で切り捨て、新しい日付を表示するときに使用します。週の始まりを省略すると、週の開始曜日はデータソースに構成された開始曜日によって決定されます。
式
DATETRUNC('日付部分',日付,[週の始まり])
TODAY()が2023/11/28のとき
月(月初を取得したいとき)
DATETRUNC('month',TODAY()) ⇒ 2023/11/01
月(先月末を取得したいとき)
DATETRUNC('month',TODAY())-1 ⇒ 2023/10/31
四半期(四半期月を取得したいとき)
DATETRUNC('quarter',TODAY()) ⇒ 2023/10/01
となります。月初や月末を取得したいときに便利な機能です。
以上、今回はDATE関数で使用頻度が高いと思った3つの関数を紹介させていただきました。
またの機会があれば今回紹介できなかった他のDATE関数についても説明紹介できればと思います。
ありがとうございました。