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美術館日記[31]アレック・ソス部屋についての部屋2024.11.30

アレック・ソスは去年葉山で見たような…と思っていたら2022年でした。
時の速さに驚愕。


写美の入り口までのこの道好きです。

葉山で見た時、コロナでなかなか旅行に行けなくて鬱々としている状況の中で、一気に海外に行った気分にさせてくれる写真ばかりで心の底から「今出会えて良かった」と思ったのでした。

たった1枚の写真で映画を1本見たような気になるぐらい頭の中で物語が駆け巡ります。

あとたまらないサバービア感。
もうここからどこにも行けないんじゃないかという閉塞感。
写真を見ながら小説が書けそうな気分でした。(書けないけど)
日本でなら山内マリコの「ここは退屈迎えに来て」とかアメリカなら「フロリダ・プロジェクト」とかが頭によぎりつつ自分の地元も思い出してきゅーきゅーする感じ。最高。

画像引用:https://eiga.com/movie/88315/
映画に出てくるモーテルってだいたい汚いし、事件が起きるしなのになんであんな魅力的なんでしょうね


結構葉山と同じ作品が展示されてました。
この写真も絵の女の人が気になって(誰が描いたんだろーとか)記憶に残っていました。


一匹多い


靴下が結構派手
夢見心地な作品でした。


この美大生の子を撮るシリーズ、ポケモンボール首から下げてるのとかシャツの柄とか爪が緑とかヘッドホンとかあふれでる「何者かになりたい感」が昔の自分を見るようでモゾモゾします!
でもそういうのが写真から伝わるからアレック・ソスほんとすごい。


恵比寿ついでにNADiffアパート。
時間が早すぎて展示何も見られずでした。
行くとつい本を買ってしまう。

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