短時間労働のススメ
ぼくは常日頃から「もっとラクに働く方法はないのか?」と考えていて、その結果を端的にまとめたのが今回のポストです。
世の中にはがむしゃらに長時間労働している人がたくさんいますが、実はビジネスモデル次第で時給は大きく変わるし、結果的に働く時間を短くすることだって可能だとぼくは考えています。
特に整体師のような個人ベースのサービス業は、ほぼ自分の人件費だけでビジネスを回せるため、時給5,000円、さらには1万円以上になることも珍しくありません。
そして生まれた余剰金を資産に変えることで、もっとラクに生きられる。それが今回のポストの主張です。
ここでは、なぜぼくがこのような考えに至ったのか、どんなメリットがあるのか、どうやって実践すればいいのか、そしてぼく自身の経験を交えながら深掘りしてお話しします。
なぜこのポストをしたのか
背景と経緯
ぼくは整体師として独立開業した知り合いを見てきましたが、彼を見ていて衝撃を受けました。整体師は一度開業すると、家賃と光熱費以外に大きなコストがかからないため、売上からほとんどが自分の手元に残るんです。
たとえば、1回1万円の施術を1日5人こなせば、1日の売上は5万円。そこから数千円程度の家賃や光熱費などの固定費を引いても、ほとんどが利益になる。つまり、サービス単価が高く、ランニングコストが低いビジネスモデルだと、自分の労働時間がそのまま利益になるわけです。
動機
ただ、こういうビジネス構造を理解していても、働き方を変えない人はたくさんいます。ひたすら「お客さんを入れられるだけ入れる」スタイルで働いて、最終的には疲れきってしまう。
せっかくの高時給を活かし切れていない。そこでぼくは、「そんなに無闇に働かなくてもいいんじゃないか?」と思うようになり、余剰金を生み出して資産形成に回すことでさらにラクになれるのでは、と考えました。こうした思いを端的に表現したのが今回のポストです。
ポストが解決する課題とメリット
1. 働く時間を短縮できる
時給が高いサービスビジネスなら、無理に数をこなさずとも最低限の売上を達成できます。すると自由な時間が生まれ、体力的にも精神的にも余裕が出てくるのが大きなメリットです。
2. 生活の質が向上する
短い労働時間でも十分な収入が得られると、趣味や家族との時間を増やすことができます。自己投資に使う時間も増えるため、長期的なスキルアップにもつながります。
3. リスクを抑えた資産形成が可能になる
余剰金が生まれれば、そのお金を投資に回すことでお金自体にも働いてもらえます。預貯金や株式投資、不動産投資など、さまざまな投資先がありますが、少額からでも始めることで中長期的に資産を増やせる可能性が高まります。
具体的な行動プラン
1. 単価を見直す
まずは自分のビジネスの単価設定を再チェックしましょう。低価格で大量にこなすモデルだと、体力も精神力もすり減らします。それよりも、ターゲットを絞り込んで単価を上げる方が自分もお客さんもハッピーになりやすいです。
2. 固定費を削減する
事務所や店舗の家賃、光熱費、広告費などの固定費を見直して、必要最小限に抑えられないか検討しましょう。空いた資金を広告費などの「攻めのコスト」に回すか、あるいはそのまま投資に回すのも手です。
3. 無闇に働かず、時間管理を徹底する
高単価化が進むと、どうしても「もっと稼ぎたい」という気持ちから働く時間を増やしがちです。しかし、余力を残しながら仕事のクオリティを保つことが重要。1日の施術数やサービス提供数を限定することで、リピーターの満足度が上がり、結果的に利益率も高まります。
4. 余剰金を投資・資産形成に回す
無理のない範囲で投資にチャレンジしましょう。株式投資、債券、不動産投資など、選択肢はいろいろありますが、まずは自分が理解できる範囲で始めることが大切です。特に「毎月定額で積み立てる」という方法はリスクを分散しやすく、長期的な資産形成に向いています。
ぼく自身の体験談・思考プロセス
ぼくも以前は、一日にたくさんのお客さんを入れれば入れるほど収入が増えるものだと信じて、根性論で突っ走った時期があります。でも、それだと体力が限界に来て、忙しさで精神的にも追い込まれていました。施術をすればするほど疲れがたまって、サービスのクオリティも落ちるという悪循環に陥ったんです。
しかしあるとき、「本当にこのままでいいのか?」と自問してみました。そこで料金を少し上げて、お客さんを絞ってでも、一人ひとりにより質の高い施術を提供するスタイルに変えてみたんです。すると、不思議なことにリピート率が上がって、結果的には売上も利益率も増えました。さらに、余った時間をマーケティングや投資の勉強に使ったことで、収入の複線化にも成功しました。
この経験から、「短時間で高収益」を実現する方法はいくらでもあると確信しました。それを誰かにシェアしたくて、今回のポストをしたわけです。
まとめ
結局のところ、働く時間を短くしても十分な収入を得ることは可能です。
ポイントは、「自分の労力だけで付加価値を高められるビジネスモデルかどうか」を見極めること。そして高単価なサービスを提供しつつ、固定費を抑えることで余剰資金を生み出し、それを投資に回す。そうすれば、自分の体力と時間を少ない労働に集中できるようになり、長期的な資産形成への道も開けます。
長時間労働を続けるのは、やればやるほど“頑張っている感”は得られますが、疲弊するリスクも高いです。むしろ、短い時間でも高収益を得られる仕組みを作り、浮いた資金と時間でさらに自分を磨いたり投資に挑戦したりする方が、これからの時代には合っているのではないでしょうか。
ぼくはそう考えていますし、今回のポストを通して、一人でも多くの人がこの考え方に気づいてくれたらうれしいです。
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