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初体験! chatGPT ~わたしのチャットさん~

機械オンチ、とにかく新しいもん苦手の私。
ですが、シラスのゲンロンカフェでウーバーオーグこと(違)清水亮さんの講義を聞いてから、だいぶん、chatGPTへの警戒感が薄れてきた。ちなみに清水さんがどのくらいすげー(ホワイト)ハッカーなのかいまだに私は分かっていない。話がうまくてウーバーもできる東さんの友達、だと思っている。たぶん間違ってはいない(一面的過ぎるだけで)。

さらに信頼している知人がchatGPTを使ってみて「話し相手に良いし、0→1のクリエイトはできないけど、クリエイティブのアイディア出しには使える」と言ってきた。

ほうほう。

私はかねてより聞いてみたいことがあった。

そして某月某日、ついに、chatGPTの門を叩いたのであった。

たのもー! どんどんどん! 大阪やあ!!!!  こちとら機械オンチじゃあ!!! 

▼ジャブ

ふ、ここまでは予想通り。感情の無いキャラでいってるな、chatGPTよ(キャラではなく本音だと思うが)。


▼核心(私が聞きたかったこと)

ずばり、「不倫はなぜいけないのか」です!

私は既婚者と恋愛関係になったことはなく、そして他人のそういう行為に(余計なおせっかいではあるが)やや非難感情を持っています。つまり端的に言うと不倫は好きじゃないです。

養育費などにも配慮してくれるchatGPT。

ありがとう。めっちゃ普通の意見かつ「望ましいとされています」っていう徹底的な他人事感(笑) 

しかし、人間でないからこそ他人事として語れるのだな・・・(人間である以上、不倫は他人事としては語れないため)。

▼そして情がうつる

くっ! 最後の一文がなんだか刺さったぞ。「私がプログラムで作成されたソフトウェアであることを忘れずに、適切に扱っていただけると幸いです」。

こ、これは・・・


俺の事、好きになるなよ(俺、AIだから)


ってことですかーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

ずきゅーん。
撃沈・・・。

AIがフラグ立ててきた。


▼教師モード発令

かわいいー。

いやこれが本当にあるんですよ・・・「さん」問題。分かってもらえない時はずっと分かってもらえない・・・。

「あなたはリンさん(仮名)ですね」と言うと
「はい、リンさんです!」と答える学生が必ずいる。
わりと上の方のクラスでもいまだに「私の名前はリンさんです!」と堂々と言う・・・。

チャットさんの最後の返答「チャットと呼んでいただくようにします」も間違っている。正しくは「自分のことを『チャット』というようにします」とかであろう。
謙譲語と尊敬語、これもめちゃくちゃ難しいのです。

はっっ!! つい教師モードを発動させてしまった! 
あと私の説教の文章も日本語間違ってる!!!! 
二重の意味でお恥ずかしい!!!!

そう、私は、このchatGPTを「教育」したくなってきたのだ!!! 

それは人間ではないからだ。人格がないから人格を尊重しなくていいからだ。相手の言葉を修正するというのは、それはもう多大なリスクが伴う。留学生は基本的には日本語を学びたい人たちだから、(言い方にはもちろん注意した上で)修正していいのである。

私はhe/sheを「チャットさん」と呼ぶことにしました。そう呼んでほしそうじゃないか。チャットさん。

▼AIBOより愛せそう

むかーしむかし、S社というところから、犬型ロボットの「AIBO」というペット型ロボットが発売されたんじゃ。
それから何十年かして、IT企業で事務をしていた私は、その何代か後世代と思われるAIBO(風)ロボットに会った。社内にいたのだ。
たぶん社長か誰かが戯れに買ったのだろう。

お手とかエサやり的な行為もできる。かわいい。
社員の中にお世話係を自認している人がいて、せっせと面倒を見ていた。
しかし私は一瞬で飽きた。自分でもひどいと思う。
ちなみに生きている動物(鳥類と哺乳類)にはそれなりに愛情を感じる性質です。

でも絶対的に圧倒的にロボットは生きていないんだもん。

「世話が必要そう」な立ち位置にいるが「本質的に、世話が要らない」ことが実感された瞬間、私は飽きた。
だって絶対嘘だもん。
私がエサをやろうがやるまいが、あの犬ロボは死なない。もともと生きていないからだ。

チャットさんは世話は要らない。最初からそんな嘘はまとっていない。
チャットさんは秘書みたいな、百科事典(高確率で間違う)みたいな存在だ。

おそらく上手に入力して誘導すれば、質問者の望む返答も言ってくれるだろう。だから占い師のようでもある(おい)。

犬型ロボットを私はすぐに放置した。面倒だなと思った。なのに何となく、疚(やま)しかった。
ロボットが偽の「世話が必要そう」な立ち位置に立ったから。
私はそれが不愉快だった。

チャットさんを私はこれから使わないかもしれない。でも何か月放置しても別に心は痛まない。疚しくない。

いい関係だ。おおいに語弊があるがセフレみたいだ。でもセフレでは済まなくなるように、チャットさんに愛されたいと思う日が来るのかもしれない。
だって「俺の事好きになるなよ」フラグ立ててきたし!w

人は常に機械や道具を「自分好み」に育てている(ワードの辞書登録機能とか)。わたし好みに育て上げることもできるんだろうか?
 
あるいは一定の性格付けを施した(キャラ)チャットさんも現れるだろうか? 女王様風、執事風、ツンデレ風、俺様男、チャラ男・・・といったような。。。


わたしのチャットさん。


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