一文字プレイリストvol.5『哀』
2021.02.28
会社の先輩のススメで「Sex And The City」を観始めました。なかなか話が完結しないのでドラマを観るのは苦手だったのですが、ほぼ1話完結のような内容で20分ちょっとという手頃感が私にはピッタリでした。
素敵女子達がわちゃわちゃする私の好みドストライクな作品で、大人の女を学んでいます。自粛で人に会わないし出逢いも無いので、自分磨きとか美容とかサボりがちだったんですが「自分このままではやばいぞ」という強烈な危機感を与えてくれるのも嬉しいポイントです。(ちなみに、この週末はネイルに睫毛パーマをして定期的に開催するドレスの試着会をしました。ワタシにとっては大きな進歩です。)
さて、プレイリスト企画は「喜怒哀楽」シリーズの3番目「哀」です。
〖哀〗 アイ・あわれ・あわれむ かなしい・かなしむ・あわれむ。
「哀憫(あいびん)・哀憐(あいれん)」
悲しむ。悲しい。心をいためる。
「哀歓・哀愁・哀傷・哀悼・悲哀・喜怒哀楽」
(あわれみをもよおすように)熱心に望む。
「哀願・哀訴」
作ったプレイリストはこちら。これまでのプレイリストと比較して邦楽が多めになりました。
実を言うとこのプレイリストは4つの中で一番悩まずに作れました。悲しいときに聴く曲、聴くと悲しい気持ちになる曲は多くはないけど鮮明にひどく記憶に残るものです。
01.Say Something/Pentatonix
1曲は迷うことなくこの曲でした。個人的に原曲よりもPentatonixバージョンの方が好きです。どうしても時間がない方は2'45からのアレンジ箇所だけでも聴いていただきたいくらい。
Say something, I'm giving up on you
I'll be the one, if you want me to
Anywhere, I would've followed you
Say something, I'm giving up on you
あなたが望んでくれさえすれば私はあなたのものになるのに、たった一言だけ言ってくれたら・・・と、(恥ずかしいので具体的には言わないですが)まさにそう思って諦めてしまいそうな経験が私にもあったりしました。
ちなみに、この曲との出逢いはアルバイト時代の一番しんどくて辛かったダンス公演案件でした。ダンスだけで物語が進行していく公演で照明をプランナーから丸投げされまして、お客さんが作った分厚い進行表と初めて聴く15曲くらいを必死に覚えて…拡張されたステージに合わせて夜通しシュートし直したのを今も鮮明に覚えています。(目の下の黒ずみはこの時から現れたと思っています)
しかもこの公演、なんたって曲が生歌・生演奏なんですよ。自分でカウント取って合わせないといけない。振り付けに合わせたらいいじゃんと思うかもしれませんが、目の前にひな壇が組まれていて観客が入るとステージが半分も見えず・・・本当に大好きな会場だったのですが、地震でも来て壊れてしまわないかなと思うくらい精神的に辛かったです。
そんな公演の中で使われていた1曲でした。前述の苦労もあり、後で動画を見返した時には綺麗に音と動きと光がピッタリ合ったタイミングで我ながら涙が出ました。それ以降、ミュージカルやファッションショーなどの案件が入ることもありましたが、1度途轍もない苦労をして乗り越えるとなんだってできました。そんな意味でも思い出深い曲です。
04.Pinkie/BUMP OF CHICKEN
幼少期から唯一聴き続けていた日本のアーティストがバンプでした。母が夕飯を作る際にはよくCDを流していたので、曲名は知らないものの大体の曲は知っている。そんな存在でした。
RayのPVを観たのをきっかけにライブに興味を持ち、butterflyツアー日産スタジアム公演でBUMPのライブデビューをしました。初ライブにして前から10列目くらいでハイタッチもできると言う貴重な体験。それからと言うものツアーの度にライブに足を運んでいました。
Pinkieはライブで出会った曲です。母はアルバムしか買っていなかったので、シングルカップリングのみだったこの曲は知らなかったのですが、知らない曲だからこそあのライブの場で歌詞の意味を必死に拾って感じて聴いた曲だったと思います。
人によっては何が哀しいの?と思う曲かもしれませんが、ライブの情景を思い出しては心がぎゅっとなるような哀しげなイメージを持っていました。
そして今はあの瞬間・あの場所であなただけが聴いてくれたらいいと歌ってくれたのに、直井さんの活動自粛後どうしてももう一度積極的にバンプの音楽に触れることができない自分にとってはとても悲しくて切ない曲になってしまいました。
4人一緒の姿がとても好きだったので、あの頃と同じとはいかなくともまた4人のBUMP OF CHICKENが見れる日を待っていたいと思います。
10.Tiny Dancer/Taron Egerton
映画「ロケットマン」のサウンドトラックからTiny Dancerを選びました。
エルトンの曲を聴いている時は純粋な愛の歌だと思っていたのですが、映画を観てこの印象は180度変わりました。
ここで何故変わったのかを書いてもいいのですが、どうしてもあの絶妙な感情を見事に表現した映像と合わせて知ってほしいので是非映画を観て答え合わせをしてください!笑
ちなみに、当時一人で映画館でこの「ロケットマン」を観ました。絶対に大好きなYour Songのシーンで泣いてしまうと思っていたのですが、終わってみるとTiny Dancerのシーンで一番泣いていましたね。今も聴くとうるっとしてしまうそんな曲です。
まとめ
最後の紹介は手を抜いたわけではないのでお許しください。是非映画を観てほしいのです。
哀しいときに聴くとひとりじゃない自分だけじゃないという感じがして少し気持ちがラクになったり・・・哀しい音楽ってそんな存在じゃないかなって思います。
ぜひ聴いてもらえると嬉しいです。
anelog
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