【S12最終73位/レート2089】パルデアラオスカイリュー
【始めに】
どうも〜ゆで次郎です。
S12お疲れ様でした。
ついに念願の最終2桁を達成できたので、
構築を紹介したいと思います。
1.使用構築
2.構築経緯
以下常態
フロルツツミラオスサフゴカイリュー@1を
一旦試すことにした.が,
暁ガチグマに安定しなかったので解散した.
フロルツツミラオスは微妙だったが,
こだわりトリックサーフゴー+カイリュー
の並びは強いと感じたため,
次の構築でも使いたいと考えていた.
また,この環境で勝つためには,
1,初手暁ガチグマorカイリューに展開を取る
2,電磁波展開に屈しない
の2つが必要だと感じたため,
S11の上位構築を漁り
自分の使えそうな強そうな動きを探した.
そこで,S11に10位を獲られたりーさんの
スカーフ水ラオス+準速眼鏡サーフゴー
が上記の要素を満たしたため採用した.
(無断転載なので問題があれば消します)
残りの4体はりーさんの構築を参考に,
同じ要素を満たす自分好みのポケモンを
寄せ集めて,試作構築が次のように完成した.
1,スカーフ水ラオス
2,眼鏡サーフゴー
3,いかさまダイスカイリュー
4,オボンディンルー
5,タスキパオジアン
6,ブーストエナジーハバタクカミ
この構築を使い1900までは上げることができたが
1,竈ポンが重すぎる
2,ディンルーが重い
3,エナジーカミが重め
4,カミが思ったよりも動きにくい
の問題から1850前後で停滞していた.
そこで,カイリューをHBに厚い型すれば
竈ポンに後出しから展開が取れつつ
カイリューのストッパーになれることに気づき
カイリューをHB電磁波アンコに変更した.
おまけのように,
電磁波カイリュー+眼鏡サーフゴー
という強い並びができた.
エナジーカミの採用理由が薄くなったため
変更することにした.
サーフゴーとディンルーとハバタクカミに
強めなポケモンを何匹か試したところ,
HAB竈ポンの使用感がよかったため採用した.
りーさんの構築にも採用されていたため
今となっては,もっと早く試すべきであった.
この構築で28日に1850から15勝4敗で2000に
のせることができたため,構築の完成とした.
3.コンセプト
・強いポケモンを強く使う
・タイプ補完に優れた数値の高いポケモンで
固めて,対面とサイクルを柔軟に使い分ける
・上から高火力で殴ることで下振れを減らす
4.個体紹介
・かっこ内は実数値
・+は性格補正1.1倍
・配置順に紹介
1.連撃ウーラオス@こだわりスカーフ
H108(189)-A164+(188)-B4(121)-Cx-D4(81)-S228(146)
調整はりーさんのウーラオスそのままです
軸1
道具込みで全ポケモンで一番好きなポケモン.
命中安定の一貫性のある高火力技を
高いSから押し付けるのがシンプルに強力.
対面性能とリーチを大幅に強化できる水テラス
水テラス水流連打のリーチはすさまじく
ゴツメ1回のスリップを入れると
H振りのオーガポンを確定で落とすことができる.
(156~186ダメ/100.0~119.2%)
耐久振りにすることで,カイリューへの
切り返し性能が上昇するだけでなく,
半減7つのタイプを生かした
サイクル性能が向上する.
スカーフウーラオスは
暁ガチグマと
匿名性込みでゴツメカイリューが
とにかくきつかったが,
いかさまダイスが増えたことと
後述する眼鏡サーフゴーという
相棒を得たことで格段に出しやすくなった.
引用元からアイススピナーを
上振れ要素として冷凍パンチに変更した.
しかし,B-1のASカイリューに対して.
A188ウーラオスの技が
冷凍パンチ:82.6~98.2%
スピナー:87.4%~104.1%(乱数25%)となり
カイリューへのダメージがそこそこ変わり
実際試合にも影響したためスピナーでいいと思われる.
選出率2位
2.オーガポン@かまどのめん
H252(183)-A92+(167)-B164(125)-Cx-D4(117)-28(134)
調整はS11 15位のCygnusさんの調整をお借りしました
最後に入ってきた最高のラストピース
ここまでHBに振ることで,
前述したウーラオスと
同程度の物理耐久を得ることができ,
対水ウーラオスがかなり安定する.
技構成はがんせきふうじとじゃれつくで悩んだが
トドロクツキが増加したことと,
カイリューへの打点を重視してじゃれつくとした.
水ウーラオスとの相性補完がかなり良く
ウーラオスに飛んでくる,
じゃれつく,グラススライダー,
パオジアンの電気テラバーストなどに
受け出しして切り返す動きが強力だった.
パワーウィップとつるぎのまいが無いことで
ディンルーへの遂行が遅いのが
少しネックだったため
技構成はまだ改善の余地がありそう.
選出率5位
3.パオジアン@きあいのタスキ
H(155)-A252+(189)-B4(101)-Cx-D(85)-S252(187)
普通のタスキパオジアン
ストッパーと対面枠として採用したが,
この構築上で唯一サイクル介入が難しく
カイリューも他で止められたため
最終日は多分1回も出していない.
サイコファングは壁構築に刺せたらいいなと
思っていたが,環境にいた壁役が
オーロンゲとゴツメAキュウコンだったため
撃つ機会はほとんどなかった.
要検討枠
選出率6位
4.サーフゴー@こだわりメガネ
H100(175)-Ax(58)-B4(116)-C148+(189)-D4(112)-S252(136)
軸2
今期MVP
変化技無効
鋼ゴーストの優秀すぎるタイプ
眼鏡ゴールドラッシュの破壊力
中速帯を上から殴る準速
行動保障+詰ませの飛行テラス
全てが神だった.
変化技無効があまりにも偉く,
ウーラオスが呼ぶ
ドヒドイデ,モロバレル,ヘイラッシャ
HBカイリュー,HBサーフゴーなどを
受け出しから誘殺できた.
準速にすることで,
大体のグローブウーラオス,
チョッキキラフロルなど
殴るタイプの処理がめんどくさいポケモンにも
強く出られるようになり,非常に出しやすかった.
特にでんじはの入ったS+2カイリューを
上から処理できるのが非常に強かった
また,飛行テラスが非常に偉く,
・地震を透かす
・弱点をすべて等倍以下にする
要素も十分に強いが,
・ガチグマの真空波半減
これが,あまりにも偉かった
真空波に対してテラスゴールドラッシュで
切り返すことで,本来後出しが許されない
シルクのスカーフテラスブラッドムーンにも
後出しが成立するようになる.
予想されにくい縛り関係の逆転は
試合を終わらせるには十分なパワーを
持っていることを実感した.
来期も使いたい
選出率1位
5.カイリュー@ゴツゴツメット
H244(197)-A-(125)-B196+(154)-C4(121)-D28(124)-S36(105)
H:奇数最大
B:11n
C:端数
D:余り
S:準速ガチグマ抜き
カイリュー枠
サーフゴー,水ウーラオスとの補完に優れ
きついポケモンをマルチスケイルと
でんじはで誤魔化していく.
有象無象の物理ポケモンを削り
水ウーラオスの圏内に入れるために
アイテムはゴツゴツメット.
前期のスケイルショットカイリューの記事から
カイリューに対して鋼テラスアイアンヘッドを
押す人が一定数いたため,
スケイルショットと両対応するための鋼テラス.
ムーンフォース半減でもあるため
ステロ+眼鏡カミに対してテラス電磁波
で足を奪い,裏で処理する動きも強かった.
でんじはとアンコールによる,
対応範囲の広さは無理な構築を
減らすことに非常に寄与した.
もう少しSとDが欲しい場面もあったため,
調整に関しては改善の余地がありそう
選出率3位
6.ディンルー@オボンのみ
H244(261)-A(130)-B116+(176)-Cx-D148(119)-(55)
調整はS11 1位のうわっきーさんの調整をお借りしました
マジレス6代表
以前はガチグマの上から動くために
Sに振った型を採用していたが
暁ガチグマのSラインが上がったため
上を取ることを諦め耐久に振った型を採用した
技構成は
メガネカミ意識のヘビーボンバー
構築に依存せず削りを行えるカタストロフィ
積みとエナジーを流し
選出を確認するふきとばし
タスキ持ちと有象無象を削るために
ステルスロックの4つとした
主に対イーユイで地震が欲しくなることも
多々あったが
ステロ+ヘビーボンバー+石火で
何とかなったため
この技構成に落ち着いた
テラスはパオ,ラオス,イーユイ意識の水
ステルスロックが本当に強く
相手の耐久調整を壊し
対カイリューを格段に楽にしてくれた
また,高すぎる耐久と吹き飛ばしにより
相手の選出を割り,ゲームプランを一方的に
組み立てることができる点が非常に強力だった.
有利なエナジーカミが増加していたのも
追い風だった.
吹き飛ばしで流すだけでも
裏のウーラオスで縛れるようになるため,
対エナジーカミを一気に楽にしてくれた.
このポケモンの練度を高めることが9世代で
安定して勝つために1番重要なのではないかと
感じるほどHP管理が仕事量に直結した
最高のポケモン.ありがとう.
選出率4位
5.選出
1,ウーラオス+サーフゴー+カイリュー
一番多かった選出
カイリューをクッションにして
ウーラオスかサーフゴーを通す
他は割と柔軟に変えていました
特定のポケモンが見えたら
1体を確定にして残りを考える
出し方が多かったです.
選出はさらに練度を上げることで
細分化と固定化を行いたいです.
6.最後に
ここまで閲覧ありがとうございました.
自身初の最終2桁ということで,
勝ち切ることができた要因を
自分なりに考えてみました.
構築が強かったのが一番だとは思いますが,
負け試合の後に気持ちを切り替え,
対戦中のダメージ計算をさぼらず行い続け
最後まで勝ち筋を追えたことが
この結果につながったのだと思いました.
この結果に慢心せずに,
できることをすべてやるの精神で
上を目指していきたいと思います.
質問や相談は@YudeJiro_pokeのDMまでお願いいたします.